3724.2017年7月24日(月) 3年後の今日、東京オリンピック開会

 今月初めの北九州地方の豪雨に続いて、ここ数日北陸、東北地方でも予想以上の大雨が降り続き、河川が氾濫している状態である。1時間に50㎜以上の雨が降る「短時間強雨」という現象の年間発生回数が、1976年からの10年と最近の10年では、全国平均で約34%も増えていることが分かった。実際この2日間に秋田県では、記録的な大雨で河川の氾濫により住宅・農地への浸水被害が出ている。

 とにかく全国的に気象庁開設以来とか、記録的とか、連続猛暑日とか、あまり歓迎されないような酷暑を表現する気象が多くなった。このまま推移すると全国各地で災害防止のための安全対策を真剣に講じる必要があるのではないだろうか。

 さて、衆議院休会中審査で安倍晋三首相以下山本幸三・地方創生相、松野博一文科相らが出席し、複数の参考人が出席したうえで加計学園獣医学部新設認可に関する質疑応答をしばらくテレビ中継で観ていたが、認可に疑問を呈した証言に対して、政府側関係者らは悉く参考人の発言を否定し、論議がかみ合わず、一方通行のままどちらかが虚偽を述べていることを視聴者に見せつけただけだった。分の悪い政府側がほとんどメモや議事録を提示することなく、記憶と印象で述べているのが気になった。これだけの大事な会議や打ち合わせに議事録を全く残さないという手抜きが、説得力を欠くことになっているのではないか。これではこれ以上何度やっても深く追及することは出来ないだろう。

 これでは安倍政権に対する支持、信頼を元通り回復することは到底難しいのではないだろうか。

 ついては、昨日行われた政令指定都市・仙台市長選挙では、今月2日に行われた東京都議選における自民党の惨敗を引きずるように、自民・公明党が推す候補者を元民主党衆議院議員・郡和子氏が破り当選した。ここでも安倍政権の不人気が大きく影響している。近々30日には横浜市長選が行われる。もしこれに自民党が推す現職の林文子市長が敗れると、安倍政権及び自民党の地盤沈下に一層拍車がかかり、再起も相当厳しくなるのではないだろうか。それほど安倍首相及び自民党政権に対する不満は充満しているということである。お坊ちゃん総理には、そのように自分に厳しい周囲の声が果たしてどの程度分かっているだろうか。

 ところで、3年後の今日、東京オリンピック開会式が新国立競技場で行われる。この暑い盛りに選手や観客の健康面は大丈夫だろうか?全部の競技をナイターにしてしまってはどうだろうか? 交通機関はすべて24時間営業で、レストランも右へ倣えなら行けると思うが・・・。大体1964年大会のように10月10日開催なら、暑さを心配することはなかった。こんな暑い最中に水泳は別としてオリンピックを開催するのは、国際サッカー連盟(FIFA)の強引さと強欲に押し切られた国際オリンピック委員会(IOC)の弱腰のせいである。

 落ち着いていた憩室炎の痛みが、今朝起きてみると軽いながらもまたぶり返している。1~2日様子を見て痛みが引かないようだったら、また医者通いをしなければいけないと思っている。

2017年7月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com