3601.2017年3月23日(木) 多摩大学改革日本一と国会証人喚問

 このところあまり外出することが少なかったが、昨夜はNPO「知的生産の技術研究会」(通称:知研)総会に出席した。そして二次会で初対面の会員たちと懇親を深めた。もう40年以上中核から離れながらも会員として活動しているが、このところ知研の各種行事や催しから足が遠のいている。昨日も来月同じ会場でキューバについてセミナー講師を務めるので、その会場下見も兼ねる目的もあった。このところ会員数も減少気味だし、会員もやや高齢化している。こういう知識をブラッシュアップする真面目なNPOは、今の時代の若者には合わなくなってきたのだろうか。ちょっと寂しい気がする。

 幸い昨日は2年ぶりに久恒啓一理事長にも会えたし、二次会では隣席でじっくり話をすることが出来た。現在多摩大学副学長でもある久恒理事長は、新興大学の改革に取り組んでおられ、昨年文部科学省が支援する「私立大学全国改革ランキング」でトップの座を占めた。いま話題の森友学園の経営が疑問視されている中で、学生数2,000名の小規模大学ながら、時代に即応した改革を成し遂げているのは素晴らしいことだと思う。それも寺島実郎学長の全面的サポートをいただき、将来計画に基づいて精一杯努力を積み重ねた成果である。早速同じくNPO「JAPAN NOW観光情報協会」セミナーに講師として来ていただきたいとお願いしたところご快諾いただいた。早速同NPOに照会したところである。

 今日は高校2年生時のクラス会が藤沢市内で開かれた。15日付本ブログで書いたように、残念ながら中西準子さんが来られなくなったが、18名が揃った。物故者も多くなったので、幹事によれば案内を送ったのは、39名だというからほぼ半数が出席したことになる。この1年間に2人が他界した。また、連れ合いを亡くされた女性が1人いたので、世の倣いとは言いながら段々寂しくなる。一人ひとり近況報告をしたが、やはり話の中心は、健康問題と闘病記である。私は話の中で、2020年東京オリンピックの翌2021年は母校創立100周年に当たるので、記念式典に出席出来るよう、それまで元気に生き抜こうと呼びかけたところである。

 さて、今日は日本中が注目している中で、大阪の森友学園・籠池泰典理事長に対する証人喚問が衆参両予算委員会で行われた。すべてのテレビ局が生放送で中継していた。午前、午後を通じて4時間半も偽証が許されない回答をしていたが、理事長の言葉に対して安倍首相夫妻側は真っ向から否定、反論している。これではどちらが正しく、どちらが嘘をついて罰せられるのかまったく見当がつかない。しかも最も追及されるべき事実解明は、9億余円の国有財産がどうして極端に8億円も安く払い下げられたのか、またその過程に政治家の介在がなかったのか、更になぜ3通りの請求書が発行されたのか、であるが、これらの問題についてまったく核心に触れた質疑が行われなかった。

 まだまだ今後に尾を引きそうな鬱陶しい問題である。

2017年3月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com