ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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6699.2025年9月15日(月) いつまで「敬老の日」を祝えるだろうか。

 今開催中の国連総会で、12日イスラエルとパレスチナの2国共存を支持する決議案が142か国の賛成多数で採択された。無謀にして残虐なパレスチナ自治区ガザ地区への空爆で世界中の非難を浴びているイスラエルにとっては、許しがたい採択である。当日までアメリカは日本に対し、パレスチナ承認を見送るよう要請されていた。しかし、日本はイギリスや、フランス、カナダ、ノルウェー、スペインなどとともに決議案に賛成した。反対した国はアメリカ、イスラエルを含めて12カ国である。他に棄権した国が10カ国ある。

 アメリカには国内に6百万人近いユダヤ人が居住し、これはイスラエルに住んでいるユダヤ人とその数においてほぼ同じくらいである。しかも在米ユダヤ人は裕福な人が多く、アメリカの財政面でも寄与しているため、アメリカ人としては人情的にも恩義上もイスラエルを支持したくなるのであろう。しかし、いつまでもこのような非人道的な行為の多いイスラエル支持の考え方を堅持していると、世界の流れからも置いて行かれ、アメリカ国内でもユダヤ人を対象に国内分裂の危険性もある。アメリカ人はこれをどう受け止めるか。

 さて、今日は「敬老の日」である。総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は、29.4%で過去最高となった。そもそも9月15日が敬老の日だったのは、10年以上も前の話で、今では9月第3月曜日と決まっている。今年は今日15日が偶々第3月曜日であるので、先祖返りの敬老の日となった。

 「敬老の日」と言えば、想い出すのは今から57年前の9月15日に、妻とお見合いをして翌年結婚することになった。当時友人らから年寄りの日にお見合いとは変わっていると冷やかされたものだった。幸い結婚生活は順調で、今年は結婚56年を迎えた。2人の息子もそれぞれ家庭を持って孫たちともども問題なく生活している。果たしてあと何度「敬老の日」を迎えることが出来るだろうか。

 間もなく87歳の誕生日を迎えるが、年齢を重ねるとともに健康面で気になることが増えてきた。明日は毎年恒例となった人間ドック検査を麻布台ヒルズ内の慶應病院医療予防センターで受ける。検査後の医師による結果報告の際には、特に最近の症状などをじっくりお話したいと考えている。

 さて、一昨日から国立競技場で開催中の世界陸上東京大会で今日男子マラソンが行われた。今までの国内外の陸上大会では、大体最終日、特に閉会式の前に行われることが多かった。それが、今回は3日目の朝に行われた。そして、そのマラソンが意外続きだったのである。

 まず、最初からスタートのやり直しだった。結局レッドカードもなく、スタートは2秒ほど遅れただけで済んだ。ところが、次にびっくりしたのは、前代未聞の大激戦ゴールである。42.195㎞も走って2人の選手がほぼ同時にテープを切った。写真判定の結果、タンザニアのシンプ選手がドイツのペトロス選手に0秒03の差で勝って金メダルを獲得した。こんな僅差の優勝争いは滅多にあるものではない。ゴールまで残り1㎞時点で5人が並走し、競技場内に入って1人が脱落した。残念ながらテレビ観戦は出来なかったが、惜しいことをした。まだまだ驚くようなケースがあるような気がする。

2025年9月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6698.2025年9月14日(日) 世界陸上開幕と不安な海外の政情

 昨日から東京国立競技場で世界陸上選手権が開かれている。日本で開催されるのは34年ぶりである。世界中で紛争が相次いでいる中でスポーツによる国際親善と友好は、気持ちが明るくなり爽やかにしてくれる。しかし、ロシア選手がドーピング発覚問題で2015年11月に陸上競技大会への出場を禁止された。23年3月に漸くこの件では処分は解除されたが、ウクライナ侵攻により新たな制裁が課せられた。こうした事情で陸上世界選手権東京大会も、残念ながらロシア選手の出場は認められていない。

 今朝女子マラソンをテレビ観戦していて気が付いたのは、給水所ではない道路反対側の帰路に給水所となるところで、給水を受けた選手が何人もいたことが気になった。これはマラソンで許されないのではないだろうか。管理がきちんとしていないからではないだろうか。また、いつもながらマラソンはケニア、エチオピアのアフリカ勢が強い。金メダルは前回ブダペスト大会に続いて、ケニアのジェプチルチル選手が獲得した。TBSテレビの中継だったが、カメラが日本選手を中心に写され、実況もそれに倣っている。国立競技場のゴール地点で放映された画像は、金、銀選手の他に7位入賞の日本の小林香菜選手と13位に入った佐藤早也伽選手だけだった。もう少し他国の上位選手、況してや銅メダルの選手のゴール・シーンを写すべきではないだろうか。

 さて、一昨日の本ブログに書いたようにトランプ大統領の盟友とも言えるチャーリー・カーク氏が射殺されたが、その後容疑者が身柄を拘束された。カーク氏が生前トランプ寄りの言動をエスカレートさせていたことに、リベラル派の人びとが非難していたが、それが反トランプの容疑者の行動のタガを外させるきっかけとなった。大統領は、容疑者逮捕の報に安堵し、容疑者を厳しく非難している。検察当局は容疑者を殺人容疑で起訴する方針である。しかし、ユタ州知事の発言にはドキッとした。知事はタイラー・ロビンソン容疑者は単独犯で、死刑の求刑が検討されているとFOXニュースに応えていたようである。知事がどういう意図か分からないが、逮捕早々にそう軽々に司法の分野にまで踏み込んで裁判の結果まで公言するのは、行き過ぎではないか。これもアメリカ人の行動の分からない点である。

 他にネパール国内の騒動で、オリ首相が失脚し、混乱の最中に後継首相がしばらく決まらないだろうと記した。大規模な抗議活動が起き、機動隊との衝突などで50人以上が死亡した。だが、政権は崩壊したが、反政府攻撃の若者グループ指導者らとボーデル大統領との話し合いの結果、清廉なイメージのある元最高裁判所長官のスシラ・カルキ氏が暫定首相に就任することに決まった。

 ネパールにはこれという大きな産業はなく、ほとんど農業に頼っている。近年はヒマラヤ登山を目指す外国人登山者や観光客が増えて、観光収入が国にとって大きな財源となっている。しかし、政情が安定しない中では、当分観光客も減ることが考えられる。1日も早く社会情勢が安定し、不安材料が取り除かれないと国の台所も苦しくなるだろう。

2025年9月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6697.2025年9月13日(土) 自民党新総裁選出の日程決まる。

 石破首相の後任を決めるための自民党総裁選が、今月22日に告示、締め切りを来月3日、開票が4日と決まった。候補者も現在のところ高市早苗・前経済安全保障相、小泉進次郎・農林水産相、林芳正・官房長官、小林鷹之・元経済安全保障相、茂木敏充・元党幹事長の5人が出馬すると見られている。5人は揃って昨年の総裁選にも出馬した。5人の中で前回同様に初回投票で首位だった小泉氏と、上位2人の決選投票で石破首相に敗れた高市氏が有力と見られている。

 誰が選ばれるか、次の首相を選ぶ選挙となるだろうから、党内で選出するにしてもそれだけの責任がある。まだ時間があるので、今後首相としての政策などについて考えをアピールするだろうが、今のところこれという強く訴える国家的な目標やアイディアは公表されていない。

 身勝手だが各候補者に対する個人的な感想を記すなら、高市氏はすぐ靖国神社へ参拝するくらい超右翼的言動をして、もし首相になったら中国や韓国などから厳しく指弾されるのではないか。そのうえお世辞笑いかも知れないが、せせら笑うような人を小ばかにした笑い顔が気に入らない。小泉氏は政治家として、育ちや、性格的に恵まれているが、経験不足と派手な行動が目立ち、地道な問題に真剣に取り組む姿勢が見られない。林氏は、全般的にそつがなく平均点は高いが、独自の政策面のアピールが足りない。小林氏は、優秀であることは分かるが、策に溺れるような気がする。7月の参院選で勢いが急降下した「再生の道」創設者の石丸伸二代表の二の舞のような気がする。茂木氏は、アメリカ政府から「タフ・ネゴーシエイター」の異名も授かるほどやり手に見えるが、傲慢でアクが強すぎるような印象を受ける。これら個性の強弱はあるが、総裁は政策や、実行力より自民党内の人気によって左右されがちなので、首相として誰が適材かは何とも言えない。

 さて、企業などが他社へ出向させた社員が会社の内部資料を無断で出向先へ提供するようなモラルを欠いた行為がしばしば問題になる。それとは逆に、このほど日本生命から三菱UFJ銀行へ出向していた複数の社員が銀行の内部情報を持ち出した問題で日生が、昨日調査結果を報告した。持ち出した資料は、かなりの量になるが、その目的について日生側は、「銀行の業務拡大、ひいては当社の業績拡大、出向者自身の評価につながるとの期待があった」と呆れるような説明をした。これでは情報を盗み取れと出向者をけし掛けているようなものだ。とても真面な経営者の発言とも思えない。

 その損保業界において、現在営業成績では首位東京海上日動火災保険、2位損害保険ジャパン、3位三井住友海上火災保険、4位あいおいニッセイ同和損害保険が上位を占めているが、2027年4月に3位と4位が合併して新会社として発足して、業界トップに躍り出ることになる。それはともかく、新会社の社名が「三井住友海上あいおい損害保険」となる。旧名も長たらしいが、新社名も社員ですら一口には言えないような長い名前に困惑するだろう。一般商品名なら顧客が目を背けるような社名である。

 社名も長たらしく、普段の業務も他社情報を掠め取って来るようなモラルで、営業活動を続けるとは、損保会社とは、顧客に対して裏切り行為を冒すよう社員に勧めている会社ではないかと考えたくもなる。

2025年9月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6696.2025年9月12日(金) 外国でも首相が去り政治が不安定化

 昨日の雨には驚いた。最近これほど激しい大量の雨と雷が轟音を響かせたのは、記憶にないほどである。天気予報解説を聞いていると、西から太平洋沿岸を東方へ向けて雨雲が進んでいた時に、思いがけず北から関東方面へ雲が南下して関東周辺上空でぶつかり合って激しい雨をもたらしたと言っていた。稀なケースと言えるようだ。夕刻から各テレビ局でも都内各地の激しかった降雨の様子を伝えていたが、世田谷、目黒区の大量の降雨状況を知ることになった。それにしても雷の轟くような音には、自宅に落ちるのではないかと心配したほどだった。それでも夜遅くなってから風雨ともに止んでホッとしたところである。

 さて、暴力国家アメリカでトランプ大統領の盟友と言われた31歳の若き保守派、チャーリー・カーク氏が集会の最中に銃で狙撃され死亡した。犯人はまだ捕まっていないが、相当恨まれていたものと思われる。これまでの目立った言動を拾ってみると凡そ察しが付く。

 それにしてもこれだけ見境のない殺人事件を犯しても凶器である銃器所持、試用を止めようとの声がアメリカ国民の間から湧き上がってこないのが不思議である。この辺りにアメリカ国民の隠された暴力性がある。このままだとするとアメリカ国内には永遠に残虐な殺人事件が絶えることはないだろう。口では、平和とか、友好などを叫んでも根に暴力を隠し持っているようでは、アメリカ人の安全は信頼されないし保たれないであろう。

 ところで、一昨日の本ブログにネパールのオリ首相の辞任について触れたが、その後国内は混乱して政治空白となり、次の首相が誰になるのか今のところ予測出来ない。若者らによる政府への不満、抗議が暴力行為に発展し、全国25カ所の刑務所が襲撃され、不用心にも1万5千人以上の受刑者が脱走した。暫定政権を誰が中心になって構成するのか、軍と若者の意見が割れて当分まとまる見通しが立たない。憲法の規定では、首相は下院議員の中から選ぶことになっているので、現状ではそれは難しいようだ。若者グループは、議会解散が先決としているが、このままだと政治空白がいつまで続くことやら見当もつかない。政治も世界的にカウスの時代に入って来たと言えるようだ。 

 さて、今日は吉祥寺の武蔵野商工会議所で8日前に飯田橋のNPOで行った講義とテーマは似ているが、時間は長く現場の臨場感についてたっぷり話をすることが出来た。聴講者は、弁護士、税理士、会社経営者、建築家など幅広く実務に携わっておられる。大分関心を持って聞いていただいたように思う。私の海外武者修行の珍しい体験談が受けたようだ。最後に質問もいただいた。終わってから割烹料理店で贅沢な料理をご馳走に与り、会頭さんら幹部の皆さんと会話も楽しんだ。久しぶりにアルコールも飲んですっかり好い気分で帰って来た。

2025年9月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6695.2025年9月11日(木) 年収13億円の大企業の社長とは?

 あれからもう24年にもなる。今日は言うまでもなくニューヨーク9.11同時多発テロが勃発し、世界中を驚かせた1日である。あの日、妻の母の葬儀を桐ケ谷斎場で行っていて、休憩の合間にテレビを観ていた時、あの衝撃的なシーンを目にして度肝を抜かれたことを痛切に覚えている。実は明日吉祥寺で緊迫感漂う現場の臨場感について、僭越ながら私自身の体験を交えた講演をすることになっているが、パワーポイントを使いながらこの9.11テロをカイバル峠近くで予知したことも参考に話す予定である。

 あれから四半世紀近くが経つが、あの時アメリカはテロの元凶の国としてタリバンが暗躍していたアフガニスタンを空爆した。その後世界には紛争が絶えないが、幸い我が国は現時点では戦争とは関係ない。それが、経済界にも影響し、経済は不景気と言われても信じられないくらいくらい大手企業はホクホクのようである。昨日、今日と日経平均株価が、4万4千円台の史上空前の高値を記録している。その影響で労働者の最低賃金も1時間1,500円をクリアするのは最早時間の問題である。一方で経営者の収入については、驚くような情報もあった。

 大企業と言っても、職種や役職によって平均年収は千差万別であるが、ある統計調査によると、大企業の社長の平均年収は、5,354万円だという。そしてこの給与を得ている大手企業社長は、日本の給与所得者全体の上位0.3%に入るという。

 ところが、今年12月に記念すべき創立百周年を迎える野村ホールディングスのCEOで、野村證券㈱社長の奥田健太郎氏の役員報酬額が、実に12億7,900万円だと明かされたから腰を抜かさんばかりである。2025年3月期決算企業で1億円以上の役員報酬を支払った上場企業は357社あるそうだが、その中で平均的な社長の役員報酬額は、5億円前後である。いかに奥田社長の報酬が断トツに多いかが分かる。昨年に比べても約2.4倍と言うからすごい。更に5年間の合計報酬が、実に27億7千万円だそうだから普通の人にとっては夢のような話である。

 ただ、この社長のケースでは異常な高額を支払われていた背景には、企業の1億円以上の役員報酬は開示が義務付けられているが、それを開示する有価証券報告書の提出期日や、株主総会開催までに報酬の詳細が判明しないなど、制度上の問題も孕んでいたために、株主などが社長の報酬を知り得られないのである。それにしてもあまりにも多額の役員報酬を知った社員らからは不満も出て来るのではないかと思う。日本は平均して給与面ではバランスが取れている経済国であるだけに、こういう一部に大金を掴む人たちがいることは、少しずつアメリカに似てきているのではないかとも思う

 さて、今日は世田谷区でも一時的に豪雨があり、偶々郵便局へ出かけたところびしょ濡れとなってしまった。テレビを観ていると都内各地で豪雨と雷雨があり、交通機関も止まったところがかなりある。都内でも2,890軒で停電があった。世田谷区でも1時間に134㎜もの記録的大雨と耳をつんざくような雷雨があった。これで庭の樹木もホッとしていることだろう。

2025年9月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com