午前中は、泌尿器科クリニックで先週の受診結果を教えていただいた。まず前立腺癌の心配はないようだ。案ずるより生むが易しで一先ずホッとしている。昨年12月の検査より数値は好転している。8月に慶応病院で人間ドック検査を受けるので、その際この検査結果を提示して総合的に話を伺いたいと思っている。
午後は以前からどうすべきか頭を痛めていた補聴器購入を一歩進めることにした。日本で聴力が低下している人は、現在約2千万人だと言われている。年を取ると子音が聴き取り難くなることが耳が遠くなる原因だと言われている。
最近徐々に難聴の度合いが進み、駒澤大学公開講座でも講師の話が聞きずらいと感じていた。これまでいろいろな販売店を紹介してもらったが、決めるまでに試聴や、価格、効果など判断材料が多すぎて決めかねていた。つい最近自由が丘駅近くにデンマークの補聴器専門メーカー‘WIDEX’の専門店があることを知り、ここに決めて予約したうえで話を聴きに行った。2時間ほどコンサルタントから、丁寧に説明を受け、聴力のいろいろなテストを受けて、取り敢えず両耳の補聴器を借りて1週間試聴することになった。
テストの結果では、高音が聴き取り難いということは、人間ドック検査の時に分かっていたが、それが改めて確認された。それに左右とも同じ程度の難聴で、60、50、40dbとデシベルが低下するに連れて、聴き取れる度合いが、アバウト70、55、25%となった。
今日1日だけではまだ慣れたとは言えないが、若干効果は感じている。明後日駒沢大で講座を受講するので、どの程度聞きやすくなるか、期待もしている。
年齢を重ねるごとに身体的にはいろいろ不都合な点が現れて来るが、それも已むを得ないと思っている。その都度一つひとつ解決していくより他に方法がない。19日の日本ペンクラブ総会で理事に就任するが、理事会に出席し議論するにしても、まず不自由を感じなくなれば当面はそれで佳しとするか。