3613.2017年4月4日(火) 懐かしい茨城弁

 昨朝からNHKのドラマ「ひょっこ」が始まった。会社勤めの頃は、朝ドラは時間的にほとんど観ることはなかったが、時間的にフリーとなった最近では、先ず朝ドラと大河ドラマは観ている。「ひょっこ」は茨城県が舞台になっているので、茨城弁が話題になって昨晩の「鶴瓶の家族に乾杯」でも歩いたのは水戸市内と大洗海岸だった。今夜の歌謡番組でも「ひょっこ」の主演女優が出演して茨城弁を披露していた。

 振り返ってみると、茨城県については沢山の思い出がある。かつて10年以上に亘って文部省主催の茨城県教職員海外派遣団のお世話をしていた当時、私自身茨城県派遣団のお供だけでも6度も北米やヨーロッパの学校など教育施設を訪れたものである。その事前研修でも、外国の訪問先でも茨城県の先生方が話されるアクセントと言葉が、特徴のあるユーモラスな茨城弁だったことがほのかなメモリーとなって思い出されてくる。茨城弁は同じ関東地方でも他県の言葉とは大分異なる言語で、愛嬌のある方言だと思っている。これから「ひょっこ」で茨城弁を聞くたびに、茨城の派遣団で一緒に旅した先生方や、訪れた視察先を思い出すのではないかと思っている。

 さて、昨朝ロシアのサンクト・ペテルスブルグの地下鉄内で爆破があり、14名が亡くなり約50人が負傷した。テロと断定されたが、これまでロシア国内ではほとんどテロらしき事件はなかった。それが、モスクワに次ぐ第2の都市で、しかもプーチン大統領の出身地で、大統領がベラルーシ大統領と会談中にテロは起きたと言われている。容疑者はキルギス出身のイスラム過激派の青年と見られている。

 ロシアの地下鉄と言えば、その駅の建物が立派で構内はまるで美術館のようだ。私自身にはモスクワの地下鉄の印象しかないが、駅構内が立派だったということと、地下鉄車輛の自動ドアがあまりにも速く閉まるので、怖いくらいだったことが思い出される。

 ロシアにもISのテロが発生するとなると、同じように北西部にイスラム系少数民族が住む中国もよほど慎重に備えをしないと彼らに狙われる心配がある。

 今やどこにも安全なところはなくなったのだろうか。

2017年4月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com