充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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6944.2026年5月18日(月) 「酷暑日」制定のきっかけは、昨年8月の猛暑
昨日は全国的に暑かったようで、東京の最高気温も30.2℃と今年初めての真夏日となった。NHK・TVの夕刻の気象情報を聴いていたところ、全国の最高気温は群馬県伊勢崎市の41.8℃と聴き、驚いた。ところが、全国各地の最高気温はほとんど真夏日を超えた30℃超だったので、どうして伊勢崎市だけ飛びぬけて暑いのだろうと同じ群馬県宇都宮市を調べてみたら31℃だった。なぜNHKは伊勢崎市を41.8℃と報じたのか、分からなかった。そのまま訂正されることもなく私には伊勢崎市が昨日「酷暑日」だったことだけが、頭にこびりついていた。
それでもNHKが間違った情報を流したまま訂正することもなく黙っているのはおかしいと思い、日本各地の過去の最高気温を調べてみたところ、昨日の伊勢崎市の気温は、昨年の最高気温であることが分かった。実は、41.8℃は伊勢崎市が昨年8月5日に記録した過去の最高気温だと分かった。迂闊にも聞き逃したが、NHKは多分それを言ったのだろう。昨年は確かに暑い日が多く、特に8月は5日に伊勢崎市の他に、埼玉県鳩山町41.4℃、群馬県桐生市41.2℃、群馬県前橋市41.0℃、茨城県古河市40.6℃と軒並み酷暑が記録された。翌6日は、静岡市で41.4℃、岐阜県金山市で41℃を記録する他にも8月は酷暑の日が多かった。過去気温が高かった上位22位までに昨年8月の酷暑の日が7日も入っている。結局これが傾向として今年も暑い日が多くなるだろうとの推測を基に40℃以上を「酷暑日」と決め、猛暑を警戒させるための大きなきっかけになったのではないかと思う。
ゴールデン・ウィークも過ぎ去ったが、気になったのは祭日にも拘らず日の丸を掲揚している住宅が少なくなったことである。
実は、いま自民党が策定を目指している「国旗損壊罪」は、公然と国旗を損壊等する行為、及び損壊の様子を撮影しSNS等へ投稿するような行為を処罰の対象とするもので、論議の課程で賛否が分かれている。自民党内や有識者からも「表現に自由」や「思想・良心の自由」を不当に制約し、国民の正当な抗議活動や、言論を委縮させる過剰規制になりかねないとの慎重な意見も出ている。
この法案には、その前に成すべきことを成していないことが問題だと思う。日の丸が日本の国旗であり、他の旗とは異なりそれなりの敬意を抱いて所有すべきである。国は、各家庭で旗日には日の丸を掲揚するものだということは、学校でもきっちり教えるよう指導すべきであると思う。そのうえで、日の丸に対して非常識な行動を行った際には、戒めるべきである。これらの前提をなくして、日の丸に対して非常識な対応をした際に法律で罰するのは、必ずしも好ましいとは思えない。
地震に遭遇した石川県に人口約1万6千人の中能登町というところがある。「日本一日の丸を掲げる町」を目指した自治体で、国旗の購入者に商品券を渡す補助制度を作ったくらいである。ここまでやる必要があるのか疑問であるが、それより小中学校で旗日に国旗を掲げることを教えた方が効果的であると考えている。
6943.2026年5月17日(日) 東大五月祭中止は学生の右傾化が原因
毎年五月に恒例の東大本郷キャンパスで開催の東大五月祭は、昨日と今日の2日間開催される予定だったが、昨日の第1日目は途中で中止となった。今日は予定通り開催されると主催者の「東京大学第99期五月祭常任委員会」は公表した。
なぜ五月祭の第1日目が途中で中止になったかというと、右翼系の神谷宗幣・参政党代表が午後から講演する予定で、発表時点から反発の声が聴かれていた。どうして東大がこのような極右政治家を講師として招くような気になったのか、どうもよく分からない。それでも神谷代表は予定通り五月祭りに参加すると答えていたが、今日になって主催者側へ爆破予告があり、主催者は中止を決めた。神谷代表は今までも各地の講演会で批判や妨害、時には殺害予告を受けることはあったが、通常通り対応してきたと語っている。東大の中止は納得がいかないのだろう。
しかし、このような極右的な政治家に講演を依頼するとは、これまで左翼系学生の本家と見られていた東大としては、奇妙なことである。主催者である五月祭常任委員会に保守系の学生サークル「右合(うごう)の衆」(正しい表現は「烏合の衆」であるが、右寄りが合流するとの意であろう)が入っているせいもある。しかし、60年安保闘争や、68年東大闘争の際には、左翼系学生が中心となり、運動を引っ張って知名度と存在感を強くアピールしていたものであるが、今や世間で言われるように若者が体制寄りの言動に変わった。この傾向も34年前(平成4年)に東大駒場キャンパスの駒場祭にオウム真理教の麻原彰晃元死刑囚を講師に招いたころ辺りから、学生らの空気が変わったように思える。尤もこの時は、約束に反して麻原が宗教の宣伝を行ったために講演は途中で中止になった。
現在国会で議論され、検討を加えられている課題に、1)政治資金規正法関連法案、2)刑事訴訟法の再審制度の見直し、3)物価対策としてガソリン税の引き下げ、4)選択的夫婦別姓法案、5)皇室典範改正案、等々がある。また、自衛隊の増強、海外派遣、及び防衛費増額などが大きな問題であるが、戦争を知らない政治家らは、戦争へ一直線の議論を進め、東アジア海域の危険度が増している。だが、政治家と同じく戦争を知らない今どきの若者、特に大学生らはあまりこれら保守的な問題をそのままにして、政治的活動には関与しようともしない。君たちは将来をどう思っているのか?と聞いてみたい。
かつては、ベトナム反戦運動や、社会の矛盾や、理不尽に対して労働団体とともに抗議の声をあげた全学連のような学生団体が見られなくなってしまった。労働者の賃上げの声についても、以前は国鉄や私鉄総連のストによる強力な反対闘争により、彼らの主張を受け入れてもらっていた。それらの動きが今やほとんど見られなくなった。これは若者たちの生活が昔に比べて裕福になったことも一因である。しかし、若者たちに社会に対する甘えの気持ちがあることも大きく影響している。
東大五月祭だけに限らず、各大学の学生たちがお互いに横の連絡を取り、社会に対して埋もれてしまった社会問題を解決するような行動を起こして欲しいと、かつての安保世代の若者のひとりとしてアピールしたいと思う。
6942.2026年5月16日(土) サッカーW杯代表メンバーとキューバの窮状
来月サッカー・ワールドカップ(W杯)が北中米各地で開催される。日本代表チームのメンバー26人が昨日森保監督から発表された。現在の日本のサッカー・ブームに火を点けたのは、33年前のJリーグ発足である。そのJリーグは当初10チームでスタートしたが、今では3部リーグも合わせて60チームにまで広がった。Jリーグの発展とサッカー人気の盛り上がりのお陰で、代表チームも力をつけ、1997年にはW杯に初めて出場して以来8大会連続して出場することになり、次第に日本チームは力を付け、今大会はベスト8を狙っている。
そういう盛り上がった空気の中で、不幸にもチームの得点源で大黒柱の三苫薫選手(ブライトン)が、つい先日所属するブライトン・チームの試合中に負傷して、回復は大会に間に合わず、チームとしては実に痛い。日本選手もヨーロッパで活躍する選手が増え、今大会は26人中日本のJリーガーは僅か3人しか選ばれていないほどである。6月15日の対オランダ戦を皮切りに、1次リーグを戦うが、是非決勝トーナメントへ勝ち上がって欲しい。
ついては、去る1月トランプ政権がベネズエラの首都カラカスを奇襲攻撃し、マドゥロ大統領を拘束しアメリカへ連行して、世界中を驚かせた。トランプ大統領は、麻薬対策と不法移民対策と言いつつ、真の狙いは、ベネズエラの石油の利権と見られている。そして、その直後に半世紀以上に亘って対立するカリブ海の社会主義国キューバをこの次に攻撃すると主張して、キューバに圧力を加えた。その後今月になって、トランプ大統領はブラジルのルラ大統領との会談で、キューバへの軍事侵攻は考えていないと明言した。
ところが、驚いたことに今朝の朝日記事によれば、「嘘つきトランプ」はウソを実証したのである。資源の少ないキューバに対して、石油原油の搬入を阻止し、キューバでは原油、重油、ディーゼル油などの備蓄が枯渇したとキューバのディアスカネル政権が明かにした。同時に3月末にロシアの燃料を積んだタンカーが到着しただけで、その後一切外国からの石油や資材の搬入はなく、深刻な燃料不足が続いて、アメリカの圧力がキューバを危機に陥れていると批判されている。
実際、全国的に停電が深刻化して、1日に3,4時間しか電気が使えなかったり、地方では30時間以上も停電が続いたこともあったという。首都ハバナ市内の写真が2枚掲載されている。その1枚はハバナで停電により真っ暗になった外を歩く人、もう1枚は路上に散乱するゴミを見つめる女性の姿である。丁度10年前にキューバを訪れ、貧しいながらも国民平等、教育費無料、塵一つ落ちていない市街の清掃ぶりを目の前に見て驚いたほど、経済的に豊かではなくとも上下の差別ない自由平等な生活と、道路上の清潔感に、感銘を受けたものである。世界でキューバが一番社会主義の理想に近い国ではないかと思い、その後キューバの現状についてレポートを書いた。キューバの人口は、東京都よりも少ない約1千百万人程度で、その8割以上は首都ハバナに集中している。貧しいながらも本来街は清潔で、市民は底抜けに明るい国である。
カストロとゲバラが創り上げた社会主義の理想とも思える国を、貧富の差が大きく非民主主義国のアメリカはどうもお気に召さないようだが、国家の独立性を考えれば、非民主主義国のアメリカが余計な口出しをすべきではないとつくづく思う。何とかキューバの窮状を救ってあげられないものだろうか。
6941.2026年5月15日(金) 習近平氏に比べ存在感が薄かったトランプ氏
1か月以上も延期されていたトランプ大統領と習近平・中国国家主席の首脳会談が、昨日北京の人民大会堂で行われた。夜は習主席招待による晩餐会が開かれた。今日は習主席の案内で世界遺産の天壇公園を散策していた。
当初はイラン戦争の停戦について話し合う予定だったかと思っていたが、米中2両国の世界に置ける2大強国であるとの存在感を強調するための首脳会談になったような印象である。
そして、2時間を超える両首脳の話し合いで、主導権を握っていたというか、存在感が表れていたのは目立ちがりやのトランプ氏ではなく、迎えた中国側の習主席の方だった。イラン戦争停戦のカギであるホルムズ海峡の解放と、イランの核兵器保有を認めないという点では、お互いに合意したという。併せて、通商・貿易問題では、アメリカ企業の中国市場への積極的な参入と中国からの対米投資の拡大について話し合った。
最大の難題は、台湾問題である。かねてより中国が台湾問題は中国の国内問題であるとの考えに固執しており、習主席は台湾問題への対応を誤れば米中関係を非常に危険な状況に導くと述べて、アメリカに慎重な対応を求めた。昨日中国がアメリカに対して台湾への武器の売却を中止するよう要請するかと考えられていたが、習主席はこれには突っ込んだ要求はしなかった。
結論的にはトランプ大統領のいつもの身勝手な要求と傲慢な態度は見られず、発言も控え目で、むしろ習主席の話の方が要点を突き、優位に会談を進めたという印象である。珍しく記者からの質問に対して、口ごもることが多いトランプ氏もそろそろトランプ劇場に幕を降ろす頃合いが近づいたように思う。
さて、上場企業による2026年3月期の決算が公表されているが、自動車業界で独り勝ちのトヨタ自動車が、国内企業として初めて売上高50兆円超の実績を挙げたが、長年同じ自動車業界のライバルであるホンダと日産が大幅な赤字決算を公表した。ホンダは、上場以来初めてとなる4千3百億円の営業赤字を計上し、近年赤字続きの日産は、最終損益は6千7百億円の赤字見通しとなると公表した。マツダ、三菱も赤字転落で業界には二極化の傾向が見える。
一般的に価格競争の激しい小売業は、売上が不安定で約70%が赤字となるようで、原材料高騰や設備投資の負担が大きい製造業が約67%、人件費率が高いサービス業の内約66%が赤字と言われている。具体的な業種を見てみると、全業種の平均割合は、黒字37.9%、赤字62.1%と言われている。赤字業種の中でも最も赤字比率の高いのが、意外にも出版印刷業74.9%で、次いで料理飲食旅館業73.8%、繊維工業73.4%だそうである。
いずれにしても厳しい経済状況になるとどんな業種でも経営は厳しくなる。この点を現実に働いている社員がどの程度認識しているかによって、良くもなり悪くもなると思う。
6940.2026年5月14日(木) TVドキュメントで知る史実と伝統
この頃大分昔に訪れた海外の都市を、いろいろな角度からその史実、特徴や概要などについて放映される番組が多く、つい惹き込まれて興味深く観ている。この2,3日の間で特に関心を抱いたのは、12日のNHK・BSの「世界ふれあい街歩き」の「笑顔に恋してホーチミン~ベトナム」で、昨日もやはりNHK・BSで放映された「アナザーストーリー~兵馬俑発見の秘密」の再放映番組と、同じくNHK番組の「歴史探偵~超絶美麗サグラダ・ファミリア未完の世界遺産完成へ」である。
これら3つの番組の舞台となった都市へは、いずれも何度か訪れているが、初めて訪れたのは前の2つは半世紀以上も昔のことである。
ベトナムのホーチミンは、まだ激しいベトナム戦争真っ只中の1967年1月に訪れた。当時は首都サイゴンと言われていたが、戦争が激しくホテルに泊まっていても夜にはサイレンが走り抜ける音や、爆音が聞こえ、街はベトナム兵、アメリカ兵があちこちで警戒して油断ならなかった時であり、私自身も米兵に銃を向けられてホールドアップさせられるような緊張と警戒の時代だった。それが、今や戦争の爪痕もないような画面で、戦後40年以上も経過してきれいな街並みとなり多くの市民が家族づれで寛いでいるような光景に思わず、これがあのベトナムか?と思い、見惚れてしまうほど整然とした街となった。特に街の中心には広い通りが見られたが、60年も前の記憶上には残っていない。当時と変わらないのは相変わらず自転車が多いことだが、よく見ると自転車より自動二輪車が増えたことである。
そしてアナザーストーリーで放映された西安市郊外の世界遺産「兵馬俑」である。私が初めて訪れたのは、これが農民、楊志発さんによって発見された1973年とそう遠くないころだった。外観ではどんなものか分からなかったが、建物内部へ入ってあまりにも多くの石像が整然と並べられているのに圧倒された。2千年も昔のものだという。発掘後随分謎めいた報告や国の考えに写真も満足に撮れないと語っていたが、私も内部で石像にカメラを向けようとしたところ止められた。秘密だなんて思いもせず、兵馬俑傍の土産物売店でその写真を販売していたために、単純に写真販売の妨害になるからだと考えていた。昨日の放映で、ちょうど文化革命の時期に当たっており中国政府の厳しい政令にも触れるものだと初めて知った。何か秘密めいたことが多く、内部の写真を世界に初めて紹介したのは、アメリカ人のオードリー・トッピングさんという女性だった。
そして3つ目であるスペインのバルセロナにある世界遺産「サグラダ・ファミリア(聖家族教会)」は、40年ほど前に初めて訪れた。建物の壁にびっしり彫られた彫刻や、内部の高い天井とステンドグラスが見事で強く印象に残っている。1882年にアントニ・ガウディにより建築が始められてから、ガウディは亡くなったがまだ完成途上と言われ、事実外部と内部で工事は進められていた。今年6月に4基の塔が未完成だったが、4つの中で最も高いイエスの塔の頂上部が今年6月に完成すると言われ、現在そこに布製らしきシーツが被せられている。本当にこの聖家族教会が全体的に完成するのは、まだ先のことのようで2034~35年ごろと言われている。
いずれにせよ、これらドキュメンタリーは、現場を訪れ臨場感に触れたからこそ怖いところとか、素晴らしいものと感じ取ったが、じっくり説明を聞きながら画像を観ていると懐かしさとともに、人間の底知れない能力と強さをつくづく感じる。これからも興味深そうなドキュメント作品は、積極的にじっくり観てみたいとNHKに期待している。