何だか分からないうちに急に忙しなくなってしまった。今週金曜日に開かれる先輩の受勲祝賀パーティの幹事役や、キューバに関する講義のためにパワー・ポイントのスライドを作成して準備すること、加えて確定申告の金銭元帳のこまごまとした記入など提出書類の整理、作成などで毎日気が休まらないことなどでストレスが溜まっているのかも知れない。
一日中長い間無理して机に向かっているせいだろうか、それまで比較的安定していた血圧までがこのところ上がりだした。今年に入ってから急に血圧が上がり出し、上の数値がほぼ毎日140を超えるようになってしまった。これまでも安定していたとは言え、血圧降下剤は欠かさなかったし、安定している中で昨年夏には血圧もかなり理想的な数値が続いたので、一旦は医師とも相談のうえ薬を一時的にストップしてみたこともあった。
それでも少々気になるので今日行きつけの森内科へ行って先生に相談してみた。先生は寒さが影響していることもあるが、ちょっと血圧が高過ぎると言われ新たに降圧利尿薬「フルイトラン」を処方してもらい早速飲むことになった。
本当は何もせずに寝っ転がっていれば、一番身体には良いのだろうが、そういうわけにもいかない。今日新薬をいただいたので、これまでの服用薬にこの新薬をプラスしてどれほどの効果があるか、しばらく様子を見てみたい。
そんなわけで、先月末には元日本テレビ政治部長の菱山郁郎・日大客員教授から、後輩が文春新書を出版したので、書評をブログに書いて欲しいとのせっかくのご希望も、現在時間的に無理だと失礼ながらお断りしてしまった。
今も小中陽太郎さんの近著「上海物語」の書評か、中川隆介氏が「出版ニュース」に同書について書かれた書評について感想文を書くよう著者の小中さんご自身から依頼されたが、時間的にも難しいので取り敢えず、20日過ぎなら書けると思うとお応えしたところ、それで好いと連絡いただいた。中川氏は巧みにストーリーを時代的、人物的に捉えた秀逸なコメントを書いている。私はそこまで深く考えることが出来ず、はっきり言ってストーリーに私のイメージが追いついていかない。小中さんは、著書の中でゾルゲ事件関係者についても触れているが、ゾルゲの仲間・ブーケリッジの忘れ形見である友人山崎洋さんについて触れているので、山崎母子を書いてみてはどうかと言われた。私が山崎母子と親しいことから、その辺を書くことはやぶさかではないが、どんな視点で書くべきか理解し難いので、15日にお会いした時にお聞きしようと思っている。他にも文中には高校同級生の文化功労者・中西準子さんの父・中西功についても触れている。中西さんには3月に会えるが、彼女の父親像を聞き出すことは出来ない。
とにかく落ち着いてストレスが溜まらないように、気持ちを少しのんびりさせることが大切なのだということは自戒している。早くこの慌ただしさから抜け出して、もう少し余裕を持って対応しなければいけないとは考えている。