3386.2016年8月20日(土) 日本400mリレーで歴史的快挙、銀メダル獲得

 今日オリンピック陸上男子400mリレー決勝で日本チームが銀メダルを獲得した感動的なシーンには思わず興奮した。歴史的な快挙である。1968年メキシコ大会でサッカー日本代表チームが予想もしなかった銅メダルを獲得した時と似たじような感激だった。

 2008年北京大会で男子400mリレーチームが銅メダルを獲得した時には、日本陸上界が短距離でメダルを獲ることはまず可能性は望めず、奇跡ではないかと思ったほど信じられないような気分だったが、今日の日本チームは更に飛躍しアメリカを抜いてジャマイカに次ぎ第2位の順位を確保したことである。そのジャマイカ・チームには五輪史上初めて100m、200mと合せて3つ目の金メダルを3大会連続で獲得したエースのウサイン・ボルト選手がいた。アンカーのボルト選手と日本のアンカー、ケンブリッジ飛鳥選手は最初互角のレースだったが、最後に差をつけられてしまった。選手たちには申し訳ないが、この偉業こそ2度目の奇跡だと思ったほどである。しかも常勝国アメリカを破り堂々の銀メダル獲得である。4人の走者の実力が揃って高いレベルにあることが最も大きいと考えられるが、さりとて4人の内これまで誰も100mを9秒台で走った選手はいないし、今大会で100m決勝に進出した選手もいない。それでいながら、世界で2番目に早いリレー・チームになれたのは、個々の実力が100%発揮できたことに加えて、正に4人の抜群のチームワークと巧妙なバトンパスのなせる技であろう。今日は何度テレビでこの素晴らしいリレー競技を観たことだろうか。とにかく素晴らしい走りを見せてくれた。

 この他にも男子50㎞競歩では荒井広宙選手が3位に入って、競歩では史上初めてのメダリストとなった。そして、女子シンクロナイズド・スイミングがチームフリールーティンで銅メダルを獲得してデュオの銅と合せて、井村コーチのチームへの復帰によりアテネ大会以来3大会ぶりにメダルを勝ち取ったことが特筆される。

 知事選直後に閉会式に出席すると言っていた小池百合子・東京都知事もリオに到着してパエス・リオ市長と会見したようだし、閉会式には安倍首相も出席することになり今日慌ただしくリオへ旅立って行った。いよいよリオ・オリンピックも終盤に近づいている。

 さて、このところ気候が不安定で暑いばかりか、台風襲来による大雨、洪水の被害が続出している。今日も北海道から北日本、関東にいたるまで断続的に激しい雨に襲われていたが、ご多聞に漏れず東京も局地的に激しい雨がやって来た。そうかと思うと、一瞬の間に晴れ間が現れたり変わりやすい気象である。ほんの数日前台風が去ったばかりだが、今日本には3つの台風が近づいている。当分天候は変わりやすく不安定なようだ。

2016年8月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com