3013.2015年8月13日(木) 4選を果たした嘘つき、上田埼玉県知事

 サンフランシスコに旅行中行われていた埼玉県知事選で現職の嘘つき知事・上田清司氏が4度目の当選を果たした。自分自身が提案した多選自粛条例を恥ずかしげもなく自ら破って4度目の立候補をしたのである。こんな知事を推す民主党と維新の党もどうかしているが、その無節操ぶりにも呆れる。これほど人間として、また政治家として恥ずべき行為はない。選挙民もすっかり白けたのであろう、投票率は26.63%で知事選としては全国で過去3番目に低い投票率である。

 それにしてもこの嘘つき知事には呵責に耐えられないという良心がないのだろうか。選挙ではこんなことを言っていたようだ。「自らが作った多選自粛条例を守れなかったが、公のため、埼玉のためにしっかり頑張りたい」。条例を守れなかっただと?守らなかったのではないか。何が公のためだろうか、「自分自身だけのために頑張りたい」と言うべきであろう。あまりにも身勝手で虫が良すぎるのではないか。政治家は一度口に出したら、それを絶対守るのが責務である。投票率が低下するのは当然としても、投票者の6割を超えて支持を得たという事実も埼玉県民の良識に疑問を感じさせる。こうして嘘つきが大きな顔をして通りを歩き、世の秩序は破壊され、暗いデタラメな世の中になっていくことを考えるとぞっとする。それにしてもこの嘘つき知事が、果たして公のために何ができるのだろうか。嘘をついて公のために為すべきことがあるだろうか。県政は着実に成果を挙げているように見えるのは、目くらましであってその品性はお粗末の一語に尽きる。近年稀にみる悪知恵の呆れた知事である。

 さて、一昨日人民元の対ドル基準値を1.9$切り下げた中国が、昨日更に1.6%の切り下げを行って世界中に中国経済のリスクを拡散させている。そして今日またまた1.6%の追加切り下げを行った。このところ中国の景気が一段と減速している。そのため習近平政権が元安による輸出のテコ入れのための誘導と受け止められているが、これにより世界中で株価は大きく下がり、政策転換が鮮明になった。

 そんな中国で天津市内の危険化学物質を貯蔵する倉庫で今夜半大きな爆発事故があり、40名以上が亡くなり、500名以上が負傷している。現地へ進出している日本企業もかなり被害を蒙った模様である。

 外交的には南シナ海の海洋進出が国際社会から大きく非難され、経済的にも苦しい状況に追い込まれている。中国は当分内政、外交で落ち着いた政策実行ができ難くなるのではないかと懸念される。

2015年8月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com