3522.2017年1月3日(火) 正月をテレビ佳作品鑑賞で得した気分

 お正月も三が日を終えると里帰りしていた人たちもまた都会へ帰って来る。今日はUターン現象が始まり高速道路はどこも渋滞している。これから明日にかけて更に大変なようだ。サラリーマンは明日から職場復帰で大変なことだと、現役時代を思ってつい同情の気持ちが湧いて来る。

 我が家でも横浜に住む二男が正月に花園ラグビー場から嫁の実家新潟市へ行っていたが、今朝自宅へ戻った後、夕方になって揃って車でやって来た。今年小学校へ入学する男児は、元気が好い。4歳の女児も元気でおしゃまなところが可愛い。このまま素直に育って欲しいと願っている。二男も明日から会社人間になる。

 さて、昨日テレビ番組「江戸城無血開城」について感銘を受けたことを書いたところ、今日も別の意味で中々教育的な番組を観ることが出来た。これもNHK番組であるが、ルーブル美術館を効率的、かつ教養溢れるガイドで、約2時間の間飽きさせずに見せてくれた。「極上ルーブル美術館を完全2時間で堪能ツアー」と称するものだ。これまでルーブルへは何度も足を運んだので、展示物を観て回るコースはある程度分かっているが、実に効率良く歩くルートを図解と矢印で説明してくれた。今では、館内でカメラを自由に使えるとは知らなかった。中でもメソポタミヤ文明期の石造りのハンムラビ法典について、これまでガイドさんからあまり説明を受けたことがなく、素通りに近かったが、「目には目を」の一章がアラビア語で彫り込まれているのを見たり、考えたりしていると当時の時代考証的な場面が想像出来て、何とも実態感が身に染みてくるような気がするから不思議である。出来れば、このコースでもう一度ルーブルを訪れてみたいものである。

 2日続けて興味深いテレビ作品を観ることが出来て、2017年早々何だか得をしたような気分である。

2017年1月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com