ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

ブログ一覧

6969.2026年6月12日(金) 教育制度上の男女平等・男女共学

 戦後男女平等のひとつの形が、教育制度にも男女共学制の導入によって実現されたと言える。それでも大学や短大には女子学生専門のところはかなりある。ところが、年々女子大や女子短大には、入学志願者が減り始め大学も女子学生数が減って、近年伝統あるいくつかの短大が閉校せざるを得なくなった。4年制の女子大もしかりで、学生数が減り続ける中で生き残り策を見出そうと懸命である。

 そんな中で今年度から女子大が男子学生を受け入れるところも現れた。関西の武庫川女子大が男子学生を受け入れることにしたそうだが、総合的にその狙いはうまく行くだろうか。東京の短大はほとんど姿を消してしまった。特に有名な伝統校だった東京女学館短大や、山脇学園短大も今では、付属中高が名門校の伝統を受け継いで存在している状態である。名門大学の中でも青山学院、上智大、東洋英和女学院では、短期大学部を閉鎖してしまった。一般的に短期大学部は女子大としてはこれまで、家政学部のような女子特有の学部を運営しているケースが多かったが、中には新たに理工系学部を始めたところもある。「リケジョ」という新語があるように、理系女子学生も増えつつある中で、女子大の進むべきひとつの道であるのかも知れない。

 公立、私立を問わず高校でも従来は男女別学制が多かったが、現在一部の県を除いて、すべての公立校が男女共学校になった。茨城県教育委員会に足繫く通っていた半世紀前は、名門水戸一高は男子校で、二高が女子校だった他にも茨城県には男女別学校が多かった。それが今では男女共学となり、男女別学校のあるのは、群馬、栃木、埼玉、千葉の関東エリアと宮城、島根、福岡、鹿児島の地方自治体だけになってしまった。こういう表現は適当ではないが、田舎ほど男女間の差別が今も教育制度の上に残っていると言えないだろうか。

 今年4月に埼玉県教育委員会のトップに女性の石川薫教育長が就任したが、県立高校の共学化を課題に挙げている。思い切って女性ならではの、アイディアを進めてくれるのではないだろうか。

 実は、埼玉県では名門校の名に拘る伝統校の名門県立浦和高校が、卒業生たちの男女共学反対によって今以て男子校のままである。浦和のライバル校として時によりしばしば交流している私の母校・神奈川県立湘南高校は、以前から男女共学だった。しかし、我々が在学していた1950年代は、男子が圧倒的に多く、私の同学年生は400人中、女子は僅か27名しかいなかった。1学年時にはクラス50人の中に女子は3人しかいなかった。その3人のひとりが一昨年文化勲章を授賞した中西準子さんである。今年は全校で男子622人、女子は452人となり、今ではほぼ男女同数に近づいている状態である。

 これからの傾向は分からないが、男女共学は男女同権を基本とするシステムであるだけに、共学校が増えるよう県教育委員会はもっと積極的に行動すべきであると思う。

2026年6月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6968.2026年6月11日(木) 皇室典範改正に消極的な政府案

 去る8日のブログにバルセロナのサグラダ・ファミリア教会について取り上げたところ、昨日テレビのNHK「クロ現」とニュース・ウォッチ9で、また朝日夕刊には1面に大きく扱われ、私の書いたブログも随分タイミングが好いなと思った。実は10日は、サグラダ・ファミリアの天才建築家アントニオ・ガウディの没後100年目の命日だったのである。当日現地ではローマ教皇をはじめ、スペイン国王フェリペ6世臨席のもとにサンチェス首相ら政府要人も参列し、ガウディの偉業と平和への祈りがささげられて、大規模な「イエスの塔」落成式と厳粛にミサが行われたと分かり、テレビでは一部生中継された。埼玉県川越市のスペイン料理店では、店内のサグラダ・ファミリア風の飾りつけなどを紹介していた。今夜もNHKで夜10から特別番組が予定されている。正にサグラダ・ファミリアさまさまである。

 3つのファサードのうち、残る正面入り口の「栄光のファサード」建設が進められ、全体としての完成は2035年ごろと考えられている。

 さて、昨日衆参両院の正副議長が、皇室典範改正の意見を立法府の総意として取りまとめたようだ。ポイントは、①女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ、②旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える、の2つの案を認めた。配偶者と子に皇族の身分を付与するかという点については、言及を避けたらしい。戦後長い間皇室典範については、手を加えられなかった。今日性急に皇室内部の問題について、注目されるようになった理由は、現在の皇室、皇族には男性が数少なく、ほとんどが女性であり、男子が継承することを基本とするとの皇室典範からは、益々この傾向に拍車がかかる。それが故に、このところしきりに女性天皇問題が浮上している。今も「愛子天皇」とイメージ上の「天皇陛下」を表している表現をしばしば見る。現状の憲法2条、及び皇室典範上では、秋篠宮家の悠仁様が順位的には、父上でもある秋篠宮様が天皇即位1番に次いで、2番目の序列にいる。本音としては皇室問題で波風を立てたくない政治家としては、このままそっとしておきたいのだろう。

 しかし、愛子様がイメージ的にも天皇として大きな問題はないということや、国民から女性天皇の賛否を問うと、7割ほどが女性天皇賛成である。保守的な高市首相としては、前記皇室典範意見書に、女性天皇に触れることは避けたかったのではないか。この案では、大きな変化はない。少しは男子皇族が増えるということはあるにせよ、女性天皇の誕生を望んでいるようには見られない。

 今から20年ほど前、まだ悠仁様がお生まれになる前までは、現状後継者は秋篠宮様ひとりとなり、天皇制もぐらつき出し、女性天皇誕生の唯一のチャンスだったと思う。だが、悠仁様のご誕生により、皇室典範第1条の「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」の通り、男系天皇制は守られたようだ。これで女性天皇制議論は、たちまち消えてしまった。恒久的な問題ではなく、その場しのぎのものとなるか、また数十年後に同じ問題に悩むことになるだろう。

2026年6月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6967.2026年6月10日(水) 理不尽なイランW杯チームの待遇

 昨日開こうとしたホームページの画面が現れず、インターネットと接続できていないとの表示が出た。2台のPCがいずれも同じ表示なので、困ったことになったとコンセントを1度抜いてみたが、無駄だった。ITコンサルタントに連絡したら、私のPCを遠隔操作で観てインターネットと繋がっていないので、そこをチェックするよう指示を受け、トライしてみたが駄目だった。そこで夜仕事を終えてから自宅へ来てもらうことになった。

 この他に、妻が外出中の夕方、ウォーキングに出かけようとセキュリティー・システムを稼働させようとしたところ、何度試みても思うように動かない。こんなことは昨年4月にセキュリティー会社と契約を交わしてから初めてである。おかしいなと思いつつ、会社へ連絡して事情を伝えたところ、システムがインターネットと接続していないので、そちらを接続するようにと要請された。

 夜になってITコンサルタントが来られたので、PCとインターネットとの接続作業を終えた後に、セキュリティーのチェックをしたところ問題は解決していた。知らなかったが、インターネット回線を使用した場合、それを二重三重に利用するとそれぞれに不具合が生じ、連鎖的に影響が及んで来ることを改めて知ることになった。

 さて、明日北中米で開幕となる待望のサッカー・ワールドカップが世界的に盛り上がっているのは当然としても、今大会は随分複雑な問題を抱えているようだ。いうまでもなくアメリカのイランへの空爆に始まった戦争により、アメリカのイランに対する対応である。アメリカはイラン代表チーム、及びサポーターに対し、理不尽にもビザの制限やチケットの無効化など厳格な入国、行動規制を実施している。

 例えば、選手26名にはビザが発給された。しかし、滞在は試合当日のみと制限されている。このためアメリカ国内における事前キャンプが出来ず断念し、止む無くメキシコのティファナに変更した。また、外出は試合当日だけしか認めず、結果的に早朝ホテルを出てその日の内にホテルへ帰るという忙しい日程となってしまった。今日になって試合前日の滞在も許されることになったが、スケジュールが窮屈であることは国際試合らしくない。1次リーグでイランとアメリカがともに2位以内なら、2次リーグでイランとアメリカが一戦を交える可能性がある。スタッフへのビザが発行されなかったが、これはイラン・サッカー協会会長に対しても同様である。こうなるとスポーツ大会とは言え、あまりにも政治的なプレッシャーが強い。

 こういう環境の中で、昨日イラン・サッカー連盟はイランに割り当てられた観戦チケットがアメリカによって取り消されたと発表した。1次リーグ3試合をすべてアメリカ国内で試合するイランにとって、関係者は誰も観戦出来ないことになってしまった。

 また、アメリカはトランプ政権の不法移民対策の強化の一環として、ソマリアなど20カ国からの入国を禁止している。今大会に選ばれた52人の審判員のうち、ソマリア人の審判員が6日マイアミに到着したが、入国を認められずに引き返したことをアメリカ自体認めている。大会中にデモなどで大きな騒動もなく、無事盛会のうちに閉幕となることを願っているが、果たしてそのようになるだろうか。

 どうも理解出来ないのは、この理不尽な事態に対して国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ長期会長が解決に乗り出すような姿勢を全く見せないことである。尤も昨年ノーベル賞欲しさの私欲を出していたトランプ大統領に、積極的に平和に貢献している功績としてノーベル平和賞を授与すべきだとヨイショした人物であり、とてもイラン代表チームに構ってなんていられないとアンタッチャブルな姿勢である。

 北中米各地で大会が開催されることは大いに結構であるが、入場料の高騰で一般人が入場できないようなサッカー本来の球技から遠ざかるような大会にしてもらいたくないと思っている。

2026年6月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6966.2026年6月9日(火) クマの出没で日本の治安も危うい。

 昨朝日本時間の9時前にフィリピンのミンダナオ島でM8.2 の大きな地震があり、日本にも津波の影響があると沖縄、奄美諸島から日本列島の太平洋岸に津波波浪警報が発せられ、夕刻4時半になってそれは解除された。テレビ画面上に現地の様子が映し出されたが、かなり激しい揺れが観測され、今日時点で37名が死亡、約400名が負傷されたという。学校などでは朝礼の時間に当たって、生徒たちが校庭内で揺れから身を守る様子や、大きなビルが崩壊する映像が、地震の激しさを物語っていた。

 大分以前にミンダナオ島の最大都市ダバオを訪れたことがある。マニラ、セブに次ぐフィリピン第三の都市である。この都市が発展したきっかけは、20世紀初めに日本人がマニラ麻栽培の農園を経営し、当時2万人もの日本人が住む東南アジア最大の日本人街もあった。現在でも多くの日系人が住み、定年を迎えた日本人の移住先としても注目されているそうである。初めてフィリピンを訪れた時、治安不安定で危ないと用心しながら滞在していた首都マニラに比べて、ダバオ市内は治安がある程度落ち着いていて安心して街を歩けたような記憶がある。

 ところで日本の街は安心して歩けるだろうか。恐らく日本人全員ばかりでなく、外国人もそう思うように、日本の治安の良さは普く知られている。

 それが、必ずしもそうは言えない事態が今起きている。このところ東北地方を主にクマが相次いで出没し、その凶悪性もあり、自治体も安全管理の面で警戒している。東京駅まで新幹線で50分と首都圏内にあると考えられている栃木県宇都宮市内にも一昨日クマが出没し、歩行者を傷つけた。市民も驚き、恐怖心を抱いていた。一昨日夜中には、日中人出の多い商店街にクマ1頭が出没して歩行者を驚かせた。市の中心街における出没だけに、他の地域での出没も予想される。宇都宮市内の公立小中学校は、すべて臨時休校となった。今日市内で1頭のクマが駆除された。

 カナダを旅行中に鉄道駅構内にクマが入るのをバスの中からじっと見ていたことはあったが、日本ではまだ見ていない。だが、京都の中学校を卒業した直後に、嵐山近くの松尾山中でイノシシに追いかけられた生々しい経験がある。「猪突猛進」という言葉通りイノシシは一直線に前進するので、追いかけられたが土手の法面をよじ登ってイノシシを通したために、幸い傷つくようなことはなかったが、今思うとぞっとする。

 まだ出没するクマの数は特別多いというほどではないが、凶暴性を持った野生動物であるだけに自治体としてもその対応に苦慮しているようだ。駆除しようにも、ライセンスを所有する猟師が足りず、また市内で猟銃を使用することの危険性もあり、現状では箱ワナに誘い込んで捕獲するより方法はないようだが、これでは駆除するにも数は限定される。こんな野生動物に翻弄されるような世の中になってしまった。治安安全を自負する日本としても世界に対してちょっと恥ずかしくなるような事態である。

2026年6月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6965.2026年6月8日(月) サグラダ・ファミリアの異質な建築仕組み

 先月末月刊誌「NATIONAL GEOGRAPHIC」(ナショグラ)日本語版6月号が送られて来た。表紙絵を見て直ぐに納得した。スペイン・バルセロナに建設中のサグラダ・ファミリア聖堂の尖塔「イエスの塔」完成記念特集である。バルセロナのシンボルであり、世界中から多くの参拝者や、観光客が訪れている。「天空を宿す教会」と称してスペインの建築家アントニオ・ガウディが手掛けた圧倒的に芸術的な建築物である。このところテレビなどに紹介方々多くの番組で取り上げられている。我々が驚くのは、一見しただけでは分からないが、この聖堂が今以て建築中であることである。最近注目を集めたのは、屋根の一番上に建築された主塔イエスの塔が完成し、高さが172.5mという世界で最も高い教会になったことである。あまりにも内部、外部ともに装飾が素晴らしくその劣化を補修する修復作業とともに、次の計画を進めている。

 2代目主任建築家だったガウディは、すでに1926年交通事故により75年の人生を終えた。今年ガウディ逝去100年に際して、タイムリーにもイエスの塔は完成した。しかし、まだ全体的には完成ではなく、まだ完成までには10年はかかると見られている。その点で、サグラダ・ファミリアは「未完の聖堂」と言われている。その未完成な聖堂が、世界遺産に登録されたのは、2005年である。だが、それにはいくつかの条件が付けられていた。世界遺産に登録されたのは聖堂の建物全体ではなく、ガウディが手掛けたイエス生誕のファサードと地下の礼拝堂だけとされている。ファサード(門)自体には「生誕」、「受難」、「栄光」の3つがあるが、まだ「栄光のファサード」は完成していない。普通ならこの教会1棟が世界遺産として登録されるところだが、このサグラダ・ファミリアは、礼拝堂と「生誕のファサード」だけしか世界遺産として登録されていないのである。

 私はこれまでサグラダ・ファミリアを2度訪れているが、むしろ内部の荘厳なステンドグラスに目を奪われ、入口上のファサードはあまり観察しなかった。

 新装なったイエスの塔内部は、さまざまに色付けされたタイルが貼られ、天空を表現している。写真で見ると素晴らしく、是非とも再訪して見上げてみたいものである。実は、主任彫刻家である外尾悦郎氏はここで働く唯一の日本人で、イエスの塔のタイルは、すべて外尾氏が陶工の技術の粋を尽くしたものである。

 ガウディの構想からすでに144年が経過した。近代の建造物としては、想像もつかぬほどの時間を費やした。完成までにあと10年とすれば、その時現地を訪れてきらびやかなタイルの陶工を鑑賞したいがとても無理であり、考え方を変えれば、こうして世界中から期待され完成を待たれて、ひとつひとつ完成へ近づくというのは、短兵急を求める現世では貴重なことであると思う。

 ナショグラ誌と付録「ロングポスター」を手元に取ってはしみじみと見入り、訪れた当時を想い、夢見心地で楽しんでいる。それにしてもこういうアカデミックで興味深い月刊誌は、日本には現在ないと思う。アメリカの小中高校では、ほぼすべての学校図書館に「ナショグラ」が置いてある。こういう雑誌が日本の子どもたちや若い人の視界に入らないのが残念である。

2026年6月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com