3645.2017年5月6日(土) また昨年と同じ「憩室炎」か?

 先月の終わりごろから下腹部の具合が思わしくなく困ったなぁと思っていた。夜中にもトイレに行く時など左右の下脇腹が痛む感じで、日によって便が硬くなったり、柔らかくなったりして、毎日服用している酸化マグネシウムの量を調整していた。ふっと思い当たったのは、どうも昨年7月の「憩室炎」騒ぎの時の症状が似ているのではないかと考えたのである。そこで当時のブログを見てみるとその時の症状や、診察の様子について書いてある。今日はGW最中で医療機関は休診かと思ったが、幸いにも行きつけの森内科は開業していると知り診てもらうことにした。森先生の診断では、前回ほど悪くはないようだが、一応血液検査を受け薬を調合してもらった。血液検査の結果は明後日分かる。

 森先生もブログのコピーをご覧になって、前回の様子が詳しく分かり易く書いてありますねと仰っていただいたが、ブログも案外役立つものだと改めて思った。

 さて、北朝鮮問題がややトーンダウンしているが、明日は世界中でフランス大統領選決選投票の結果が盛り上がるだろう。現状はマクロン前経済相がやや有利で、オバマ・アメリカ前大統領が支持を表明した。これに対して対立候補である極右の国民戦線党首ルペン氏の側近が、オバマ前大統領はアメリカ大統領選でクリントン氏を推して敗れ、イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票で残留を支持していずれも敗れた。2度あることは3度あるとオバマ氏に対し皮肉たっぷりにこき下ろしている。更にその2日後には、隣国韓国でも大統領選が行われる。

 わが国に直接影響のある事象としては、アメリカの対日貿易の赤字が拡大したことについてロス商務長官が目くじらをたてて怒っている。だが、麻生副首相兼財務相がアメリカと話した時には、そんな話はアメリカ側からまったく聞いておらず不本意だとのコメントを発した。確かに直近の貿易収支では対日赤字が大きく膨らんでいる。アメリカの対外貿易の赤字幅のほぼ半分は、中国との貿易によるものであるが、当初その点をトランプ大統領は非難していた。だが、対北朝鮮問題で、中国の北朝鮮への圧力への遠慮からか、中国を批判することは控えている。どうも終始一貫しないトランプ政権が、果たしてどこまでやるべきことをやることが出来るのか、極めて不透明である。

 更に国内では安倍首相が2020年までに新憲法を施行すると述べ、本丸である第9条の項に新たな項目として自衛隊について追加することは、現状の1項と2項に対する矛盾であり、新たな問題を呼びそうだ。早速今日の朝日夕刊「素粒子」には、「戦力の不保持を記す9条2項の後に自衛隊を書き加えるという離れ業。いずれ3項が2項を敵地攻撃していくか」とその矛盾を突いて冷やかしている。

 わが国周辺も一難去ってまた一難で、これから騒がしくなりそうだ。

2017年5月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com