先日のサンフランシスコ旅行で撮った写真を整理して孫のためにアルバムを作った。旅行の思い出が詰まっていて必要性に応じて役に立つアルバムとして、いつ開いても思い出が甦り手に取って有用だと思わせるように、拡大した写真を交えて全3冊のアルバムに仕上げた。今日はタイプした説明文を貼る手間がかかったが、まずまずの仕上がりだと自画自賛している。孫も一日も早く見たいと思っていると考え、早速宅急便で奈良県生駒市の孫の元へ送ってやった。
引っ込み思案の孫に、何とか積極性を身につけて欲しいと願い、サンフランシスコに連れ出しできるだけ外の人と接触するように試みたつもりだが、1週間足らずの短い滞在ではどれだけ効果があったかは何とも言えない。
今日もアルバムに手紙を添えてアドバイスしてやったが、孫は手紙を書くことに慣れていないようだったので、現地で絵葉書を書かせて投函させたり、その心得を話したり、日ごろより日記を書くなど文章に親しむようアドバイスした。普段あまり15歳の子どもとは親しむことがないので、性格的なことまで細かく知っているわけではない。しかし、孫は文章を書くことにはやや億劫に見える一方で、本を読むことはかなり好きなので、何とかして読書だけのメリットから書くことへも目を向けてもらえれば好いと考えている。
出発の日に成田空港内の書店で、すでに第1巻を読んだという水野敬也著「夢をかなえる象」の2巻と3巻を買ってやったところ、ホテル滞在中の寝る前の束の間にこの2冊とも読んでしまい、帰りの航空機内で読むものがないと言っていたが、もう一度2巻を読もうというくらい読書への関心は強い。ともかくこの旅行で、もっと積極的に、更に外への関心を高めて欲しいというのが、ジイサンの切なる願いである。
さて、お騒がせ国家・北朝鮮が韓国との間で準戦時体制に入ったと発表した。今月4日非武装地帯で北の地雷を踏んだ韓国軍兵士が負傷するというトラブルがあり、韓国は厳重な抗議を申し渡すと北は捏造だと非難し、非武装地帯の韓国側から北へ向けて拡声器を使い大音響で北を非難する宣伝文句を送ったことに北が大いなる不満と抗議をぶつけ、ついに準戦時体制という危なっかしい事態に追い込んでしまった。どうなることやら、心配である。
中国では天津の爆発事故に加えて経済の停滞が懸念され今日一斉に世界的に株価が値下がりした。日経平均株価は579円という3カ月ぶりの大幅値下げでわが経済界は大分慌てているようだ。
タイ、朝鮮半島などの近隣国家の内情は穏やかでなく、わが国の経済も貿易収支の赤字が不安定度を増してきた。どうも落ち着かない。