380.2008年5月28日(水) 健康診断にひとつの判断

 健康診断について、去る16日に血液検査の数値を知らされ、松本整形外科医から前立腺の件で、森内科医に相談されたらどうかとアドバイスをいただいた。23日に測っていただいた数値(PSA「4.2」)を持って森内科医院に相談したところ、「4.2」という数字ならまだ入り口なので、それほど深刻視することもないので、もう少し経過をみましょうということに相成った。当面泌尿器科医院へ行かなくて済んだ。とりあえずほっとした。前立腺の黄信号は、「4」がひとつの目安らしい。危険水域を突破したというより、警戒ランプが灯ったというところか。なんでも森内科医によれば、大体相談される人は数値が7とか8で、10の人もいるという。この数値だと完全に前立腺の検査を受けなければならないし、前立腺癌の可能性も高いとのことだった。

 先日末弟・嘉正と会ったとき、その話をしたところ、弟は15か16のようなことを言っていた。当然前立腺の検査をやってもらったが、癌の恐れはないということで一安心していた。経過措置と言ったって、どうやって「4」を上回らないように健康管理をすればよいのか。年々気になることが増えてきた。ある程度はしょうがないと思っているが、それにつけても年齢なりの黄信号が出るようになったということは寂しいものだ。

 今日駒沢大学の講座では、「新聞の上手な読み方」というテーマだった。ある程度知っていることではあるが、専門家から具体的に教わるとやはりそうか、なるほどと合点がいく。

 今日中国政府が四川省大地震の救援のため、自衛隊機の派遣などを含む支援を依頼してきた。被災者が必要とするテントが不足しているので、自衛隊のテント類を自衛隊機で運んできて欲しいというのが、本音らしい。これまでの中国の日本に対する気持ち、旧日本軍の侵略戦争の記憶、などを考えると中国も随分変わったと思う。それだけ中国が被災者への救援物資の不足、緊急輸送に窮しているからだろう。

 問題は、救援要請自体はお互いさまだから、要望に応じてあげたらよいのではないかと思う。ただ、気になるのは、折衝の仕方が慣例から言えば、外交ルートを完全に逸脱している。まだ、新聞紙上でも報じられていないが、どうも中国国防省が自衛隊に連絡してきたらしい。これを防衛省が受け、官邸の知るところとなったが、この間外務省はどうしていたのか。蚊帳の外だったのではないか。これは外交交渉とは言えない。この支援依頼は緊急性を要するというほどのものではない。どうして外務省には知恵者がいないのだろうか。頼りにされていないということなのだ。恥ずかしいという気持ちにならないのだろうか。これで外務省のコンプライアンスがまた問われる。いつまで経っても外務省の外交力は一流どころか、用を成さない体たらくである。

2008年5月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com