3687.2017年6月17日(土) 湘友会総会に出席

 昨日アメリカの身勝手な外交について不満を述べたところ、選りによって今朝2時過ぎ横須賀基地に配備されているそのアメリカのイージス駆逐艦が、フィリピン船籍のコンテナ船と伊豆半島沖で衝突し激しく損傷し、300人の乗員のうち、7名の行方が不明だという。海に落ちた様子もないので、潰れた機材で艦船のどこかに密閉されてしまったのだろうか。ぶつかった日本郵船がチャーターしたコンテナ船には、今のところ不明者はいないという。

 昨日ブログ上に批判したアメリカがキューバとの制裁解除を考えている件について、昨日マイアミでトランプ大統領は演説し、渡航制限の厳格化や商取引の規制など制裁を強化する対キューバ政策を正式に発表した。トランプ氏は制裁を緩和したオバマ前政権を非難し、オバマ前政権が行った制裁解除を止めると述べたのだ。更にトランプ氏はカストロ政権を残虐だと一方的に非難したが、誤解も甚だしい。このトランプ氏の非難に対して、案の定キューバ政府は非難声明を発表した。どこまで突き進むのかトランプ氏による傲慢な無節操ぶりは?

 さて、恒例の湘友会(母校湘南高校同窓会)総会が藤沢市内の商工会館で開かれた。昨年は都合がつかず出席出来なかったが、今年はどんな様子か、覗きに行くつもりで行ったところ、残念ながら同級生には2人しか会えなかった。しかし、同窓の先輩後輩の集まりでもあり、紹介もあって何人かの同窓生と話をすることが出来た。他には前・現湘友会長やラグビー部後輩、定時制の役員らに会って思い出話や、友人の話などでそれなりに楽しいひとときを過ごすことが出来た。懇親会に先立って行われた総会には、現役の稲垣一郎校長も出席され、湘友会への期待を語られた。

 湘友会にとって今最も大きな課題は、2020年東京オリンピックの翌2021年に迎える母校創立100周年記念事業である。今日もその実行委員会とプロジェクトについて概略が紹介された。それに特別目についたのは、奨学財団の設立計画で、海外留学を支援する制度の定着によって随分時代も変わったと思う。そのひとつの例として今春生徒44名からなるアメリカ短期留学についてパワーポイントを使って参加生徒の声などを紹介してくれたが、インデイアナ州にあるパデュー大学で、ノーベル化学賞受賞者である先輩の根岸英一教授から歓迎され、講義を受け、教授宅に招待されるなど、高校生にとっては夢のような経験をしたことなどを校長が話された。

 率直に言って今の高校生が羨ましいと感じた。

 講演もあり、電気通信大学の金子正秀教授が、珍しい「顔学」について話された。人間にはひとつとして同じ顔がなく、顔の特徴、顔の部品(と言っておられた)をほんの一部変えることによって全く顔が変わってしまうことをパワーポイントによって説明され、ユニークな講義を大変興味深く思った。あまりお手伝い出来るようなことはないが、少しでも気持ちの上で応援したいと思っている。

2017年6月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com