471.2008年8月27日(水) 気仙広域連合研修第一日

 広域連合の森さんが8時に車で迎えに来てくれた。研修場所は「陸前高田市ふれあいセンター」という公共施設で受講者は21人。この広域連合を構成している大船渡市、陸前高田市、矢田町の2市1町から参加したほぼ30代の人たちばかりで、6人の女性が含まれている。2日間のスケジュールの中で、「図解」の他に「合意術」があるので、時間的には少々きつい。今日の感じでは、受講者の水準はかなり高いと感じた。ホテルの営業計画を図解する作業では、4つのチームがレベルの高さを示してくれた。PCを使わずに4チームがそれぞれ個性溢れる図を立派に仕上げたので、驚いたくらいである。明日の日程もタフで「私の仕事図」の演習時間がかなり少ないと思っていたので、説明・解説を今日最後の1時間の中に済ませた。これで明日は最初から「私の仕事図」の演習に充てることができる。明日のスケジュールに多少ゆとりを持つことができる。

 何と言ってもPCを使えないことから、作図はすべて手作業になるので、時間がかかるうえに作成した図の見映えが今ひとつ優れない。受講者には、PCを使用すれば確実に見映えが良くなりますと伝えた。

 明日の研修は、「私の仕事図」の作成と各人の発表、そして「合意術」である。夕方ホテルへ合流された八木哲郎・知研会長と「合意術」の講義内容について、新しい説明資料も加えて細かく検討し、何とか明日の研修で受講者に納得をしてもらいたいと思っている。

 イラク以上に危険になってきた最近のアフガニスタンで、日本人が1人拉致された。アフガニスタンで医療活動などを続けているNGO「ペシャワール会」の一員で、農業専門家である。4年以上も現地の農業指導に当っていた人物で、先日長い拉致から解放された大学生とは主旨が違う。拉致された場所は、アフガン領内のカイバル峠に近いジャララバードで最近不穏な情勢にあると伝えられたところだ。タリバンが関与しているとも聞く。特に最近はイラク情勢よりも、アフガン情勢の方がより深刻だと報道されている。元々山賊が出没するような場所へ、タリバンが再びその力を誇示し出したわけである。無事に解放されればよいが、相手はタリバンでもあり、少々気になるところである。

2008年8月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com