3460.2016年11月2日(水) ミクロネシア連邦独立30周年記念パーティ

 拙著「南太平洋の剛腕投手」30冊を手にミクロネシア連邦独立30周年記念会場のホテル・ニューオータニへ妻ともども車で出かけた。このホテルは、私たちが47年前に「芙蓉の間」で結婚式を挙げてからあまり訪れる機会はなかった。でも、考えてみれば私たち夫婦にとってはスタート地点であり、思い出の場所でもある。あの翌日車で羽田空港へ送ってもらいタイへハネームーンに旅立って新婚生活が始まった。

 今夕は車が混んでいたこともありホテルまで1時間近くもかかってしまった。時間前ではあったが、受付で拙著を係員に手渡したところ直ぐに入口前のテーブルに置いてくれた。ジョン・フリッツ大使とは今春妻もお会いしているが、ここではお祝いの言葉を申し上げた。お贈りしたお花は「日本ペンクラブ 近藤節夫」と墨書され中々立派に飾りつけられていた。壇上には、独立30周年と同時に、日本との国交締結28周年、そして国連加盟25周年とのボードが掲げてあった。会場「鳳凰の間」には、ぎっしりと5~600名ほどの参会者がおられ、高校同級生の鈴木健三さんや、茅ケ崎ラグビー協会の高橋要之助氏、アイザワ大酋長ご親戚の相澤重男さんらともしばらくぶりに会い話をすることができて楽しい宴となった。

 さて、お隣の韓国では、朴槿恵大統領の一民間人への機密文書流出事件が日に日に大きな問題となり、大統領がいくら謝罪会見をしようともそう簡単には収まりそうもない。今日になって電撃的に大統領は首席秘書官を解雇し、首相を更迭し内閣改造を行った。大統領が自身の支持率低下に苦慮した末に、その打開策としてこういう大胆な人事を行った。だが、野党は逆に反発しており、いつになったら韓国政界が落ち着きを取り戻すのか見当もつかない。年内に日中韓首脳会談が予定されているが、韓国政界が落ち着かない以上3者会談が行えるか予断を許さない。

 朴大統領の身から出た錆とは申せ、上に立つ者は須らく言動を律しなければいけないということを改めて教えてくれる。

2016年11月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com