3392.2016年8月26日(金) カストロの故郷・革命の地キューバへ向けて

 久しぶりに羽田空港国際線ターミナルへ妻に車で送ってもらったが、新国際線ターミナルビルが完成してから利用したことがなかったので、その必要はなかったが、カーナビを使用して大失敗してしまった。わがカーナビは10年前の旧式で複雑化した道路の新規要望に応えられないのか意思とは別の方向へばかり案内しようとするので、面倒になって空港近くでoffにしてしまった。空港までは迷うことなくやって来たが、空港敷地内に入ってから以前韓国に行った時利用した掘っ立て小屋風の建物はすでになく、新しい国際線ターミナルビルへは思うように車で行けず、第2ターミナルビルから巡回バスのお世話になってしまった。

 一応案内によるとキューバ行きの人は世話役のキューバ観光情報局の池上和徳さんと神谷嘉一さん以下私を含めて14名だった。この池上さんと仰る方は、戦時中父親が同盟通信ベルリン特派員だった人で、キューバ革命後カストロ前議長からアジアでただひとり会合に招待された方だそうである。

 普通の団体とは違い、すでにエア・カナダ航空の予約を始め、座席まで確保されているので、個人的にチェックインして機内へ乗り込む。今キューバとアメリカとの間には直行便が運航されていないため、カナダのトロント経由でキューバへ向かう。そのためカナダ入国用にeTAという手続きを済ませてある。これも今年になって施行されたものだ。他にもキューバ入国用にはビザに該当するツーリスト・カードの取得と海外旅行保険証書が必要というから少々面倒臭い。

 さて、トロントまで12時間余はいくら直行とは言えちょっと長い。機内は満席の状態である。トロントでは普通ならトランジットとして待合室で目的地のフライトを待つだけの筈が、ここでは一応入国手続きと手荷物のチェックを行う。何の問題もない。ここからいよいよ目的地のキューバの首都ハバナへ向かう。ハバナへ着いたのは22時30分を過ぎていた。市街へ向かう途中で垣間見た街の感じは貧しいなということと、遅い時間とは関係なく町中が暗いという印象だった。

2016年8月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com