ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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6703.2025年9月19日(金) 次の自民党総裁には誰が適任か?

 自民党総裁選の立候補者が大体出馬宣言を行った。メディア報道や世評から見ると、前評判では高市早苗・元経済安全保障相が30%近くを占め、次いで小泉進次郎・農林水産相で、他の3人は大分離されているという。

 私は個人的には高市氏に関しては信頼するには少々問題があると思っている。仮に首相になったら、外交面で中国や韓国との関係を悪化させる恐れがあり、派閥容認派であり、国内的にもこれまで要職にありながらこれという目立つような実績を残していない。特に、気になるのは戦後生まれのせいもあり戦争を知らないくせに、知ったかぶりをして極右的行動に走り戦争に前向きであることであり、そのアピールのために事あるごとに靖国神社へ参拝している。彼女が首相になったら防衛費には糸目を付けないだろうし、トランプ大統領に対して多くの面で譲歩しながら、アメリカ従属化を定着させることが懸念される。

 幸いにしてここへ来て自民議員の間で彼女への支持が伸び悩んでいることである。石破首相は、官房長官として堅実に職務を果たしてくれた林官房長官を推したいが、自民党内において林氏への支持が弱いことが気がかりのようだ。私も林官房長官には派手さはないが、能力的にも問題ないし、麻生太郎氏のような旧勢力派への気遣いなども敢えてしない点などは、真っ当だと思って、5人の中では一番信頼し得る総裁候補だと思っている。政治空白を埋める意味でも、来月に党員選挙を行うなどと言わずに、本来ならもっと早く決着をつけるべきだと思う。

 さて、今日は大相撲秋場所6日目で連日「満員御礼」の垂れ幕が下がっている。大相撲も意外に外国人観光客に人気があり、大分盛り上がっている。その大相撲見学に来日中のイギリスのエティンバラ公爵ご夫妻が今日国技館にお出でになられた。どういう事情か分からないが、国技館玄関でご夫妻が到着されるのを出迎えられたのが、八角理事長と十両の朝の山関だけだったようだ。横綱、大関ら並みいる上位力士を差し置いて、十両の朝の山関がそういう立場に立たされた理由が本人も分からないようだった。それでも朝の山自身は、相撲では勝った後にお出迎えとなったので、ホッとしたと本人も言っていた。

 そういえば、朝の山関は2019年夏場所で優勝した千秋楽に、当時1期目のトランプ大統領が安倍晋三元首相とともに観戦され、アメリカ大統領杯を授与されたことがある。それにしても一介の十両力士が、イギリスのチャールズ国王の弟君であるエディンバラ公のご令息王子をお出迎えするとは、いけないことではないが、礼儀上もきちんと最高位の横綱がお出迎えするよう取り決められた方が良いのではないだろうか。

 どうも腑に落ちないが、今日大相撲をテレビ観戦してもまったく公爵ご夫妻の動静は伝えられず、姿も映されなかった。相撲を観戦することなく、国技館を離れたのだろうか。ネットを見ても全くと言っていいほどニュースは載っていない。滞日中に天皇、皇后両陛下にはお会いになり、その後大阪万博へ行かれるそうだが、公爵ご夫妻に相撲関連のニュースはない。一体どうなっているのだろうか。

2025年9月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6702.2025年9月18日(木) FRB金利引き下げで日本経済まで好況風

 今日まで3日間連続でクリニック通いである。2年前に東京医療センターで変形性関節症と診断された左手指の定期健診である。その後大きな痛みを伴うような症状はなくなったが、数日前にきつく紐を縛った時に左手中指の第1,2関節が突然硬直したままで往生したことがあったので、その点を担当医師に話した。医師は、あまり関節症の辺りを曲げることは、例えリハビリのためでも止めた方が良いとのアドバイスをいただき、今後は必要なリハビリだけを続けることにした。その他に毎度気になっている糖尿病の基準値HbA1cと蛋白質の指標CRPは、ほんの僅かであるが下がっていたので安心している。この結果を明日、整形外科医に報告するつもりである。これで4日間医者通いということになる。

 さて、今日日経平均株価が、午後になって大幅に上昇し、一時700円高を示し、今日の終値は前日比513円高の45,303円と史上最高値となった。これは言うまでもなく、昨日アメリカの連邦準備理事会(FRB)が0.25%の利下げを発表した影響によるものである。景気低迷に悩み続けていたトランプ大統領が、しきりに長期金利の値下げを求めてパウエルFRB議長に圧力をかけていたが、遂にトランプ帝王に屈服させられた感がある。まだ年内に0.25%の利下げを2度ほど行うだろうとの憶測もあり、今後どういう道筋を辿ることになるのか不明だが、トランプ大統領としては、してやったりの気分であろう。トランプ氏は、自らの権限とは無関係のこのような専門的な金融問題にも口を挟んでくる。これでパウエル議長の寿命も先が見えたようだ。

 いずれにせよ、長期金利の利下げによりウォール・ストリート企業の株価は上がったようだ。いつまで好況が続くか分からないが、その影響をもろに受けて日本の株式市況も、4日連続して史上最高値を記録し、しばらくはこのまま好調を維持することになるだろう。

 ところで、昨日の朝日「天声人語」に面白い話題が紹介されていた。かつて漫画「サザエさん」には夢中になったものだが、それ以外はあまり漫画を見ることはなく、今流行りの漫画もタイトルは承知しているが、内容はまるで分らない。昨朝の「天声人語」の面白い話題として、赤塚不二夫の「天才バカボン」を面白い視点から取り上げている。学歴詐称の田久保・伊東市長を皮肉っているのである。天才バカボンのパパは、バカ田大学を首席で卒業した。校歌は♪都の西北 早稲田のとなり~♪だそうである。母校慶應についても「『バカの王者』テイノウ義塾大学」とある。我々も学生時代に「テイノウミジュク(低能未熟)大学不経済学部」と自虐的に言ったこともある。毎朝NHK朝ドラ「あんぱん」で、やなせたかしの「あんぱんまん」のドラマ化により漫画の内容を知ることになったが、中々微笑ましい朝ドラだった。今月末でジ・エンドとなるが、朝ドラをこれまであまり真剣に観ていなかったが、これは結構引き込まれるように毎朝観てきた。まもなく終わるのが惜しい。

2025年9月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6701.2025年9月17日(水) イスラエルはどこまで非道なのか?

 このところ連日のように、イスラエル空軍がパレスチナ自治区ガザ地区を空爆して破壊していたが、遂に陸軍が地上作戦でガザ地区住民を排除し始めた。何とか停戦へ持ち込もうとして交渉を始めていたカタールをもイスラエル空軍は空爆した。これには国連のグテーレス事務総長も厳しく非難している。

 間もなくイスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区へ激しい空爆を仕掛けてから2年になろうとしている。この間ガザ地区では6万5千人の死者が出た。ガザ市の全人口約百万人の内、35万人が避難した。昨日国連人権理事会は、イスラエルがパレスチナ人に対するジェノサイド(集団殺害)とする報告書を発表し、これにまたイスラエルが激しく反発している。そして、ガザ地区の最大都市ガザ市を制圧するために地上作戦を開始した。この地上作戦によって住民の犠牲がさらに増えることが懸念される。この新たなイスラエルの作戦には、各国から非難が相次いでいる。だが、いつもイスラエルの後ろ盾となっているアメリカのトランプ大統領が、イスラエル軍を非難することなく、「ハマスが自らを守るためにイスラエル人人質を盾にするのであれば、地獄を見ることになる」と相も変わらずイスラエル贔屓の姿勢を語っている。この人は、正邪の区別が分からないようだ。

 先日講演会で話した内容の一部にイスラエル人、ユダヤ人の気持ちは現地で彼らから本音を聞かなければ分からないという話をした。特にイスラエルを訪れた時、現地の人びとと話していて、イスラエルの地形的な環境が、彼らの気持ちを追い詰めているのだということを臨場感から感じた。この辺りの空気を日本のメディアは伝えてくれない。イスラエルの地勢は、西の地中海を除いて北東南はすべてアラブの国々に囲まれ、アラブによって押し込められたような閉塞感が強く、いつ彼らに母国が襲われるか分からない気持ちを理解することが必要だと述べた。但し、それは現状のイスラエル軍の気持ちや攻撃を理解することではなく、そういう現状であるということを多くの人に知ってもらいたいのだ。ユダヤ人の気持ちは分かるにせよ、現状の徹底的に抵抗力のないガザ住民をこれでもかこれでもかと攻撃し続けることは、彼らの救いとはならないし、非人道的な行為によりガザの住民を痛みつけていることを彼らも理解しなければいけない。

 しかし、いつになったらこの混乱に決着がつくのだろうか。先行きは暗い。

 さて、一昨日夜の世界陸上東京大会の棒高跳び決勝をテレビで夢中になって観ていた。スウェーデンのデュプランティス選手が、自身の持つ世界記録を更新する6m30cmで大会3連覇の偉業を成し遂げた。中学生のころラジオで聞いたヘルシンキ・オリンピックの金メダリストの記録は、4m55㎝だった。これほど記録に差がついたのは、棒高跳びくらいのものだろう。当時の選手は竹のポールを使用していたが、現在の選手はポールにバネがあるグラスファイバー製を使用しているので、以前の選手に比べれば有利であることは間違いない。それでも一昨日の世界記録が生まれた瞬間をテレビとは言え、観られたのはラッキーだった。

2025年9月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6700.2025年9月16日(火) 人間ドック検査はまずまず

 毎年1度慶應病院で人間ドック検査を受けているが、今日がその日である。昨年から信濃町の慶應病院内にあった予防医療センターが、六本木の麻布台ヒルズへ移転したので、今日は六本木へ電車で出かけた。昨年はタクシーで行ったが、道順を覚えておこうと思い、敢えて東横線から中目黒駅で地下鉄日比谷線に乗り出かけた。新しい麻布台ヒルズまでの間、広大な敷地に並ぶ店舗は、日比谷線神谷町駅から目指すビルまで地下道、或いはビル内アーケード街を通り随分豪華な繁華街を造っている。

 人間ドックの検査は例年と同様であるが、全般的に測定した数値は良くなっている。悪くなったのは、身長がまた1cmほど低くなったくらいである。CTスキャンやMRI,内視鏡検査などを終えて最後に医師から総合的なお話をしていただき、内視鏡で撮られた写真を見せていただきながら、十二指腸、胃、腸、腎臓などにはほとんど傷、ポリープなどが見られないので安心されても良いとのコメントをいただいた。年齢的にもこの状態を続けられれば、このまま健康でいられるでしょうと太鼓判を押していただいた。

 CTスキャンは、来月2日にも信濃町の慶應病院で受けることになっているので、検査がダブらないか気になっていたが、今日尋ねてみると検査箇所が異なるので、その心配はないということだった。

 間もなく87歳になるが、世間一般的には比較的健康な方だと思っている。これからも予防医学と日ごろの地道な健康管理に気を付け、特に着実に毎日5千歩以上を歩くという習慣を確実にこなして、充実した余生を送りたいものだと思う。

2025年9月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6699.2025年9月15日(月) いつまで「敬老の日」を祝えるだろうか。

 今開催中の国連総会で、12日イスラエルとパレスチナの2国共存を支持する決議案が142か国の賛成多数で採択された。無謀にして残虐なパレスチナ自治区ガザ地区への空爆で世界中の非難を浴びているイスラエルにとっては、許しがたい採択である。当日までアメリカは日本に対し、パレスチナ承認を見送るよう要請されていた。しかし、日本はイギリスや、フランス、カナダ、ノルウェー、スペインなどとともに決議案に賛成した。反対した国はアメリカ、イスラエルを含めて12カ国である。他に棄権した国が10カ国ある。

 アメリカには国内に6百万人近いユダヤ人が居住し、これはイスラエルに住んでいるユダヤ人とその数においてほぼ同じくらいである。しかも在米ユダヤ人は裕福な人が多く、アメリカの財政面でも寄与しているため、アメリカ人としては人情的にも恩義上もイスラエルを支持したくなるのであろう。しかし、いつまでもこのような非人道的な行為の多いイスラエル支持の考え方を堅持していると、世界の流れからも置いて行かれ、アメリカ国内でもユダヤ人を対象に国内分裂の危険性もある。アメリカ人はこれをどう受け止めるか。

 さて、今日は「敬老の日」である。総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は、29.4%で過去最高となった。そもそも9月15日が敬老の日だったのは、10年以上も前の話で、今では9月第3月曜日と決まっている。今年は今日15日が偶々第3月曜日であるので、先祖返りの敬老の日となった。

 「敬老の日」と言えば、想い出すのは今から57年前の9月15日に、妻とお見合いをして翌年結婚することになった。当時友人らから年寄りの日にお見合いとは変わっていると冷やかされたものだった。幸い結婚生活は順調で、今年は結婚56年を迎えた。2人の息子もそれぞれ家庭を持って孫たちともども問題なく生活している。果たしてあと何度「敬老の日」を迎えることが出来るだろうか。

 間もなく87歳の誕生日を迎えるが、年齢を重ねるとともに健康面で気になることが増えてきた。明日は毎年恒例となった人間ドック検査を麻布台ヒルズ内の慶應病院医療予防センターで受ける。検査後の医師による結果報告の際には、特に最近の症状などをじっくりお話したいと考えている。

 さて、一昨日から国立競技場で開催中の世界陸上東京大会で今日男子マラソンが行われた。今までの国内外の陸上大会では、大体最終日、特に閉会式の前に行われることが多かった。それが、今回は3日目の朝に行われた。そして、そのマラソンが意外続きだったのである。

 まず、最初からスタートのやり直しだった。結局レッドカードもなく、スタートは2秒ほど遅れただけで済んだ。ところが、次にびっくりしたのは、前代未聞の大激戦ゴールである。42.195㎞も走って2人の選手がほぼ同時にテープを切った。写真判定の結果、タンザニアのシンプ選手がドイツのペトロス選手に0秒03の差で勝って金メダルを獲得した。こんな僅差の優勝争いは滅多にあるものではない。ゴールまで残り1㎞時点で5人が並走し、競技場内に入って1人が脱落した。残念ながらテレビ観戦は出来なかったが、惜しいことをした。まだまだ驚くようなケースがあるような気がする。

2025年9月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com