今日もご多聞に漏れず暑い。東京は連続6日間も猛暑日が続き、またまた記録更新である。
午後は奈良の孫が新幹線でやって来たので、妻と新横浜駅まで出迎える。明日サンフランシスコへ出発する準備は整えているようなので一安心であるが、どうも性格的に大人しくやや社交性に欠けるところがある。今日わが家に滞在している様子を見ても子どもっぽいヤンチャなところがないのが寂しい感じがする。1週間足らずのアメリカ旅行で殻を破ることができるかどうか。できるだけ社交性を身につけさせてやりたい。
今度もパソコンを持参してサンフランシスコでもこのブログを書き続けるつもりではあるが、現地のヒルトン・ユニオン・スクエアでインターネットを使えれば助かる。もし、使用できなければ、帰って来てからまとめて1週間分をアップすることになる。
昨夕はJR京浜東北線桜木町駅近くで線路上の架線が垂れ下がるトラブルが発生し、電車は運行を停止したために駅構内は、花火見物の人々や通勤客で溢れかえった。復旧したのは今朝午前5時半過ぎで約35万人に影響が及んだという。
桜木町の架線事故というと、中学校2年生時の昭和26年の桜木町事件を思い出す。あの頃は総武線で同じ63型車両で通学していたので、同じ事故に遭遇する可能性もあった。あの事件で当時走行中の電車が垂れ下がった架線に突っ込み、一瞬のうちに火に包まれた。そして、その後走っていた63型車両は廃止が決まった。他の車両との間に連結幌がなく、乗客が車両間を移動することができなかった。また、窓ガラスが横に3つに分れていたため、狭すぎて身体を外へ逃げ出すことができず、結局多くの死者を出してしまい、以後63型車両が使われなくなった。60年以上も昔の事故だったが、トラブルが起きた場所といい、高架上といい、酷似したケースで一時は第2の桜木町事件発生かと思ったが、死傷者がひとりもいなくてホッとしている。
さて、アメリカの国家安全保障局(NSA)が日本政府や日本企業などの電話を盗聴していたことを内部告発サイトのウィキリークスが公表した。安倍首相は同盟国の信頼関係に傷がつくと遺憾の意を表明し、同時に早速バイデン副大統領に電話で懸念を伝えた。
これに関する専門家の話を聞いていると、国家間の情報は盗聴が、今では当たり前となっているようだ。フランスの最近の大統領、シラク元大統領、サルコジ前大統領、オランド現大統領を始め、ドイツのメルケル首相も電話を盗聴されていた。彼らはオバマ大統領に直接抗議したようだが、安倍首相はアメリカに気を遣いバイデン副大統領に同盟国間の信頼関係の点で懸念していることを伝えたに留まっている。所謂「壁に耳あり」で、こうなると国家のトップはうっかり世間話もできない。これでは、とかく女性問題が噂に上がるフランスやイタリアの首脳らは、外で羽根を伸ばすわけにもいかないのではないだろうか。尤もこれは国家機密とは関係ないことであるが・・・・・。