3496.2016年12月8日(木) 太平洋戦争開戦から75年

 今日はあの太平洋戦争が勃発した日である。今から75年前のことだ。つい最近安倍首相が、今月末にその発端となったハワイ真珠湾で戦没者にオバマ大統領とともに、慰霊することが話題になったばかりである。

 開戦日が12月8日と日本では言われているが、現地ハワイでは時差のせいもあり7日だった。真珠湾攻撃を生き抜いた元アメリカ軍人も150人ほどが追悼式典に出席したようだが、日本のハワイ総領事も恒例でこれに出席した。その他に真珠湾攻撃を指揮した山本五十六・連合艦隊司令長官を輩出した新潟県長岡市の市長が出席されたようだが、こればかりはどういう意図があるのかよく分からない。ほとんどが90歳代という元アメリカ軍人には、日本は謝罪すべきであるとの考えが強いようだ。一旦戦争が始まると時が経過しても、当事者はもちろんその家族までが相手に対して恨みを抱くようになる。そして、それをいつまでも忘れられないのが問題である。一方で、おぞましい戦争をそれほど頓着しない人たちというのは、戦争を知らず、周囲に戦争で悲惨な目に遭った人がいない人たちだと思う。

 戦争が後世に大きな禍根を残すことは、太平洋戦争でも今以って国家、国民に大きな物心両面で大きな負担負わせていることからもはっきりしている。在日米軍基地問題、北方領土問題、従軍慰安婦問題などは、いずれも戦後71年を経てもなお解決の見通しさえ立たない、太平洋戦争の呪わしい置き土産である。

 今自民党政権の中で、幾分好戦的な考えを持っている保守系国会議員は、身内に戦没者がいない議員ではないか。安倍首相もそうだろうし、南スーダンへの駆けつけ警護を自衛隊に命じた稲田朋美・防衛大臣も同様だろうし、こういう人たちは今日のアリゾナ記念館の追悼式典をどう思っているだろうか。

 さて、先週松本整形外科で受けた骨粗鬆症検査の骨密度測定結果について、今日松本先生から説明を受けた。3年前の結果から見ればやや劣化しているが、現在78歳という年齢からすれば骨自体が特に弱くなっているという話ではなく、ホットしたところだ。

 「腰椎」は、32歳の若者の骨密度100%と比較しても116%で、80%以上なら心配ないということだった。同年代と比較した場合は、135%と判定された。また、「大腿骨」は、若者と比較して105%でこれは70%以上なら問題ないと言われ、同年代と比較した場合は、137%で心配は要らないとのご託宣であった。

 ただ、これから徐々に体力が落ちるので、今後は毎年この検査をやった方が良いでしょうとのアドバイスをいただいた。やはり昔ラグビーをやっていたくらいだから、元来骨が丈夫なのでしょうとも言っていただいた。

 骨粗鬆症の検査を受けてみて結果的に一安心というところだった。

2016年12月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com