3471.2016年11月13日(日) なぜ駒沢公園施設をオリンピックに使用しないのか。

 駒沢公園へウォーキングに出かけたところ、公園内に建設中だった室内球技場が大分完成に近づいていた。完成してから隣接の第1球技場も改装工事を始めることになるだろう。1964年東京大会でバレーボール会場に使用された屋内体育館ではフェンシング大会が行われていた。陸上競技場は昨日全国高校サッカー大会東京予選が行われた。これだけ東京都の整った施設がいくつもあるのに、2020年東京オリンピックで使用されるのは、屋内体育館がハンドボール会場として使われるだけである。冒頭の新しい室内球技場などはどうして使用しないのか、とんと理由が分からない。

 費用問題からオリンピックの会場決定が遅れて、3つの会場はまだ決まっていない有様である。1964年大会ではこんなことはなかったと思う。

 実は9月から「赤旗日曜版」を定期購読しているが、同紙は豊洲市場と並んで五輪会場問題を厳しく追及し、詳しくその内容を伝えてくれる。しかし、駒沢公園内の諸施設をオリンピックで使用するがどうかについてまでは一言も触れていない。駒沢公園の正式名称は「駒沢オリンピック記念公園」ということになっている。それでも駒沢公園の施設は2020年オリンピックでは使用しないというのは、どういう理由で無理なのだろうか。交通の利便性佳し、環境佳しで文句のないところだと思うのだが、オリンピックの関係者になると経済面以外の要素が左右するということなのだろう。1964年大会では、駒沢公園はバレーボール、サッカー、ホッケー、レスリングなどの会場に使われたのに今回はまったく使用されない。財政的にも厳しいのであれば、新しく施設を作るよりよほど経済的である。無駄遣いは止めたらどうかと思う。

 いずれにしても近くの住民としては、駒沢公園でオリンピックが見られないのは残念だ。

 さて、二男から電話をもらった。今日高校ラグビー東京都予選決勝戦で母校を応援に出かけて感激の優勝を味わったという。相手校は、昔からライバルとして切磋琢磨していた国学院久我山高で同点の末に抽選勝ちを拾ったという。いずれにせよこの結果、暮れから始まる花園の全国大会に息子の母校・明大中野高ラグビー部は3度目の出場をすることになった。息子も同高3年生時はスクラム・ハーフとして花園へあと一歩のところまで行ったが、残念ながら準決勝で敗れ全国大会出場は成らなかった。私も息子の在学中は保護者として毎年菅平・草津合宿、北海道合宿、関東大会出場、遠征試合などに付き合わされ、同校ラグビー部活動には妻ともども幾ばくかの協力をしたものである。

 今でも保護者仲間と文通をしているが、私自身高校ラグビー部時代はキャプテンを務めたが、弱小チームで全国大会なんて夢のまた夢だった。今年は準々決勝まで勝ち上がって力尽きたと聞いている。これらを併せ想うと、高校ラグビーには懐かしいものがいっぱいある。

2016年11月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com