今日は千葉市立幕張小学校のクラス会が催された。その前に幕張で茶道のお師匠さんを務めている山崎洋美さんのお宅でお茶のおもてなしを受ける予定になっていた。ところがある会合があり、意外に時間がかかってJR幕張駅集合に間に合いそうもなかったので、山崎さんに電話で断ることになってしまった。楽しみにしていただけに残念である。会場の西千葉のイタリアン・レストランへ移動する途中で、何と偶然にもJR総武線西千葉駅でお茶を嗜んだ同級生たちとばったり出会った。クラス会では他クラスの友人を加えて11名で他愛もない話に時を忘れた。同じような人数で毎年集まっている。イタリアンの味は質量ともに申し分なかった。卒業して今年で早や66年になる。恩師・湯浅和先生には昨年33回忌を迎えられ、同級生の中にも旅立った人も大分出て来た。それでも何とか懐かしいクラス会を続けていられるのは、今年創立141年の伝統を誇る学校が今も残り、周辺の千葉市内に住んでいる友だちが多いことと、何と言っても男女それぞれ熱心に企画してくれる友人がいてくれるからである。いつまでも会えるうちは、出来るだけ会いたいものだと思っている。
さて、今朝のTBS「サンデーモーニング」を観ていて、憲法記念日に安倍首相が2020年には新憲法を施行したいと述べたことに対して、出席者から批判的な意見があった。改めてなるほどと納得させられた。首相の言い分にはいくつか持論が提起されたが、最も厳しかった指摘は、第99条の「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」との条項である。つまり総理大臣安倍晋三は、現行憲法を尊重し擁護する義務を負っているにも拘わらず、率先してその義務を放棄しているとの指摘である。首相は自ら憲法を犯している違憲論者ということになる。憲法の各条文を子細に分析してみると、まだまだ問題点が見つかると思う。単に憲法改正に全体として賛成、或いは反対というのではなく、一つ一つ条文の主旨、精神をかみ砕いて納得する必要がある。その点でこれから国会において各政党から現憲法に違反しない提案がなされると思うが、意図をしっかり受け止めて納得したうえで受け入れることが大事だと思う。
今日投票日を迎えたフランス大統領選の決選投票の結果はまだ分からない。明朝にははっきりするだろう。