3612.2017年4月3日(月) 北朝鮮に対してアメリカは独自行動を取るか?

 午前中元朝日の轡田隆史氏からお電話をいただき、日本ペンクラブ理事に選出されたお祝いと激励の言葉をいただいた。そして、来る26日にキューバについて講師を務める知研セミナーを聴講に来られると伺った。逆の立場ならともかく大先生に話を聞いていただけるとは光栄の限りである。ペン2月例会の折の立ち話だったが、キューバの現状をお話した折、キューバについて随分興味を示されたので、本セミナーについてお話したところ都合がつけば是非聴講したいと仰っていたので、多少期待はしていた。前準備は着々と進めているが、重点的にキューバ社会主義国家の成り立ちと、実現された文句の言いようがない福利厚生の実態などについて自分なりの意見を開陳したいと思っている。

 午後には八木哲郎知研会長とともに南青山の岡本太郎記念館を訪れた。高橋善雄・事務局長にお会いして、今から40余年前に知研セミナーで講演された岡本太郎さんの録音テープを「オトバンク」による製品化で知研が市販する許可をお願いした。ところが、知研会員の間で配布するのは問題ないが、商業ベースで市販することには否定的な回答だった。まあこればかりは、相手があることでもあり、その相手がノーと言っている以上、残念ながら引き下がらざるを得ない。

 さて、北朝鮮情勢が目を離せない緊張状態になってきた。度重なる国連憲章違反の北朝鮮のミサイル発射に対してアメリカを始め、各国が北朝鮮に対して制裁を課しているにも拘わらず、北朝鮮はこれを意に介さず度々ミサイル発射を繰り返すことにトランプ大統領は痺れを切らしたようだ。6、7日に訪米して首脳会談を行う予定の習近平・中国国家主席に対して、北朝鮮へ更なる圧力をかけるよう要望するらしい。問題は、もし習主席が消極的な態度を示せば、アメリカが独自に北朝鮮に対して行動を取るとのニュアンスの発言をした。

 アメリカは密かにピョンヤン情報や、金正恩・北朝鮮労働党委員長の動静をかなり把握しているようだ。2011年にアルカイーダのビン・ラディンを奇襲により殺害した手口まで一部に漏らした。ぞっとするような情報である。変なことにならなければ良いが・・・・。

2017年4月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com