ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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6827.2026年1月21日(水) 観光業復活に貢献できなかったパック商品を想う。

 コロナ旋風が消えて観光業界も漸く活気を取り戻しつつある。2025年に日本を訪れた外国人観光客(インバウンド)が、初めて4千万人台に達した。24年に過去最高の3,687万人になって、僅か1年でこの数字とは少々驚きである。人口減少傾向の中で、国内の宿泊や観光業はやや先行きが暗い。その中で外国人の訪日は、観光業界のみならず、国内経済にとっても大きな福音である。実際25年の訪日客による国内の消費額は、ざっと9.5兆円で、防衛費の支出額を完全に上回るほどである。現在中国における対日感情が悪化して、日本へ渡航自粛を中国政府が要請し、日本への観光客が急速に減り、例えば昨年12月の僅か1カ月間の対前年同月比で約45%も減少した。それでも全般的なインバウンド客拡大傾向は、益々拍車がかかり、いずれ日本経済を支える一大産業に発展する可能性がある。

 しかし、インバウンド業が歓迎される一方で、必ずしも受け入れられない一面もある。それは、しばしばいわれているオーバーツーリズムである。過度な観光地化によって、地域住民の生活環境が脅かされることである。騒音や、交通障害など地域の住民が通常の日常生活ができなくなるような事態である。例えば、イタリアのベネチア、国内でも京都市内が最近特に話題になっていて、地域としての防衛策まで検討されている。ベネチアの非居住民に対する入島税の徴収などである。日本政府も来年度中に国際観光旅客税(出国税)を現在の1千円から3千円に引き上げ、その財源とする計画である。

 それにつけて想い出すのは、旅行会社に勤めていたころは、ほとんど海外旅行アウトバウンドの企画、販売に関わっていたが、日本屈指の観光地へ親会社がハードインフラである交通機関やホテルなどを所有していたので、それを組み合わせた特殊なパッケージ旅行商品を企画した。外国人がガイドなしでも英文パンプレットの案内に従ってツアーを楽しめる仕組みになっていた。企画は専門的なジャーナリストらに評価され、新聞にも紹介され、現在の日本政府観光局、AMEX、アメリカの旅行新聞などにも好意的に取り上げてもらった。ユニークで他社では真似できないパッケージだったが、残念なことに当時はまだインバウンドが、流行するほどではなかった。それでもいずれ一般に周知されれば、ヒット商品になるだろうと信じていた。

 ところが、このパッケージは夢物語に終わってしまった。まだ宣伝も行き届かず、まだ販売も伸びない時に、そんなに経費や時間をかけられない。他のツアーを企画するようにと親会社から販売中止を申し渡されてしまったのである。今思うとあのパッケージが手元にあれば、このインバウンド・ブームの乗って販売も伸びただろうと悔しい気持ちもある。

 プランナーとして、今あのパッケージ商品が店頭に並べば、多くの外国人観光客が興味を抱き、購入し、素晴らしい旅を楽しめるだろうにと残念でならない。

2026年1月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6826.2026年1月20日(火) 「中道改革連合」の立憲は、少し右へ寄ったか?

 昨日記者会見して23日に衆議院解散を公表した高市首相の狙いと思惑については、メディアを通して広く伝えられたが、総選挙における自民党の政策公約については、概ね今日公表された。ところで、高市発言に先立って公表された立憲民主党と公明党が連携して発足した新党「中道改革連合」も、昨日衆院選の公約に向けた基本政策を発表した。野田代表は、立憲の148名の現議員のうち、2名は引退するが、144名が新党に登録すると述べていた。後段の原口一博議員を含め、2名が同調しないようだ。

 「中道改革連合」の基本政策として、「生活者ファーストの政治」を謳い文句に高市政権と同じように消費税ゼロを掲げた。但し、期限なしである。それと同時に、気になったのは、立憲にとって新党としての在り方を問われる、2つの問題である。

 ひとつは憲法改正について、これまで憲法の基本原理を堅持するとしてきたが、ここに来て公明党に配慮したのか、「責任ある改正議論を深化する」と保守に歩み寄るような考え方に変化したことである。併せて、従来「原発ゼロ社会を1日も早く実現する」として原発に同意していなかったのに、「安全性の確認と地元合意などを条件に再稼働を容認する」と原発賛同に大きく舵を切ったことである。

 もうひとつは、外交、防衛政策のよろめきである。非核3原則は堅持すると言いつつも、激変しつつある安保環境から、次の点で問題を生じさせた。それは、専守防衛の範囲内として存立危機事態における自国防衛のための自衛権行使は合憲と打ち出したことである。恐らくこれも公明党の政策を斟酌したからであろう。

 これらの問題にあまり党内で議論を交わした形跡もなく、物申す議員の原口一博議員が「暴挙」とまで非難して、新党には加わらない。表面的には、立憲と公明が合意点を見出したように見えるが、元々保守と革新に別れていた両党が総選挙を睨んで、なりふり構わず一時的に別居していた夫婦がよりを戻したような印象を受けた。

 さて、日本列島に強烈な寒波が流れ込んでいる。特に、日本海側で次々と雪雲が流れており、普段はあまり雪が降らない太平洋岸でも雪が降りそうである。今日から気温はぐっと下がり、明日はもっと冷え込むようだ。特に今夜半から明朝にかけて大分冷え込むようだ。今日東京都内の気温は、9℃だった。午後ダウンジャケットを羽織って日課のウォーキングに出かけたが、かなり寒かった。奇しくも今日は「大寒」である。寒いわけである。

2026年1月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6825.2026年1月19日(月) 高市首相、衆議院解散を決断

 今日午後6時から高市早苗首相の記者会見があり、すでにメディアで予想されていた通り衆議院解散について決断したと述べた。来る23日の通常国会の冒頭に正式に解散する。NHKと民間TV各局が一斉にこの記者会見を生中継したので、皆同じような放映画像だった。冒頭に首相は、なぜ年度末が迫ったこの時期にこの重要な決断をしたのかという点について、自分が日本の総理大臣として適っているかどうかについて主権者である国民の判断を仰ぎたいということだった。大意は3つだった。ひとつは、政治の安定を図るために解散する必要があり、これにより重要な政策を迅速に実行できる。2つ目は、衆院選で与党が過半数を得ることで、国民の支持をバックに国会運営を主導できる。3つ目は、早く政権基盤を安定させて、経済政策や外交、安全保障を大胆に推進できる。以上3点に要約される。

 27日に公示して、投票日は2月8日(日)であるが、この時期に総選挙が行われることは珍しい。来年度の予算案作成もあるし、季節的に豪雪地帯の有権者にとっては投票所へ行くのが大変な地域も多い。特に、今冬は豪雪地帯が目立つだけに投票率がどうなるか。首相は、会見の中で、自民党が一番厳しく追及されている政治資金パーティの裏金問題については、一言も語らなかった。その代わりに日本維新の会との連立合意でもある飲食料品の消費税を2年間中止すると述べた。だが、その原資はどうするのか、また2年後に消費税を復活させた場合の国民の不安、不満、落胆などをどう裁くのか。

 高市首相の一番気がかりな点は、アメリカ向きであることだ。就任直後に来日したトランプ大統領と横須賀米海軍基地内の軍艦上で、米海軍兵の中に交じり、隣のトランプ氏と並んで飛び上がって喜んでいたポーズは、あまりにも子どもっぽく感じの好いものではなかった。今トランプの破滅的な言動に対して、ヨーロッパ諸国が批判し、イランやグリーンランドには余計なちょっかいを出そうとしている。その行為に何の忠告も批判もしない。ひたすらアメリカのご機嫌取りで、防衛費を増額することだけを実行している。大丈夫だろうか。心配である。

 さて、最も好きな国のひとつであるミヤンマーで現在3回に分けて行われている国軍による作為的な総選挙も、すでに2回を終えた段階で予想通り国軍系の議員が過半数に達した。4年前に国軍のクーデターによって当時アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)を倒し、スーチー氏を拘束した挙句に、翌2023年にはNLDを解党に追い込んだ。前回の総選挙で圧倒的な勝利を収めたスーチー氏の消息も現在不明である。不平や反対を唱える勢力を弾圧して一掃し、軍部は独裁的に国を支配している。現在行われている総選挙も、政敵を徹底的に排除して実施されたので、議会が国軍系議員に占められるのは、予想されたことである。現状のままでは、あまりにも民主主義国家とはかけ離れ過ぎている。

 まだ最後の3回目の投票が残されているが、結果は明白である。2回目の結果が判明した15日に、日本政府は、国民の更なる分断を招くとして、ミヤンマー情勢に懸念を表明した。反民主的な政治について、日本政府が懸念を示すのは珍しい。それなら、現在のトランプ政権の暴れ馬的言動に一言あっても良いと思う。アメリカに対しては、言いたいことも言わず、ミヤンマーのような途上国に対してはずばりと言う、二枚舌外交も多くの国から見透かされるのではないだろうか。

2026年1月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6824.2026年1月18日(日) 共通テストの無難な実施を願う。

 受験シーズンもたけなわである。昨日と今日の2日間、全国で大学入学共通テストが行われ49万人が参加した。我々が受験生のころは、このような制度がなく、すべて志望大学で大学独自の試験を受けたものである。近年少子高齢化、進学率の向上などの影響もあり、大学にとってもいずれ受験者が減少するだろうと予測され、難しい局面に立たされているようだ。特に女子の進学率が高まったことや、女子が男女共学制大学へ進学する傾向が強まり女子大に進学する学生が減りつつある。女子短大などは閉鎖するところが目立つようになった。中には武庫川女子大のように男子学生を受け入れ、男女共学制に変わった女子大もある。出題や機械化の進化などで、受験生の受け止め方もそれに応じて大分特殊なスタイルに変わった大学もあるようだ。

 受験生が何の心配もなく、予定通り受験できて、日ごろの成果を発揮できれば、御の字である。ところが、一昨日都内で早朝より午後までdJR山手線と京浜東北線が停電のため、電車が動かなくなり、通勤客が往生したようで、共通テストの日でなくて良かったと思っていた。だが、近畿地方では今朝南海電鉄が人身事故を起こし、一部区間で運転を見合わせた。このため、一部の試験場では開始時刻を繰り下げたというニュースが伝えられた。こういう不運に巻き込まれることもあるので、一時も油断できない。

 共通テスト試験科目のひとつ、「歴史総合、世界史探求」には、出題に漫画が使用されたという。それはフランス革命に関する内容の中で、「ベルサイユのばら」のイラストが使われたようだ。漫画が試用されたのは、今に始まったわけではないが、新聞の風刺漫画などもよく使用されるという。我々世代には考えられないことである。阪神大震災や東日本大震災の発生年を問う設問があったり、短命で終わった石橋内閣の発足について風刺漫画が資料として使われたこともあるという。

 私は2年間も浪人生活を送った。その意味では受験に失敗した生徒でもあったが、大学受験の厳しさや、受験制度について随分考えさせられたものである。浪人期間は、長い人生においてプラスかマイナスかは、人によってそれぞれ異なると思うが、サラリーマンだった父は、余計にかかる費用が無駄だということをしきりに言っていた。また、あまり長く浪人生活を送ると、同期生に遅れて損をすることになるし、特に就職活動ではマイナスだと言っていた。私の場合は、マイナス面も確かにあったが、別の意味で広く世間を知ることができたと思っている。受験生が思い切り持てる実力を発揮されるよう望んでいる。

 さて、トランプ大統領の強欲が、またヨーロッパ諸国へ乱暴な言動に及んだ。このところ注目されていたデンマークのグリーンランド自治領を、地下資源欲しさに領有を主張し出したトランプ氏が、昨日になってアメリカがグリーンランドを購入できるようになるまで、ヨーロッパ8カ国からの輸入品に2月1日から10%の追加関税をかけると表明したのである。更に、グリーンランド購入に関する合意がまとまるまで続けられる。8か国とは、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フランス、ドイツ、オランダ、フィンランド、イギリスで、ヨーロッパの主要8カ国である。これらの国々からはすでに反発が起きている。彼らは、デンマークの要請を受けて少数ながら軍事要員を現地に派遣している。

 トランプ大統領は、グリーンランドは戦略的な位置にあり、豊富な鉱物資源を有することから、アメリカの安全保障にとって重要だとして、武力による奪取も漏らしているが、ここまで欲の皮が突っ張って外国をかく乱し、資源を奪い取るなどと悪びれずに言うことは、一時代前の悪漢独裁者と同じであると断言せざるを得ない。ひとりの大バカ者アメリカ人のせいで、世界も大変な問題を抱えるようになったものだ。

 

2026年1月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6823.2026年1月17日(土) 阪神大震災で想い出すブラジル人の畏友

 31年前の今日、阪神・淡路大震災が勃発した。都市を直撃した初めての大地震で、犠牲者は実に、死者6,400余名、負傷者は43,700余名に上がった。

 あの日まだ出勤前でまだ寝床に居た時、階下から次男が慌ただしく電話受話器を持って来て、「お父さん!  英語で電話がかかって来たヨ」と私に手渡した。耳に当て聴いてみると、何とブルジルの友人アリンド・フルタードさんが「今ニュースで日本に大きな地震が発生して大分犠牲者が出たようだと伝えていたが、Mr.Kondohの親戚や友人は大丈夫か?」と知り合いに犠牲者がいないかどうかを心配してわざわざ地球の裏側から電話をしてくれたのである。当時震源地神戸には、親戚も友人もいなかったので、その心配はないと伝えたところ、ホッとしたのか直ぐ電話を切った。

 そのアリンドさんとは、その何年か前にエジプト・ピラミッド近くでひとり光と音楽のディナー・ショー(Sound & Light Dinner Show)を楽しんでいた時、偶々彼が隣の席に座っていたので、つい気易くいろいろな話題に話が移り楽しいひとときを過ごした。別れ際にまたどこかで会いましょうと約束して別れた。その後アリンドさんとは文通を続けていたが、ある時唐突に訪日されたので、車で箱根を案内し、その帰りに我が家を訪れてもらって家族と夕食をともにした。日光へも「はとバス」で行ったり、帰られてからもX‘mas Cardの交換をはじめ、手紙のやりとりはずっと続けていた。私もその後ブラジルへ2度ばかり訪れ、彼にリオのサンバホールや、市内を案内してもらったり、彼の自宅へお邪魔したこともある。懐かしく忘れられない想い出である。その交友関係については、拙著「八十冒険爺の言いたい放題」に取り上げて書いた。

 その後何年かして、手紙のやり取りが無くなってしまった。かつてリオに駐在した経験のある高校時代の友人が、偶々ブラジルへ旅行するというので、時間があったら彼にアリンドさんの自宅を訪ねて様子を探ってもらったところ、自宅で横になったまま、玄関には出られないとのことで、私のメッセージだけを伝えてもらった。その後まったく連絡が付かず、独身だった彼の周囲からも連絡がなく、年齢的にも悲しいことだが極楽浄土へ旅立ってしまったのだと諦めるより仕方がなかった。その後連絡を取ってくれた高校の友人も亡くなった。

 私にとっては、異国の良き友人だった。初めて会ったのが、ピラミッドの傍だったドラマチックな出会いから、2万㎞も離れた外国で生活しながら、お互いの自宅を訪れて交友を深めていた。私にとっては長年に亘る彼との交流は忘れることが出来ない人生の懐かしき宝物である。毎年阪神大震災発生記念日がやって来る度に、犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、アリンドさんのご冥福もお祈りしている。

 今日は大震災の発生記念日であるが、何か偶然だろうが、今日夕方5時半ごろ鹿児島県周辺でM4、震度3の地震が発生した。それほど大きな地震ではなかったが、地震大国にいると油断も隙もないものだとつくづく感じている。

2026年1月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com