421.2008年7月8日(火)駒沢大公開講座の懇親ランチ

 駒沢大の公開講座も火曜日の2つの春季講座は、今日が最終授業である。テレビジャーナリズム論を担当する菱山郁朗講師から、先週社会人受講者と食事を一緒にしたいという申し出があって講義前に、同じキャンパス内の小ホールで6人の受講者と食事会を持ち、受講者が自己紹介を兼ねて日ごろ考えていることや実行していることを披瀝した。

 初めて足を踏み入れた会場は、素晴らしいホールで、設備といい目の前の庭園といい、まさに洞爺湖のG8並み?である。

 皆さんそれぞれに大手会社勤務を経て、余裕のある中で新しい生活を創り上げているというように感じた。向上心と積極性のある方ばかりである。62歳~69歳でまだまだ若い。昭和13年生まれがほかにも1人おられた。女性も1人おられた。

 「自己紹介図解」を全員に配布して自分なりに自己紹介を行った。少々カラーフルな図解に驚いたようだが、いつもながらまあまあの受けだったと思う。図解に関心を持ってくれたようで、菱山講師から学生が集まるときに、活用してもよいかとのお尋ねがあったので、もちろん結構ですとお応えした。今の学生はおとなし過ぎると言っておられたが、確かに今の学生は1人で何もできない。学生が自分1人で海外へ出るように勧めてみてはどうかと提言した。

 さて、今日のサミットG8は、G8宣言案が幻のように公表されただけだ。あれだけアメリカが温室効果ガス排出の目標数値設定に反対しているにも拘らず、「2050年までに世界全体の排出量を半減する長期目標を共有することを求める」ということで、アメリカとも一応「合意」できたと福田首相は考えている。

 しかし、アメリカは近年国際社会で必ずしも協力的ではない、国連で話し合うことを求めるという「合意」である。こういう遠回しの条件を付加して話し合うのも、それを理解するのも国民としては少々疲れる。もう少しズバッと決められないのか。実際には焦点がどんどんずれていくような気がする。いずれにせよ、今年のサミットG8は昨年に比べて前進なのか、後退なのか、最終日の明日になればある程度はっきりするだろうか。

2008年7月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com