6703.2025年9月19日(金) 次の自民党総裁には誰が適任か?

 自民党総裁選の立候補者が大体出馬宣言を行った。メディア報道や世評から見ると、前評判では高市早苗・元経済安全保障相が30%近くを占め、次いで小泉進次郎・農林水産相で、他の3人は大分離されているという。

 私は個人的には高市氏に関しては信頼するには少々問題があると思っている。仮に首相になったら、外交面で中国や韓国との関係を悪化させる恐れがあり、派閥容認派であり、国内的にもこれまで要職にありながらこれという目立つような実績を残していない。特に、気になるのは戦後生まれのせいもあり戦争を知らないくせに、知ったかぶりをして極右的行動に走り戦争に前向きであることであり、そのアピールのために事あるごとに靖国神社へ参拝している。彼女が首相になったら防衛費には糸目を付けないだろうし、トランプ大統領に対して多くの面で譲歩しながら、アメリカ従属化を定着させることが懸念される。

 幸いにしてここへ来て自民議員の間で彼女への支持が伸び悩んでいることである。石破首相は、官房長官として堅実に職務を果たしてくれた林官房長官を推したいが、自民党内において林氏への支持が弱いことが気がかりのようだ。私も林官房長官には派手さはないが、能力的にも問題ないし、麻生太郎氏のような旧勢力派への気遣いなども敢えてしない点などは、真っ当だと思って、5人の中では一番信頼し得る総裁候補だと思っている。政治空白を埋める意味でも、来月に党員選挙を行うなどと言わずに、本来ならもっと早く決着をつけるべきだと思う。

 さて、今日は大相撲秋場所6日目で連日「満員御礼」の垂れ幕が下がっている。大相撲も意外に外国人観光客に人気があり、大分盛り上がっている。その大相撲見学に来日中のイギリスのエティンバラ公爵ご夫妻が今日国技館にお出でになられた。どういう事情か分からないが、国技館玄関でご夫妻が到着されるのを出迎えられたのが、八角理事長と十両の朝の山関だけだったようだ。横綱、大関ら並みいる上位力士を差し置いて、十両の朝の山関がそういう立場に立たされた理由が本人も分からないようだった。それでも朝の山自身は、相撲では勝った後にお出迎えとなったので、ホッとしたと本人も言っていた。

 そういえば、朝の山関は2019年夏場所で優勝した千秋楽に、当時1期目のトランプ大統領が安倍晋三元首相とともに観戦され、アメリカ大統領杯を授与されたことがある。それにしても一介の十両力士が、イギリスのチャールズ国王の弟君であるエディンバラ公のご令息王子をお出迎えするとは、いけないことではないが、礼儀上もきちんと最高位の横綱がお出迎えするよう取り決められた方が良いのではないだろうか。

 どうも腑に落ちないが、今日大相撲をテレビ観戦してもまったく公爵ご夫妻の動静は伝えられず、姿も映されなかった。相撲を観戦することなく、国技館を離れたのだろうか。ネットを見ても全くと言っていいほどニュースは載っていない。滞日中に天皇、皇后両陛下にはお会いになり、その後大阪万博へ行かれるそうだが、公爵ご夫妻に相撲関連のニュースはない。一体どうなっているのだろうか。

2025年9月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com