3732.2017年8月1日(火) 今年も人間ドックを受診

 2012年の今日8月1日、慶應病院直営の予防医療センターが病院内に開設されて以来、毎年この日に人間ドックを受診している。もう今年で6回目になる。一日がかりで丁寧に検査してくれ、最初に問診、最後に結果について直近で得た数値を基に医師が画像を示しながら丁寧に解説してくれるので、否応なく納得させられる。特別大騒ぎするような状態ではないが、やはり懸念していた糖尿病ばかりは要注意だった。腫瘍マーカーであるPSA数値は4以下が基準であるが、今年のわが数値は何と8.5だった。一昨年6.6、昨年7.72で年々悪化している。医師からも糖分を取り過ぎないよう注意された。今日からは甘いものは極力口に入れないようにしないといけない。

 今年も口から内視鏡を飲み込む上部消化内視鏡検査は受けなかったが、口中、或いは肛門から内視鏡を差し込まなくても内蔵の様子が見事に映されている何枚もの画像を観て、驚くばかりである。

 清潔な設備の下に担当者が手際よく作業を進めてくれるが、それにしても医療機器の進歩は脅威である。ついオリンパスの医療機器部門で販売に携わっている長男を想う。

 さて、北朝鮮のミサイル発射で具体的な対抗策を講じなければならないアメリカ・ホワイトハウス内で、またもやキーパーソンであるスカラムッチ広報部長が辞任するという事態が起きた。スカラムッチ部長は就任してまだ10日しか経っていない。厳しい口調で対抗者を罵る彼の手法は、多くの敵を作ったが、逆に今度はスカラムッチ部長が非難されたプリーバス首席補佐官の後を継いだケリー首席補佐官の意向を受けたトランプ大統領によって罷免された。そもそもプリーバス首席補佐官に代えてスカラムッチ部長を取り立てたのは、トランプ大統領自身である。

  今日偶々郵送されてきた定期講読誌「選択」8月号に、世界のキーパーソンとしてスカラムッチ氏が、トランプ一味の新たな「時限爆弾」になると全1頁に大きく採り上げられている。予言が現実となった。トランプ大統領より月刊誌の方がよほど目先が効いている。

 人の好き嫌いや気が変わりやすい性癖など、どうも性格的に毅然とした大統領らしからぬトランプ氏の気持ちが分からない。トランプ政権はまるで組織の体を成していない。人事もまともに出来ず、ドタバタを繰り返しているようでは、アメリカの政治を路頭に迷わせ統治することなんか無理ではないだろうか。こんなことをしているようでは、アメリカ自体国際社会から笑いものになり信頼を失うばかりである。

2017年8月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com