193.2007年11月23日(金) プーチン大統領の奇策

 近々行われる韓国大統領選挙、オーストラリア下院総選挙で政権交代の可能性が噂されている。レバノンでは厳しい外出禁止令の中で大統領を選出するらしいから、その点で日本は平和である。それが日本の政治家の危機感のなさにつながっているのかもしれない。「友だちの友だちはアルカイーダ」などと喋る子どもみたいな法務大臣、防衛問題が伯仲論議の中で休みのたびにゴルフ接待を受けていた防衛次官、国民から預かったお金を豪華ホテル建設に使ったり、ネコババして責任を取らない厚労省役人。政治家と官僚はみんな不真面目で、ずる賢く、馬鹿ばっかりだ。

 来月2日に行われるロシアの下院選挙に、何とプーチン大統領が突然立候補を宣言した。ロシアの選挙の仕組みはよく分からないが、来年3月で2期務めた大統領を辞めるプーチンにとっては、退任後も自分の権力と影響力を温存、維持するために、一計を案じて編み出した戦略の一環のようだ。結局プーチン大統領は、退任後も権力の中枢に居座り続ける。つまり、「統一ロシア」の党首となり、次期大統領や首相を党員として配下に置くようになる。それこそ旧ソ連時代に共産党が国家を治め、共産党書記長が国家元首である首相を統治した構図に似ている。

 プーチン大統領が与党「統一ロシア」の比例1位にランクされたので、当選はほぼ確定である。現在大統領の職にあるプーチンは、兼職を禁じられているので、当選直後に直ちに下院議員の職を辞退するらしい。まったくふざけた話で、まるで田舎芝居である。こんな老獪な策を考えるには、裏があると考えていたら、今日の日経紙の解説では、プーチンは出身母体のKGBの肥大化と汚職を嫌悪して、KGBとのバランスをとることで彼らの暴走を抑えてきた。プーチンが代わればバランスが崩れ、不正も暴かれる。KGBの権力者が身の危険を感じた時に、一気に権力闘争から政治混乱に陥りかねないと指摘している。これをうまく操れるのは、プーチンしかいないと見られている。どうやらロシアには他の選択肢がないらしい。

2007年11月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

192.2007年11月22日(木) 前進社手入れは何らかの意図ありや?

 19日(月)に「清水丈夫選集第五巻」が「前進社」?の「大久保正」氏から郵送されてきた。しかし、当方の確かな意向を確認せずに、この様に突然郵送してくるとは露知らず、すでに直接書店に注文してしまった。

 最初に駅近くの八雲堂書店に申し込んだところ、翌日電話で取り扱い出来ないと断ってきた。ならばと、大手書店の紀伊国屋書店渋谷店へ申し込んだら、ここも取り扱い出来ないが、新宿本店が取り扱えるので、本店経由で注文することになる。それには、若干時間がかかるという話だった。待つともなく待っていると、昨日入荷したと電話連絡があった。それほど安い書物でもなく、同じものを二冊も購入するのは無駄な気もしたので、近所のラグビー部先輩である和田正温さんに、余分に頼んでしまった清水氏著書を、もしよかったら要りませんかと話したところ、快くお買い求めくださることになった。早速渋谷へ引き取りに出かけ、和田邸へ立ち寄ってお渡しした。和田さんは清水さんと中学、高校とも一緒でラグビー部でも一緒だったので、以前から消えてしまった清水さんの消息を気にかけておられたので、反って清水氏著書を手に喜んでおられた。

 実は、和田さんから意外な話を聞いた。何日か前にあるTV局が報道していたらしいが、前進社が警察の手入れを受け、50歳代の男が逮捕されたという。しばらく鳴りを潜めていたが、警察はじっと偵察していて何か情報を掴んだのか、150人の警察官を動員して家宅捜索に踏み切ったようだ。そんな話はまったく知らず、どうも中核派の拠点である前進社は、相も変わらず革マル派と対立しており、ひょっとすると革マル派を襲撃するようなアングラ情報を手にして、武器集合罪かなんかで抜き打ち的に摘発されたのかもしれない。やはり、こうなると私が書籍代を支払った時の名前、住所を仮名でもよいと知らせてくれたのは、前進社の私に対する気配りだったのかもしれない。

 如何に正論であっても、私自身は最早100%暴力的なデモや、アウトロー的な行動なんかやる意思も気力もないので、警察に目をつけられるのだけは勘弁してもらいたい。

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191.2007年11月21日(水) 日本サッカー北京五輪出場決定!

 26日からチベットへ行く予定でいるが、この数日間旅行中にこのブログをどう書こうかと考えていた。PCを持参しないで、8日間分を1回分にして後から旅行記としてまとめて書くとか、一旦ノートにメモして帰ってからPCへ打ち込むことも考えた。何せ初めてのことなので、暗中模索である。しかし、結局のところ多少大きいが、これまで使用していた「VAIO」ノートパソコンを持っていこうと考えていたところ、19日に受講した際、波田野PC講師が中古の「PANASONIC」品をオークションに出す予定だというので、それを譲ってもらうことにした。今日波田野講師にお手伝いしてもらい、USBを仲介して「VAIO」から必要なコンテンツ、情報、ソフト等を「PANASONIC」へ移した。これに、昨日購入した変圧器で充電すれば、旅行中もブログに書き込みが出来るし、メールのやりとりも出来る。一応準備万端整った。あとは新しいPCに早く慣れることだ。

 とにかくこの「PANASONIC」は形態も小さいし軽い。旅行中だけに限らず、僅か1.5kgということだから、今後もこれをメインにしてHPを充実させ、意見をどんどん発信していきたい。

 さて、今日はまた、いろいろな意味でビッグニュースが入ってきた。

 まず、再び株価が大幅に下がり、ついに今年の最安値14,837円となった。相変わらずアメリカのサブ・プライムローン問題が尾を引いている。それに、石油価格の急上昇が絡んでいる。今日は1バレル=99$にまで上がってしまった。今年の1月には50$を下回っていたから、この10ヶ月間で2倍に値上がりしたことになる。株式への妙味が薄れ、投資を株式から石油や、債券へシフトする投資家が増えたようだ。これに世界経済は振り回されている。FRBや日銀も成す術がない。日本のような石油消費国にとっては大変である。サブ・プライムローンだけで、日本の金融・銀行6大グループの年度内損失総額は3000億円を上回る。これに円高も進んで、ついに1$は109円を割った。輸出関連企業の先行きは一層厳しくなった。専門家の話では、当分の間景気が回復する見通しは立たないらしい。

 嬉しいニュースは、日本U22サッカーチームがサウジアラヴィアと引き分けて勝ち点で上回り、何とか北京五輪の出場権を得たことである。予選で6戦全勝しながら苦戦続きで不満を募らせていた日本サッカー協会内には、これまで試合内容がぴりっとしないという理由で反町監督更迭の声も囁かれていた。その影の声の主である川渕会長は、嫌味を言ったチームと選手に対して謝ったという。結果だけ求めながら試合内容がダメという理由で、交代も考えられたのでは現場指揮官である監督も堪らない。何とか4回連続出場を勝ち取って、監督や選手も溜飲が下がったのではないか。

 それに比べれば政治家なんて気楽なものだ。額賀財務大臣のように、いま話題の防衛省がらみの収賄容疑をかけられながら、知らぬ存ぜぬで居直っている。この大臣は以前にも同じような収賄容疑で大臣職を辞している。人間としての品格と質が悪すぎる。

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190.2007年11月20日(火) 熱い隠岐古典相撲

 今朝NHKの「生活ほっとモーニング」で、隠岐の古典相撲を放送していた。1時間近くに亘る現地取材と、スタジオ内のトーク構成から成る番組だったが、私自身若干隠岐に関わりかかった時期があっただけについ夢中になり、そのまま最後まで観てしまった。

 史実を紐解けば、隠岐の古典相撲は、日本で一番古いという。少々変わっているのは、毎年開催されるというわけではなく、何かエポックメークな年に行われるとのことだった。偶々今年開催されたのは、島にたった一校ある高校、隠岐水産高校開校百周年行事に因んだ催しだということである。

 実は昨年3月末、新年度まで残り1週間と切羽詰った時点で、次年度内定していた「隠岐国観光大使」委嘱をお断りした経緯がある。当初、旧五箇村役場観光課に勤めていた坂嘉文さんから、ぜひ隠岐の観光宣伝のために協力して欲しいと依頼された。仲介してくれていた慶應の後輩、西野正氏の勧めもあり、またかつて営業責任者として、隠岐へ約二千名を送客した実績と思い込みもあり、僭越だが一肌脱ごうとの気持ちに傾いた。2月になって本郷の東大で開催された隠岐の観光シンポジウムに参加した時、合併後発足した新「隠岐の島町」の観光担当者とも観光振興のための方法論やビジョン等についても話し合った。私の「観光大使」就任を歓迎してもくれた。これがきっかけで、隠岐観光振興と町の宣伝のために「隠岐の島町観光PR図」を図解作成し、今後も隠岐の島町の観光発展のために微力を注ぐ心づもりでいた。

 ところが、新しい町の観光担当者の考えや行動と私の気持ちとの間に、大きなずれが感じられ、また、観光に対する視点がかなり違うことが分り、現状では引き受けることが双方に誤解を招く恐れがあると判断し、受諾直前であったが敢えて辞退を申し出た。西野氏や坂さんには今でもご迷惑をかけて申し訳ないとの気持ちがある。

 そんな過去のトラブルはあったが、隠岐に対するノスタルジアは消えたわけではない。今でも相変わらずニュースには、耳を傾け、離れた場所から見守っている。そういう気持ちがあるから、今日の古典相撲に対する島の人々の熱い気持ちには、つい心を打たれた。ゲスト出演していた漫画家のやくみつる氏や、作家・川上健一氏が、現在開催中の九州場所大相撲で空席が目立っていることを引き合いに、隠岐相撲には地域の連帯、情、熱意、一体感、盛り上げようとの情熱、郷土愛があると、大相撲に対する皮肉も交えて、熱っぽく語ってくれた。

 隠岐も人口流出が著しく過疎化しつつある。しかし、隠岐に住む人、一時的に隠岐を離れた人、すべてに言えることは、何とか島を活性化したいという強い気持ちである。こういう気持ちは都会人には中々分らないだろう。

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189.2007年11月19日(月) 「清水丈夫選集」第5巻を漸く入手

 一昨日の留守中に江戸川区松江の「大久保正」氏から封書が届いていた。住所と名前に思い当たる節がなかったが開けてみたら、先日元全学連書記長・清水丈夫さん著作の入手方法を、発行元・前進社へメールで問い合わせた質問に対する回答で、すでに別便で著作を送ったとの連絡だった。

 公安当局がマークしている清水さんや、中核派、前進社らに連絡をつけるということが、実は尋常ではなく、接触することはかなり難しいということを改めて知らされた。「大久保正」は偽名のようだし、住所は前進社所在地である。公安は清水さんが議長を務めている革命的共産主義同盟(略称「革共同」)を「左翼暴力集団」と断定し、注意深く監視しているらしいからだ。

 そういう状況下で、外部との接触には彼らも人一倍気を遣っているようで、私に対しても配慮らしき点が窺える。送金は現金書留で名前、住所ともに仮名でよいとの添え書きがしてあった。昨日この書状をゼミの友人に見せたところ、元毎日新聞編集委員氏は、それは「大久保正」の私への配慮かもしれないと言っていた。

 今日希望していた清水さんの選集第5巻が郵送されてきた。「米帝の歴史的没落と闘いの任務」とかなり戦闘的なテーマで、1970年代中期に週刊「前進」に発表した6編の論文に、9・11テロ直後に、テロの正当性を訴え、読者に決起を促す150頁の序文を付け加えたものである。本文は、核マル派に対する政治・軍事論文と、カーター政権のアメリカ帝国主義の階級的本質とその政策の解明のための論文から成っていると説明されていた。

 清水さんも相変わらず威勢がいい。いずれは世界革命を目指すというのだから、強固な信念はいささかも揺るぎなく、半世紀前と変わっていない。青木昌彦スタンフォード大名誉教授などと違って、まったく足場がぶれていない。しかし、暴力を肯定したり、失礼ながら世界革命などと事大主義的な目標を掲げたり、世間だって私自身にしたってとてもついていけそうもない。これからじっくり時間をかけて、550頁を超える論文を読んで、清水先輩の本心を読み取るのも楽しみではある。しかし、本文には厳しい言葉が溢れているが、文章が優しく書かれているのは清水さんらしいところであろうか。私と考えは一緒になることはまずないと思うが、まずは第5巻を味わい、その後に他の選集を通して少しずつ清水理論を読み解いていきたい。

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188.2007年11月18日(日) 秋の日曜日、浅草界隈の賑わい

 日曜日の浅草界隈の人ごみは尋常ではない。歩道に通行人が溢れ、歩くのも中々ままならない。特に、今日は外国人観光客が多かったようだ。

 昨日鹿嶋市内に宿泊したが、午後浅草へ出かけるので、今朝早く車で帰ってきた。

ゼミの仲間である赤松晋さんのチェリスト・デビュー2回目に当る、上野浅草フィルハーモニー管弦楽団の公演が浅草公会堂であり、5組のご夫妻を含め、ゼミ仲間17人ほどが集まった。6月のデビュー時は、あまり知らない演奏曲目だったが、今日は①スッペの喜歌劇「軽騎兵」序曲、②ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、③ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」で、みんな知っている曲目だったので、結構楽しめた。オーケストラの最年長者・赤松さんの日ごろの練習も大変なようだ。やはり好きで有能でないととてもついていけないと思う。自分の趣味の領域からあまり逸脱しないで、あくせくせずのんびりやって欲しいと思う。中には、評論家まがいの友人もいて、中々喧しいが、仲間の全体的な評価は、概ね良かった。やはり生演奏は迫力と臨場感があってよい。中でも、ピアノ協奏曲を演奏したピアニスト・中尾純の点数が高かった。

 終わって浅草観音を参拝してから「神谷バー」に集まり、いつも通り楽しい食事会。中々気の利いた食事に、ここは何と言ってもアルコール「電気ブラン」である。「神谷バー」の特製品で、他のレストランでは味わえない。だが、いまだに「電気ブラン」とは何だかよく分らない。

 今日は、小松隆二・東北文科大学長は出席されなかったが、奥様が公演だけ来られてすぐ酒田へ戻られた。聞くところでは、学長さんの後任者も漸く内定されたようで、来春には退職祝いをやろうと島田国生さんの発案が披露された。

 また、伝統ある神田・玉川堂の斉藤さんから、野口英世や、文人墨客と玉川堂との交流を聞いて、せっかくそんな貴重な関係が判明しているなら何とか一文にしてでも、残すなり伝えるよう工夫したらよいのではないかと提案した。興味のありそうな話なので、一度じっくり斉藤さんから伺ってみたいと思っている。

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187.2007 年11月17日(土) 旧官幣大社・鹿島神宮の荘厳な静けさに浸る。

 1980年12月、茨城県教育視察団でヨーロッパの教育施設を見学した18名からなる「チボリ会」が、鹿嶋市で開かれた。毎年一回開かれる。出席者は私を含めて9人。午後車で出かけたが、自宅から120kmで丁度2時間、それほど遠い気がしない。あれから27年が経った。あの視察団では、マルセイユとローマで学校訪問を行ったほかに、マドリードとパリを観光して、視察と観光の両面で印象に残る視察団だった。マルセイユ滞在中にビートルズのジョン・レノンが亡くなったことがショックで、いまでも鮮烈に覚えている。この団もすでに2人の先生が亡くなられた。幸い団長の海野千秀先生が元気になられたのが嬉しい。

 夕食前に鹿島神宮参拝が予定されており、過去において茨城県の仕事も何度かお世話させてもらったが、仕事の都合上時間が取れず、実際に鹿島神宮に参拝したことはなかった。神宮はホテルのすぐ近くで、剣豪塚原ト伝の記念碑に立ち寄ってから歩いて参道へ出た。幹事で土地に詳しい小橋隆三先生が先導して案内役を務めてくれた。小橋先生は、3月まで鉾田市助役を務めておられたが、かっては国語の先生だっただけに、鹿島神宮に因む故事来歴、芭蕉の俳句等すべてに詳しい。日が落ちて薄暗く、参拝客も少なくなって何となく寂しい感じだが、社を包む全体の荘厳な感じがやはりどことなく神々しい。鹿島の森が鬱蒼として、参道を奥へ進むと静寂の中にひんやりとした冷気のようなものを感じる。大鳥居から、楼門、そして右横に拝殿と本殿、御神木がある。さらに奥参道を歩いていくと、やはり右手に白木の奥宮がある。その昔大神が天降った「要石」という鯰の頭を抑えた伝説の石を、真っ暗な中で見学した。御手洗池を訪れ、参道に面した食事場所へ戻ってきた。ここ鹿島は鯰料理が知られているらしいが、謂れはこの「要石」にある。案の定、夕食に鯰の唐揚げが供された。

 いままで出雲大社、伊勢神宮、厳島神社、明治神宮、阿夫利神社、平安神宮、靖国神社等の大きな神社を訪れているが、この鹿島神宮は鹿島ならではの大鳥居があり、極めて個性的である。格式の高さもあるのかも知れない。しかし、特定の日でなかったとは言え、参拝客が少ない気がしてやや寂れた感じがしたのは、思い過ごしであろうか。とにかく「チボリ会」のおかげで旧官幣大社を見学出来てラッキーだった。

 夕食は参加者が思い思いに近況を話して、大変盛り上がったが、今日最高にヒートアップしたのは、吉成貢先生の「吹き矢」について語ってくれた薀蓄だった。来年は土浦で開催しようという話になったようだが、旅行で同じ釜の飯を食った人たちと、いつまでもこのような友好的な関係の集まりを続けていければと願う。

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186.2007年11月16日(金) 慶應アルペンクラブOB会

 恒例の慶應アルペンクラブOB会が銀座BRBで開かれ、事前に淀勇夫幹事より15分内で話をと依頼されていたので、「海外旅行のリスクマネジメントと臨場感」と題して、パワーポイントを使いお話をした。懐かしいOBにも会えて楽しいひと時を過ごすことが出来た。卒業以来初めてお会いした、2年上の近田幹男さん、1年上の永瀬英一さんとは、実に半世紀近くご無沙汰していたことになる。われわれの年度第3回生が一番参加者も多く、全出席者36名のうち、9名を占めた。昨年も出席された顧問の小長谷弥高先生が、昨年登られたマッターホルンの話をされたのにはびっくりした。昭和4年生れで御年78歳というからお元気なのには脱帽である。先生には、僭越であるが、拙著「現代・海外武者修行のすすめ」と、慶應幼稚舎仲良し4人組(岡本太郎、藤山一郎、野口富士男、岳父)に関する拙いエッセイを掲載した「知研フォーラム」を差し上げた。

 私は、15分という短い持ち時間ということもあり、レジュメと自己紹介図を配って、話とパワーポイント画面は、かなり割愛した。BRBが高級なプロジェクターを用意してくれたので、演出効果はまずまずだったし、気分よく15分を使いきった。淀幹事が毎度よく面倒をみてくれるので、何とかOB会は順調に運営されている。ただ、昨年より数名参加者が減少した。すでに大学内で活動を止めたアルペンクラブなので、これから参加者は減少する一方だろうが、それでも久しぶりに参加された元部員もいるくらいだから、やり方次第では、また増える可能性もある。永田祐二会長が、会の運営について意見を募ったら、会場を固定しないで別会場も考えたらとの声も出た。会えば楽しく、2回生市川勝俊さんのように、わざわざ豊橋から来られて、終了後とんぼ返りの熱心な人もいるわけだから、いまの雰囲気を壊さないでこのまま続けられたらと思う。

 昔と違って2次会もなく帰宅すると、JITRA(ジャパン・イタリア・トラベルドットコム)からメールが入っていた。ミラノの大島さんへ送ってJITRAのWEBサイトに掲載してもらっている拙稿の最終回分を、同サイトにアップしたとの連絡だった。前3回と同じく、きれいに整理され掲載されている。今回が最終回に当たり、4年前に訪れたコルティーナ・ダンペッツォと3度乗ったベルニナ鉄道について書いた。僭越だが、明日友人らに連絡して、コメントをもらいたいと思っている。全4回分の掲載が終わったが、結構読んでくれた人も多く、楽しかった。また機会があれば、別の形で書いてみたいと思う。

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185.2007年11月15日(木) 現代のいじめ

 「いじめ」の定義に「いじめられていると自覚した場合」が付け加えられたようである。今日文科省が公表した昨年度学校における「いじめ」数が、前年度に比べ一気に6.5倍に増えた。調査の仕方、各地方による認識度の相違、対象校数の違い、等々の事情があり、額面通りに受け取るには、疑問があるが、それにしても時代の流れというべきか、「いじめ」のない学校なんてほとんどないと言われている。

 いまの学校教育のあり方に関わることであるが、家庭環境の変化、地域との関わりあい方、受験戦争等において、われわれの時代とは友だちとの付き合い方が大分変わったようだ。われわれの時代は、一時的な「いじめ」はあったが、それが後に引くことはなかったし、仮にあっても「いじめ」の現場から自力で逃げ切ったという印象が強い。そして、その後は結構仲良く遊んでいたから、いじめられたという気持ちはない。むしろ小学校低学年の房州では、われわれより母親が近所の奥さん連から嫌がらせをされていたような印象が頭にある。

 現代は、両親が共稼ぎで日中は子どもの面倒が見られず、子どもは外で遊ばず内へ内へと向かう志向が強い。そこへゲーム機とか携帯を買い与えて、益々内向きになる。子どもが「いじめ」を受ける方法のひとつに、携帯があるというから驚いた。メールで特定の子に「いじめ」を打ってくるらしい。それなら、携帯自体で子どもの首を絞めているようなものではない。携帯なんか与えなければよいではないか。どうもおかしい。

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184.2007年11月14日(水) 月から見た美しい地球の入り

 科学ドキュメンタリー番組で、これほど感動することがあるのかと思ったほど、今夜のNHK特別番組「探査機‘かぐや’月の謎に迫る」は素晴しかった。今朝の朝日朝刊一面に紹介された説明付の写真も良かった。画面から月と地球の切ってもきれない関係、そして無味乾燥な月に反して温もりのある地球というものを感じた。

 アポロ11号で人類が初めて月に降り立った時のTV中継を見て、興奮したことをいまさらのように懐かしく思い出す。それにしても、カメラ技術もすごいし、月を旋回しながら科学的資料を収集している探査機の技術力もすごいと思う。地球から38万kmも離れた月から、地球をハイビジョンカメラが綺麗に捉えた映像には、感動した。解説者も言っていたが、これまでは地球サイドから月を見ていたが、この映像では月から地球を眺めるという視点に立つことが出来る。しかも、われわれ人類が生きている地球が、とてもきれいに写り、愛おしく思えてくる。こうなると、地球温暖化によって徐々に地球破壊、人類滅亡に追い詰められているが、改めて地球を何としても守り抜かなければならないという気持ちが強くなってくる。それにしてもこういう科学番組をきっかけにして、宇宙とか、人類について考えさせてくれるから、民間テレビ局のアホ番組を引き合いに出すまでもなく、NHKの良心的な番組は価値のあるものであり必要だと思う。これから‘かぐや’によって得た情報は、多角的に分析され、次の科学の発展のために役立たせられるのであろう。またこういう楽しく、興味津々の企画をこれからも立てて欲しいものである。

 それにしても、これまで月の表面部分の名称については、精々‘静かの海’ぐらいだと思っていたが、レプソルト谷、オリエンタル盆地、直径320kmもあるシュレディガー・クレーターのように、数多くの名前が付けられているとはまったく知らなかった。

2007年11月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com