251.2008年1月20日(日) 愚かな政治家を何とかして追放しよう。

 一昨日通常国会が開幕した。福田首相の所信表明演説の評判があまり良くない。ねじれ国会で中々思うように政治が機能せず、つい野党・民主党に遠慮する意見しか「言わず」、「出来ず」で、世論の支持率も就任当初に比べてぐんと下がった。所信表明演説でもやたらに「国民のために・・・」という表現が目立つばかりで、言葉だけが宙に浮き本当に国民のことを考えているという気持ちがメッセージとして伝わってこない。国民に伝える政治家の伝達力が完全に衰えている。これでは「もうこれ以上は出来ません」とばかり無能ぶりをさらけ出し、政権を放り出した「長州のバカ殿様」、安倍晋三前首相と大して変わらないではないか。

 先日衆議院で与党が三分の二条項を使って新テロ法を採決した際、肝心の採決直前になって野党第1党の民主党小沢一郎党首が一票を投じることなく議場を去り、大阪府知事選の応援に駆けつけ物議を醸した。これを見ていると、焚き火をしていて火事になると慌てて逃げる子どもみたいで、この小沢という人間の無責任さには呆れるばかりだ。当然他政党や良識派の同党議員の間から批判的な声が上がり、罪の意識を感じた鳩山民主党幹事長が謝罪する一幕があった。民主党内もバラバラで分裂寸前を思わせる。それでいてご本人の小沢党首は、非難をまったく意に介さず居直り会見をして、新テロ法は国民のためにも、民主党のためにもそれほど重要とは思っていないと、この期に及んですごんで見せる。仮にそうだとするなら、新法案を国会に提案するまでもないではないか。ならば、それまでの新テロ法案騒ぎは何だったのかと問いたい。小沢氏の政治感覚とバランス感覚は少し狂っているのではないか。

 こういう国民を舐めきった国会議員と称するアホな「地方大名」が、大きな顔をするから政治がだめになり、国家が崩壊し、いずれ国民が路頭に迷うことになる。早いうちに、政局に明け暮れるばかりで理念のない、福田、小沢、町村、石破、両中川、麻生ら政界を牛耳る世襲議員連中を、何とかして締め出す方策を考えないと国民が、彼らの食い物にされるだけだ。

2008年1月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com