430.2008年7月17日(木) 拙著の再出版、及び再販について

 昨年12月に倒産した新風舎の債権・債務を引き継いだ、文芸社から連絡を待っていたところ、本日やっと連絡があった。1月に文芸社顧問弁護士名で書状が送られてきて、事業を引き継ぐが個々の対応と処方箋については時間がかかるとの連絡だった。やっと拙著「現代・海外武者修行のすすめ」の発行について話し合う機会を持てることになった。

 本書はすでに2刷を経て、昨年倒産前の新風舎と販売計画が立てられると意見の一致をみて、第3刷の話し合いを進めていた矢先に、突然思いがけずに新風舎の倒産により計画が頓挫した。折角拡大販売に夢を持っていたのに、そのまま絶版とはいくらなんでも著者にとって厳しすぎる。何とかしてまだ販売余力のある自著を何とか市場で売りたいというのが本当の気持ちである。そういう願いで文芸社の対応を待っていた。この会社はこれまで自費出版で実績を伸ばしてきた。

 しかし、文芸社は新風舎から引き継いだ大量約7千冊の書籍をどう著者の要望に応えていくのか難しい判断を迫られているところだろう。時間もかかるし、個々の要望に対してきちんと応えられるのか。とりあえず手始めに百人の読者の要望に応えるとのことだったので、それに応募したところ連絡が還ってきた。細かい打ち合わせのために、明日文芸社へ直接出かけて話を聞いてくる。

 希望は今のまま「現代・海外武者修行のすすめ」をずっと書籍の市場で販売されることである。つかの間に担当者に尋ねたところ、次の出版は3刷にはならず、初版第1刷になるということなので、それなら新風舎版と差別化する意味でも、若干書名を変えてみようかなと考えている。いずれにしろ明日打ち合わせた際、はっきりする。とにかく絶版にならず、拙著が市場に残る可能性がはっきり見えてきた。やれやれである。

2008年7月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com