約束通り午後2時に新宿御苑前の文芸社を訪問し、同社編成企画部主任の松谷和則氏に会って拙著の再販について1時間ほど話を伺った。出版としては良い話だったので、契約を取り交わした。内容的には一部修正箇所があるにせよ、ほぼ原文のまま再び出版されることになった。写真や地図はそのままだが、表紙は新風舎のデザイナーに版権があるので、新たに作り直すことになった。書名は「現代 海外武者修行のすすめ」を新版として「新・現代 海外武者修行のすすめ」に変え、ハードカバーにする。販売価格は希望を尋ねられたが、当方として格別の希望はなく、売りやすい販売価格にしたいので、お任せすることにした。
版権は新風舎から文芸社へ移譲され、原稿・写真は手渡されたが、発行書が1冊も手渡されなかったということで、今日2冊差し上げ訂正箇所の確認をした。文芸社では、表紙は変えざるを得ないが、できれば帯文に書かれた小中陽太郎氏の名推薦文を引き続き掲載したいと希望があった。もちろん望むところでもあり、一応小中さんのご了解を得ることにしたい。
11月上旬には手元に入り、その後書店に出回るとのことだったので、今度はどの程度販売できるのか期待している。いずれにしろ、一時は絶版への道を辿りかねなかったので、息を吹き返しただけでも嬉しい。これで、次のドキュメント「停年オヤジの海外武者修行」の上梓についても、前著と張り合っていい意味でモチベーションが高まる。
さて、11日に松本整形外科で、炎症反応CRPの異常な高数値につき森内科医にも相談して欲しいと言われ、今日やっと森内科医に診ていただいた。昨年6月以来ほぼ隔月間に測ったCRPのトレンド表と、松本先生からいただいた前回の血液検査の医師用の専門数値表を森先生に診ていただき、松本先生のコメントも伝えた。何も自覚症状がなく、炎症数値だけは高い現象に森先生も首を傾げておられ、即座に胸のレントゲン写真を撮ったが、これもまったく問題なく、よく判らないまま様子を見るという結論になった。ただ、日ごろから計測している血圧が安定してきて、高い血圧が110~120になっているので、当分血圧降圧剤を使用しないで様子をみようということになった。どうもすっきりしないが、こればかりはお医者さん任せなので手の施しようがない。