3390.2016年8月24日(水) 孫とアニメ映画を鑑賞する。

 横浜に住む二男から今日1日だけ5歳になる男児の孫の面倒を見て欲しいとかねてから頼まれていたので、妻とともに二男の自宅へ孫を引き取りに出かけ、打ち合わせ通り桜木町の「みなとみらい」界隈の映画街へ連れ出した。映画は幼児用アニメなので、昨日からシアターへ電話して聞いてみたり、ネットで調べた結果気が付いたことがある。

 まず問い合わせの電話はほとんど録音音声で心の籠った会話にはならない。だから聞きたいことが思うように質問できない。そして映画自体で一番気をつけなければならないのは、アメリカ製映画なので画面に字幕が表示されるのはわが孫のように文字が読めない幼稚園児には理解不能な話で、吹き替え版でないと絶対にいけないと、吹き替え版の上映時間に合わせたことである。他にも孫らしき子を連れた何人かのお年寄りを見かけたので、彼らもその点は考えてやってきたのだろう。映画が終わってから帰ろうと思っても孫には折角の機会と思っているのか、どこかへ行きたいと駄々をこねる。その挙句横浜港の大観覧車に初めて乗って港周辺を空から眺めることになった。そしてゲームセンターにまでつき合わされほとほと疲れて帰還することになった。

 さて、オリンピックも終わり日本選手がリオから続々と帰って来た。今日羽田空港に着いたチャーター機では、五輪旗を振りかざしながら小池都知事がタラップを降りて来たが、これから2020年東京オリンピックまでの4年間にクリアしなければならない課題が山積している。最大の課題は、大ぶろしきを広げてオリンピックを成功させるためにできる限りのことをやりたいと言っていた当事者たちも、開催費用が雪だるま式に膨れ上がり、当初予算の4倍になるという試算もある現状をどう解決していくのか。先般行われた都知事選中小池知事は、東京都はオリンピック予算を無駄のないよう極力削減すると公言していたが、その後も度々予算削減について触れている。後から後からたくさんの課題が出されて果たして知事が望むように東京都の予算を削ることができるだろうか。

 他にも予算上の問題がある。過去最大のメダルを獲得したリオ大会を上回るメダルを目指す以上、強化策にもかなりの投資が必要であろう。4年間かけて無駄なく資金を投入して実績を上げてほしいというのは国民の願いであろうが、国と東京都はこれらの問題をどうクリアしていくのだろうか。小池知事にとっても試金石である。

2016年8月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com