一昨日11月26日は、島崎藤村初代会長の下に日本ペンクラブがスタートした記念の日「ペンの日」である。生憎土曜日に当たっていたので記念行事は今日に引き延ばされ、神保町の如水会館で開かれた。久しぶりに高槻市の石原滝子さんにお会いできるかなと思っていたところ、白内障の手術のため来られないと今朝になってメールをいただいた。石原さんのグループの1人で、わざわざ金沢から来られたイラストレーターの「ひいらぎ・ゆき」さんに初めて会場でお会いした。頂いた名刺がイラストレーターらしく表裏に可愛いイラストがデザインしてあるところが面白い。石原さんのグループなので、年配の方かと思っていたが、案外お若いのは意外だった。
レセプションの前にゲスト・スピーカーとして五木寛之氏のスピーチがあった。話の中で三好徹さんと小中陽太郎さんのお名前が出された。やはり有名人は違うなぁと思った。次いで永年会員として何人かのベテラン会員が表彰されたが、リストアップされた小中陽太郎さん、下重暁子さん、保坂正康さんらは佳しとしても、松浪健四郎さんがおられたのにはびっくりである。松浪さんは衆議院議員として議場でヤジを飛ばした議員に水を振りかけて辞めた後、現在日本アマチュア・レスリング協会副会長、及び日本体育大学理事長を務めているが、松浪さんの文章なんて見たこともない。もちろんペンクラブ会員だったことも知らなかった。これまで総会や例会でも姿を見たこともない。こう言っては何だが、こういう文学というより別の分野で派手に名を挙げられた方が永年会員として表彰を受けるということ自体、私にはどうもすんなりとは受け入れ難い。
今日は二次会、そして三次会まで顔を出して帰宅したら深夜に近かった。2日続きの夜分のアルコール入り会合は疲れる。特に今日は立ち放しの時間が長かったので、80歳近くともなると少々きつい。1歳若い須藤甚一郎目黒区議に、難聴の話をしたら補聴器についてアドバイスをいただいた。やはり区議会議場でも聞きづらいらしく補聴器を持参して来ていた。我々の年齢になると年々この傾向が強まるのだろうか。ちょっと寂しい感じである。