3041.2015年9月10日(木) 記録的な大雨に河川も決壊、大災害に

 「栃木・茨城で記録的大雨」「経験ない大雨」と今日の夕刊見出しに書かれているように、特別警報が出されている中で鬼怒川堤防の決壊があり、大きな災害となった。安倍政権の安保関連法案に対して鬼が怒ったのだ。少なくとも6900棟が水没したり流失したという。アメリカのテレビでもこの様子が放映された。昨夜半も降り続いていた雨雲は東北地方に進んで行ったが、関東と東北の一部には今日も一日激しい豪雨により決壊した河川がある。中でも派手にテレビ中継が流していた映像は、鬼怒川が決壊した茨城県常総市で平野部の住宅地には川の水が流れ込み、家屋が次々と流される光景である。同時に屋根やベランダで手を振って助けを求めている人の姿が哀れを誘う。幸い自衛隊のヘリがやってきて1人ひとり吊り上げて助けていたが、屋根から助け出された夫婦がヘリで助け上げられた直後にその家が濁流に流されるシーンにはギョッとなってしまう。191名がヘリで救出されたと聞きホッとしている。

 今朝から気象庁は栃木県と茨城県に大雨特別警報を発令し、関東全県と山形、福島県に土砂災害特別警報が出された。被災地では、何十年ぶりの河川決壊だそうだ。今年の災害は割合犠牲者が少なかった点が、事前の避難勧告が効果的だったのではないかと見られている。特に昨年8月に大勢の犠牲者を出した広島市の土砂災害の実例が効いているようだ。

 それにしても自然災害による家屋や田畑の災害は、特別な保険を除いて保険で担保されるわけではなく、これから立ち直って生きて行かなければならない被災者の気持ちを考えると身に詰まされる。

 日本は宿命的に自然災害の国と言われるが、こればかりは想像外のスピードで突然襲ってくるので、ほとんど防ぎようがない。今度の鬼怒川の決壊も実は、国交省が予測してシミュレーションで危険を警告していた。決壊する個所も今日決壊した地点と同じで、被災する家屋も6900棟と同じ予想をしていた。それが、工事に取り掛かるのが遅れたためにこの惨事となった。それぞれ自衛措置を講じていると思うが、今日の堤防決壊による河川の氾濫による濁流はその気になれば防げたのだ。せっかく建てた家屋を流されるのを黙って見ているのは、辛いだろうと心より同情の気持ちを憶える。自分自身に当てはめて、どんな自然災害に襲われるかは想像もつかないが、やはり備えと覚悟が必要ではないかと思っている。

 さて、2017年4月から消費税が8%から10%へ値上げされるのに伴い、今日税の一部還付についてその政府試案が提示された。試案だから今後当然修正されるが、それにしても相変わらず複雑で手間がかかる。どうせ財務省の役人が考えたことだろうが、現場の状況がまるで分かっていない。このシステムを導入するために投資する費用も馬鹿にならないのではないか。どうしてもうちょっとすっきりした、分かりやすい方法が考えられないのだろうか。

2015年9月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3040.2015年9月9日(水) 台風18号が各地で荒れ狂う。

 このところ天候が思わしくなかった。今朝は台風18号が南方海上から知多半島へ上陸し午後には日本海へ抜けて行った。ところが、太平洋上にもう一つ、台風17号とその隣に温帯性低気圧があり、ぶつかりあって積乱雲を発達させ、この状況が幅の200㎞という広い雲となった。この現象を気象庁の予報課長ですら「台風の風がぶつかりあい、せきとめられるような形で帯状につながる例は珍しい。記憶にない」と語ったほど珍現象で、もちろん私も初めての経験である。

 その影響を受けて関東地方では雨が激しくなる一方で、気象予報の地図を使った解説によると海上から神奈川、東京埼玉方面へ南から雨雲が長い線のようになって北上している。これを線状降水帯というのだそうである。従って今日は関東地方に一日中雨が降り続くという予報が出された。その後雨は降り続き、断続的に激しさを加えた。各地で災害警報や大雨警報が出されたが、東京でも西部の八王子、日野、立川ほかの都市に加え、23区でも品川、目黒、港、大田区等に災害警報が出された。東海地方の土砂災害と大雨被害は道路を冠水させるほどで、各地に大きな被害を発生させている。昨日の降り方から今日は外出しにくいのではないかと気になっていた。

 実は今日9月9日は昔流に言えば、重陽の節句である。小中陽太郎氏の81歳の誕生日に当たる。日ごろからお世話になっており、今夕神保町で誕生祝い会を開くという案内を幹事さんからいただき楽しみにしていたが、何せこの大雨で一部には鉄道も停まっている区間がある。昨晩から様子を見ていてどうもこの雨では集まっても気勢が上がらないだろうし、帰りの電車が運休でもしたら困ると幹事と小中さんにどうされるかと連絡を取っていた。まもなくお二人から電話があり、こんな雨では取り止めようと思っているが、中にはこういうチャンスは滅多にないので、主役の小中さんが来られなくても一杯やりたいという有志もいて誕生祝い会決行となった。こう決まれば、小中さんは行かないわけにいかず、出席することになったようだが、私はお二人からこの雨の中を無理に出席されなくても好いと仰っていただいたので、折角の機会ではあるが、欠席することに決めた。

 小中さんは81歳になったが、「重陽の節句」、9月9日生まれに彩かって「9×9=81歳」と洒落た言い方をされた。私が「文化の日」に喜寿になるとお話ししたところ「旗日生まれの君と僕」なんてユーモラスなメールを送ってこられた。

 15日に日本ペンクラブ例会があるので、近々お会いすることになる。ところで、先日ペンクラブから会報「総会特集号」を送って来た。そこに何と6月の総会席上で私が質問したことが名前入りで大きく取り上げられている。すべてペンの会計に関する質問であるが、察するところ執行部にとっては耳の痛い話でもあり、反執行部小中派と受け取られているだろうことは想像に難くない。これからは従来のようにペンの運営を傍観視することなく、建設的に言うべきことは言い、執行部に対して毅然として行動してペンクラブの安定運営のために健全財政を維持していかなければいけないと覚悟している次第である。

 さて、今日は天候も荒れたが、兜町でも株価が急反発した。このところ中国経済の不振で下がり気味だった株価が、上げ幅としては実に21年7カ月ぶりという日経平均株価の大幅な値上がりだった。実に対前日比1890円の大幅な株価値上がりである。中国政府が市場に乗り出したと言われるが、相場は不安定で明日以降どうなることやら気のもめることである。

2015年9月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3039.2015年9月8日(火) 安倍政権の言動を監視しよう。

 今日は久しぶりに電車に乗ったという気がしている。最近遠くへ外出する機会が少ないなぁとは思っていた。新宿で元同僚2人に会い、定番のレストランでランチを頂きながら積もる話を半年分ワイワイガヤガヤやって3時間を過ごした。お互いに同年輩なので、同じような健康状態で同じような健康管理をしているが、その様子を話してもらえることが参考になる。

 元勤めていた会社に関する話題が多くなるのは当然かも知れないが、どうしても外から見ていると会社に余計なアドバイスをしたくなるものだ。ただ、現役社員からは煙たがれるだろうから、善かれと思ってもそこは我慢して敢えて言わないが、それでも言いたいことは山ほどある。

 現状で言いたいことは見渡せば周囲にはたくさんある。特に安倍政権の強引な政治の進め方、就中今進めている憲法違反の疑いの濃い安保関連法案の成立に向けた強行採決はとても黙ってはいられない。

 最近首相の発想、思考回路、そして話ぶりを多くの評論家が首を傾げて見ている。喋り方も妙にせき込むような調子で肝心の中味がまるで伝わって来ない。8月27日号「週刊文春」によると、首相が食事中に吐血した、或いは血便が出たとか、夫人にスキャンダラスな噂が流れたり、あまり芳しい話は聞かない。とりわけ「選択」9月号には、首相関連の話題だけでも「官邸機能障害」「燃え尽き始めた『安倍晋三』」「安倍は本当に首相を続けたいのか?」「再び『支持率政治』に陥った安倍」「『安倍語』は空っぽ」とよくもこれだけ悪い記事を書いたと思えるほど、たった1冊の月刊誌にこれだけ首相個人と安倍政治に対する悪評が集められている。結局安倍首相本人は得意げに演説しているが、それらは官僚が書いた原稿を読んでいるだけで、そこには自らの信念とも言うべき中味が伴っていないことが見透かされているからだ。

 今日自民党総裁選挙が告示され、安倍首相だけが届け出て無競争で再選が決まった。この無風状態は何を意味しているのだろうか。果たしてこのままで良いのか。これほど国民の間に反対の声がある中で、自民党内に首相に対立候補がいないほど首相に服従する党員ばかりとは思えない。表面に表れないマグマはいずれ噴火するのではないか。実に不気味で、しっかり監視する必要がある。

2015年9月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3038.2015年9月7日(月) フルマラソン1300回完走の元女性教員

 特別の有名人とは違って、私が知っている市井人の中にもこんなに凄い人、それも数少ない女性の中にそのような人がいるとは失礼ながら思いも寄らなかった。

 昨日神戸市の阪上廣先生から「岸野会30周年記念誌」を送っていただいた。丁度今から30年前旧文部省主催兵庫県教育事情視察団でアメリカへお供した時の同窓会「岸野会」の幹事役をやっていただいている先生である。残念ながら今年は参加出来なかったが、30回目の岸野会を開いて今後どうするかの話し合いもされ、その経過を知らせていただいたのである。その折の記念誌を送っていただいたのだが、冒頭の女性とは、この岸野会会員のおひとりである。

 何に対して驚き凄いと思ったか。その岸野会に渡邊敏子先生という元小学校教員がおられる。定年で退職され、今は新潟に住んでおられるが、47歳になってからマラソンを走り始めて今年6月にフルマラソン1300回目を完走されたという、そのドエライ完走記録を知って腰を抜かさんばかりだった。65歳の今年自己ベストを記録したというが、その記録も3時間29分22秒というから年齢を考えても凄い記録である。昨年の新潟シティマラソンでは大会新記録で年令別優勝を果たしたそうである。正にギネス・ブックものである。

 それにしても18年間でフルマラソン1300回完走ということは、毎年72回も走っている計算で、5日に一度は走っていることになる。少々過剰ではないだろうかと心配になる。本当にこんなタフなランニングをやって僅かの間に大記録ができるものだろうか。16日間のアメリカ教育視察中には陸上競技をやられたとか、マラソンを走っているなどと聞いたことがなかった。学生時代にも走ったようなこともなく、よくぞここまで辿りついたかと思うと頭が下がる。もっと若い時代に走り始めていたら、ひょっとすると日本陸上界において不世出の大選手になっていたのではないか。それでも5日ごとに42.195㎞を走り続けることは相当の忍耐力と体力がないと続けることは難しいと思う。

 岸野会は結成30年を機に今後はその都度希望があれば開催する状態になるが、もし会えることなら来年お会いしてお話を伺いたいと思っている。それにしても47歳からスタートして65歳の今もなお、「フルマラソンの完走回数を伸ばしたい」というのが拘りとはすごいなぁと渡邊先生のチャレンジ・スピリットにはつくづく感じ入ってしまう。

 私も負けずにこのブログを出来れば5千回まで書き続けたいと思う。

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3037.2015年9月6日(日) ヨーロッパに降りかかった難民問題

 ITコンサルタントの小糸武彦さんにわが家へ来ていただき懇切にFacebookとTwitterについて教えていただいた。いずれも先日来ボチボチ始めたところだが、どうしたらより有効的に使えるのか、私もまだ充分それらの機能と使い方を理解しているわけではなく、思うように利用出来ているわけではなかった。そこで理論武装?をすべく指導を仰いだ次第である。理由は最近朝日新聞との間で掲載記事の表現を巡ってぶつかってしまい、こちらの言い分を多彩に主張するための手段として考えたのだ。こちらの連絡に対して朝日側からたぶらかされたかのような、的を射ていない回答ばかりもらうので、ここで朝日にプレッシャーをかけようと新通信手段を通してアクセスしたいと思ったわけである。現在今月1日に送った朝日渡辺社長宛親展に対する返書を待っているところである。

 さて、ヨーロッパではシリア人の3歳の男児の漂着遺体がトルコ海岸で発見された一昨日以来、俄かに難民問題が大きな話題となり、ヨーロッパ各国はその対応に追われている。ブダペスト駅ではシリア人ら多くの難民がオーストリア行き国際列車の運行停止のため立ち往生していた。オーストリア政府とドイツ政府が緊急措置として入国を認めると表明したため、難民はハンガリーが用意したバス100台に乗り目的地ドイツへ向けて出発した。漸く事態は動き出したが、難民のホッとする顔とは裏腹に受け入れ国がこれから為さなければならないことは多い。紛争地から難民がヨーロッパに押し寄せる厳しい状況は続き、難民受け入れを容認するEUも対策に頭を抱えている。

 EU圏内でもドイツが最も難民に対して理解が深く、認定審査の間申請者は政府による保護施設で暮らし、1人当たり最大月約2万円の手当も支給される。ドイツでは今年すでに41万人が入国し、年間で過去最多の80万人が難民申請すると予測されている。仮に難民申請が認定されても精々1%以下に過ぎないと予想されているが、ドイツ国民の間では税金が食い物にされると不満がくすぶっているという。

 EUでは加盟各国に対して人口や経済規模に応じて難民申請者の受け入れを義務づける「割り当て制度」の導入を検討しているが、各国の国内事情もあり思うようには行かない。難民増加の大きな要因は、シリア内戦の長期化によるものであり、シリアからの難民が増え、その数は約400万人に上ると言われている。シリアのアサド大統領の独裁に端を発した内戦が、いまヨーロッパ中を悩ませている。自国民を難民として400万人も海外へ追いやったアサド大統領の責任は、極めて重いと言わざるを得ない。これからヨーロッパ各国はこの難民問題にどう対応し、難民の気持ちを癒してあげられるのか、EU当局が実務能力で鼎の軽重を問われていると言っても過言ではないのではないか。

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3036.2015年9月5日(土) 憲法をぶち壊そうとする無責任な安倍政権

 日本人はいつからルールを守らない国民になってしまったのだろうか。それもわが国最高レベルの特別法、日本国憲法を遵守しようとの声が軽視されつつあるのである。非常に危険な状態であると言わざるを得ない。今国会で議論されている安全保障関連法案については、歴代の内閣法制局長官、多くの法学者や憲法学者が揃って違憲であると指摘しているにも拘わらず、安倍政権は姑息にも従来の憲法解釈を変えることまでして安保関連法案を力づくで成立させようとしている。

 これについて昨日の朝日新聞朝刊に山口繁元最高裁長官へのインタビュー記事が大きく掲載されていた。憲法の番人とされる最高裁長官だった山口繁氏は、集団的自衛権の行使を認める立法は違憲だとはっきり断定している。わが国は集団的自衛権を有しているが、行使はせず、専守防衛に徹することこそが憲法9条の解釈としている。そのうえで、集団的自衛権を行使したいのであれば、まず憲法改正、とりわけ9条を改正するのが筋であるとも言っている。安倍内閣は最高裁が下した砂川判決を都合良く解釈して安保関連法案は合憲であると言い張っているが、旧安保条約では日本は固有の自衛権を行使する手段を持っていなかったため、米軍の駐留を希望するという屈辱的な内容になっている。日本には自衛権を行使する手段がないので、集団的自衛権の行使は考えられない。従って政府が砂川事件の判決に集団的自衛権の行使は適っており合憲であると理解すること自体無理であり理不尽である。それを政府は、最高裁は砂川判決では集団的自衛権行使を容認したと誤解して、さも当たり前のような顔をしている。

 国民や多くの憲法学者が反対を唱える中でもアメリカ政府に約束してしまった以上、政府はひたすら法案成立へ向けて突き進んでいる。日本国民よりアメリカ優先なのである。結局最高の法律であろうと一旦決めたからには法律破りだろうが何でもやってのけようとの無茶な意思を抱いて前進しようとしている。法律を守らなかったら秩序は維持されなくなるということは、国家、国民にとっては大問題であるが、実は政府自民党にとってはどうでも好いことなのである。一度国の最高法規、憲法という堤防が決壊したら、後はどうなろうとルールはどうでも好いというのが、自民党の考える無秩序、無責任の最たるものである。

 これから困るのは、憲法が守られなかった以上他の法律が破られてもあまり深刻に考えられなくなることである。安保関連法案のような無秩序で、国民の意思を蔑ろにするやり方が再び現われることは明らかである。法律がなくて民主社会が生き残れるのか、また国民は今後真っ当に生きていくために、何を拠り所にすれば良いのだろうか。

2015年9月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3035.2015年9月4日(金) 古代マヤ人の予言は的中しなかった。

 古代マヤの予言「9月3日地球滅亡」の一夜が明けたが、私の周辺には何事も起こらず、いつも通り7時過ぎに爽やかな目覚めをした。マヤ暦はどうなっているのか。マヤ暦に逆らって地球は滅亡することもなく、いつもの通り自転している。結局のところマヤ暦の予言「地球滅亡の日」は、杞憂に終わった。マヤ文明研究者がマヤへの関心を惹くべく久しぶりに花火を打ち上げたのか、或いは単に人騒がせに終わっただけなのか。

 気になるのは、マヤ暦の仮説を発表したマヤ文明関係者は、一部で不安に陥れたこの結末をどうつけるのだろうか。マヤ文明の信奉者だってこのまま世界中に不信感を与えたままでは不本意であろう。マヤ文明の研究者にとっても今後の研究に支障を来すようなことにならないだろうか。3年がかりで不安、疑心、宇宙観、マヤ暦、等々が錯綜する中で、天文学を熟知した古代マヤ民族が宇宙の神秘を解読していたことが感嘆とともに理解されるようになったこと以外には、それらが現代の実生活には何物ももたらさないことが分かっただけである。

 さて、昨日軍事パレードが行われた北京では、当局からのお達しで工場が休業したお陰で雲一点もない秋晴れとなったが、今日は早くもいつも通り北京上空には排気ガスが復活し、PM2.5が充満して見通しが悪い。国家行事でもなければ、こんな環境下で北京市民は生活しなければならない。つい北京市民に同情したくもなる。

 ところで今日悲惨な事件が報じられた。3歳のシリア人男児がトルコ海岸に溺死体となって打ち上げられ、それが欧米の新聞に報道されたことで大きな関心を呼んでいる。男児は難民家族の一員である。

 この1、2年の間に中東、北アフリカからヨーロッパへの難民の数が膨れ上がり、ヨーロッパ各国もその対策に頭を痛めている。中でも圧倒的にシリアからの難民が多いルートではドイツを目指す人が24万人もおり、とてもドイツだけでは受け入れ対応することは難しい。ドイツ行きを目指す難民が途中のブダペスト駅で足止めを食い、同駅には大勢の難民が留まっている。

 我々日本人は難民受け入れに消極的と言われ、ほとんど難民認定をしていない。そのため難民問題に関する理解が不十分で、仮に一度に難民が押し寄せてきたらどう対応して良いか戸惑うのではないだろうか。遠い国の話と高を括っていると、案外近くの国からどっと押し寄せてくることは皆無とは言えないと思う。難しい世の中になったものである。

2015年9月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3034.2015年9月3日(木) 今日はマヤ暦「地球滅亡の日」

 今日は陰陽道でいう「先負」であり、今年は訴訟とか、揉めごとに悪い日とされている。昭和20年の昨9月2日はミズーリー号艦上で日本の重光葵外相が降伏文書に署名して、日本の敗戦が諸外国から受け入れられた画期的な日である。爾来この3日を終戦記念日と捉えている国が多い。その中で中国は今日記念式典と、毎年10月1日の国慶節に行っていた抗日戦争勝利の軍事パレードを今年は過去最大規模で行った。

 記念式典には、欧米先進諸国の首脳が揃って欠席した中で、ロシア、韓国など23カ国の首脳が出席した。早くから今日のパレードのため厳重な警戒態勢が取られ、天安門広場周辺の企業は一時的に業務停止状態を余儀なくされた。かつての権力者で今や牙を抜かれた江沢民・元国家主席、胡錦濤・前国家主席を従えたような配置で演説した習近平・国家主席は、自信たっぷりに侵略を受けた歴史からの決別と、平和的な台頭を目指す中国の立場を強調し、兵力を30万人削減すると述べた。ただ昨今の中国は口で平和を叫ぶより、南シナ海の海洋進出を止めるべきだし、今日のパレードでも空母を目標とする弾道ミサイルや最新兵器などの軍事力をこれ見よがしに見せつけるようでは、どこまで信用出来るだろうか。兵力の削減にしても期限を公表すべきで現状では説得力がない。

 私も今年に限って今日9月3日に格別の拘りがある。実は「JAPAN NOW観光情報協会」定期機関誌5月号コラム蘭に古代マヤ文明の予言にあやかって9月3日を「地球滅亡の日」と書いたコラムを寄稿した。私が思いついた地球滅亡の日ではなく、あくまでマヤ暦に基づいたひとつの仮説である。マヤ暦によると、現代の第5太陽期は紀元前3113年に始まり、終末はその5135年後に訪れ、本年9月3日とされた。だが、当初は2012年12月21日が「地球滅亡の日」とされ、当時科学雑誌などでも話題となり、関心を呼んでいたが、何事も起こらなかった。そんな筈はないと意気込んだマヤ文明研究者が精査したところ、その5000年間の閏日が落ちていたことが判明し、改めて閏日を加えて計算し直した結果、地球滅亡は3年後の今日9月3日に修正されたのである。しかし、メディアでは3年前にあれほど熱気があった「地球滅亡の日」が今年はメディアでまるで話題になることもない。メディア側にはもう騙されないぞとの意趣返しのような気持ちがあるのだろうか。

 いずれにせよ世間は平静であるが、それでも今晩0時まではマヤ暦による地球滅亡の可能性を秘めている。明朝このまま地球が破壊され、私も目を覚ますことがなければマヤの神の予言通り終末を迎えたということになる。明日私はこの世に存在しているだろうか。

2015年9月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3033.2015年9月2日(水) 小学女児とヤモリを捕まえる。

 後期高齢者になって間もなく2年になるが、決してそのこと自体将来の夢と希望が薄まるわけではない。しかし、どうもこの「後期」という言葉があまり気に入らず、代わりに「光輝」という言葉を母校応援歌の「光輝充てるわれら、希望の明星~」に準えて愛用し、慶應病院の医師、看護師さんらにもPRして来た。そして、1年ほど経って「光輝」に代えて「高貴」を使い、意外にもそれが気に入り今では「高貴高齢者」を勝手に名乗っている。

 実は、今日微笑ましいことがあった。後期高齢者用に都営交通機関とバスを低廉価格(千円で1年間有効)で利用出来るシルバーパスを交付してもらうため、近くの深沢区民センターへ出かけた。20分程歩いて行ったが、その途中で近くの東深沢小学校から帰途途中の子どもから2度も声をかけられたのだ。

 最初に小3生ぐらいの男児から「こんにちは」と声をかけられた。この近辺に住んでいる子でしばらく他愛ない会話を交わして別れた。すると今度は道路傍にしゃがんだ同じ年くらいの女児に、この動物を捕まえたいと声をかけられた。よく見ると5㎝足らずの小さなヤモリがじっと動かないでいる。

 ヤモリと言えば、新婚旅行でタイ・アユタヤの安宿に宿泊した時、天井に這いつくばっていたヤモリが何度か床に落ちて妻が薄気味がったことがある。本来ヤモリは「家守」と書いて、ヤモリがいると家内安全だという言い伝えがあるが、漱石の「それから」では、「守宮」と書いてヤモリと読ませる。

 少女がヤモリを捕まえられないというので、ティッシュペーパーで捕捉してあげ、道々話をしながら女児の家の前で別れた。屈託のない子で、今時珍しい子だなぁと心が綻ぶような気になった。

 そして今度は「高貴高齢者」の女性である。交差点で自転車を停め、何やら道に迷っているようだったが、通り過ぎたところで、深沢区民センターへ行くのはどう行ったら良いでしょうかと尋ねられた。私もそこへ行く途中なので案内しましょうと言ったところ、それでは目的は同じでしょうと見事に当てられてしまった。そんな事情で「高貴」な女性と一緒に区民センターまで歩いて来た。少女とのやり取りを見ていたその女性は、最近の子どもは外で遊ぶことが少ないから、ヤモリも珍しいのでしょうが、あの女児はヤモリを怖がっていませんでしたねと言い、私たちの時代に比べて自然に触れる機会が減って今は子どもにとって可哀そうな時代だと言っていた。

 帰宅して、書斎でパソコンに夢中になってふっとお隣さんの庭先を見ると、大きな樹木にシジュウガラが数匹とオナガドリが番いで留っている。何だか短い時間に昔の自然を思い出させる寸景を見たような気がしてほのぼのとしてきた。

2015年9月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3032.2015年9月1日(火) 2020年東京オリンピックのエンブレムも白紙撤回

 2020年東京オリンピックにまたひとつ汚点がついた。新国立競技場建設計画を白紙に戻して経費の圧縮を図り、従来の計画とは違った新国立競技場を建てることで漸く展望が見えてきた矢先だった。

 新たな汚点は、今日大会組織委員会が公式エンブレムの使用を中止すると発表したことである。メイン会場の新国立競技場の仕切り直しに次いで大会のシンボルまで見直されることは、異例の事態であり、国際的信用を損なうことにも成りかねない。エンブレムは複雑な絵柄が描かれているわけではないので、デザインにひとつ似た点があると全体的に似ているようなイメージを与えかねない。インスピレーションとか、ヒントと言われると外部の一般人からは何とも言えない。しかし、ベルギーの劇場のロゴに似ていると言われて、そのオリジナル・デザイナーが使用禁止を訴える裁判を起こした。訴えられたのは、IOCというからイメージ・ダウンが著しい。エンブレムのデザイナー・佐野研二郎氏は、先日の記者会見では盗作疑惑をきっぱり否定していたが、後から後から盗作にからむ疑惑が発生してその都度かばっていた組織委員会もこれ以上かばいきれなくなったことと、イメージ・ダウンを避けようとの思惑があったと思われる。

 サントリーのトートバッグについては、佐野氏が盗用であることを認めた。その他にも2、3類似のデザインが疑われている。そこへ今日知らされたのは、羽田空港と渋谷交差点を取り入れたデザインに他人の写真を無断使用したことを認めたことにより、今後騒ぎが大きくなることを考え、佐野氏自ら公認エンブレムを取り下げると申し出て認められた。ことの真相はどうあれ、随分人騒がせの人である。

 当初エンブレムが発表された時、どうして富士山か、桜、五重塔のような日本的イメージを盛り込めなかったのかとの思いがあった。今更言っても始まらないが、出来れば新しいエンブレムにはそれが取り入れられれば嬉しい。今回の事件が国際的イメージの低下につながる以上しっかりしたコンセプトで傍から文句がつけられないデザインを作成してほしいものである。

 東京オリンピックについては、もうこれ以上騒ぎを起こさないで欲しいというのが多くの日本人の本音であろう。

 さて、大阪府高槻市の石原滝子さんから夭折された作家・中島敦に関する講義のレジュメを送っていただいた。先日京都市内の龍谷大学で話されたものだ。石原さんは2月に行われた日本ペンクラブ理事選挙で、私の当選のために献身的に支援活動をしてくれ、関西地区の友人らに声をかけて下さった。準備不足もあって結果的にはあと一歩及ばず次点に甘んじたが、随分お世話になった。その石原さんが実は内藤にぞっこんだとは知らなかった。レジュメを読むと拙著「南太平洋の剛腕投手」から短文をいくつか引用されている。まぁ少しはお役に立てて恩返しが出来たことを喜んでいる。

 ところで、毎週楽しみにしているテレビ番組にNHK・BS「世界のんびり街歩き」がある。今日はスペイン・バスク地方のビルバオだった。今から36年前の1979年に文部省教員海外派遣団で西ドイツのカイザースラウタン、ブルガリアのプロヴディフとともに学校訪問をした都市である。ほとんど当時の街の印象は記憶に残っていないが、バスク地方に滞在しているということをあちこちで思い知らされたことだけは強く印象に残っている。特にその年にバスク語がスペインの公用語のひとつとしてスペイン政府に認められ、ビルバオを始めバスク地方の住民は挙って喜んでいると聞かされた。

 近年世界遺産に登録された大きな吊り橋・ビルバオ橋とフランスのアルタミラ洞窟より古いと言われるサンテマミーネ洞窟を見学したことも懐かしい。バスでビルバオからピレネー山脈を越えてボルドーに泊まり、列車でパリへやって来たことが思い出される。1ヶ月に亘る長い研修旅行だったが、先生方にとっても私にとっても今でも忘れられない思い出である。そんなところを思い出させてくれるのが、この番組の良いところだと思う。

2015年9月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com