3017.2015年8月17日(月) 首相談話の評価について

 猛暑続きの日本だが、この一両日は場所によっては大雨に見舞われている。それが極端に激しい豪雨を伴い、各地で大きな被害が起きている。特に九州方面から西日本地方にかけて激しい雨を降らせているが、今日東京23区にも大雨洪水注意報が発令され、所々また時々雨に恵まれた。そのせいで久しぶりに気温は30℃を下回ってやや涼しい陽気だった。

 最近では、茨城県海岸近くにサメの姿が見られて、危険防止のため遊泳が禁止されるという珍しいニュースがあったと思ったら、それらサメの大群が静岡方面でも見られたが、それが何と茅ヶ崎海岸近くにもサメが見られて遊泳禁止になったという。サメが海水浴場に現われるとはあまり耳にしたことがない。気象状況の変化、特に海水温が高まったことにより、今までは南方に生息していたサメが北上し、日本近海に姿を現したと推測されている。

 さて、終戦記念日の前日14日に発表された安倍首相談話について各国政府、並びに通信社からコメントが寄せられている。国内では、首相が言いたくなかった「植民地支配」「侵略」「反省」「お詫び」の4つのキーワードがともかく盛られたことで、ホッとしているようだが、自分の言葉で語らず、間接的な表現にしたことであまり評価されていないようだ。私自身気になったのは、我々の孫子の時代には、彼らを謝罪するくびきから解放してやりたいというようなことを語ったが、心情は理解できるにしてもこういうことは言葉として口外しない方が良かったのではないかと思っている。

 中国と韓国はこれまでの対日関係を少しは前進させたいということからだろうか、想像以上に批判は控えめだった。一般的に外国政府は外交上批判的なコメントはあまりない。アメリカ、オーストラリア、イギリス政府は好意的な見方をしてくれたが、アメリカやドイツのメディアは厳しい。

 まぁどちらかと言えば、評価は格別良くもないというところのようだ。

2015年8月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com