483.2008年9月8日(月) 内外ともに事件の多い、慌しい一日

 アポイントメントをとっていた東京医療センターの大島先生から診断結果の説明を受けた。CPRの数値は先月より、ほんの少々下がってはいるが、やはりリューマチということがほぼ判定された。常用薬「プレドニン」1mgを5mgか、或いはその上の10mgにして毎回悪くなるCPRが良くなったら、再び1mgに戻したらよいとお話いただいた。明日にでも、預かった松本先生宛のお手紙を持って松本整形外科へ行こうと思っている。

 今日は、いろいろな意味でニュースになる出来事があった。しかし、まあ碌なものはない。

 民主党の代表選挙告示で小沢一郎現代表以外に立候補者はなく、無競争で小沢氏が3選された。これで近づきつつある衆議院総選挙で民主党が勝利を収め、小沢氏が総理大臣になる民主党の想定路線がスタートしたことになる。それにしても相変わらず小沢氏はスピーチが下手だなあと感じる。

 先日来「三笠フーズ㈱」の事故米処理が問題になっている。政府貯蔵米にカビが生えたり、腐ったものを三笠フーズが加工米として転売していたことが判明した。事故米の中には、アセタミプリドとかメタミドホスのような毒性のある有害物質が含まれていた。三笠フードが販売した米が、焼酎、せんべい、和菓子に加工されて市販されていたのではないか。先端商品までは分らないようだが、明らかに焼酎はかなり商品まで特定できたようで、酒屋や焼酎醸造会社はカンカンである。商業道徳もここまで堕ちたか。

 アメリカでサブプライム・ローンの火元である2つの政府系住宅金融公社へ、アメリカ連邦政府は約22兆円の公的資金を投入することを公表した。デタラメな住宅ローンで世界中を混乱させ、金融不安をもたらした元凶に対する公的資金とは穏やかではないが、もう他に混乱現場を収拾する術はなくなったのだろう。連邦政府の乾坤一擲の賭けみたいなものである。日経平均相場は好感して、対前日一気に400円を超えた。ここには、金の亡者がうごめいている。

 世界的?には、日本人元バチカン大使がギリシャ人の奥さんともども娘さんの殺害に関与したとして、ギリシャの現地エビア島警察に取調べを受けているようだ。今年77歳の元大使は、エーゲ海の小さな島の別荘で悠々自適の生活を送っていたようだ。こういう国際的なインテリ層にさえもこのような猟奇的な事件が少しずつ浸透しつつあるのだろうか。まあ、何をやっても驚いていられない時代になったということなのかも知れない。

 最後の衝撃ニュースは、相撲協会北の湖理事長が辞任したことだ。最近の理事長としての仕事ぶりを見ていて当然辞めるべきだと思っていた。再び大麻陽性反応が出た、2人のロシア人力士、露鵬と白露山の解雇は当然だった。理事会も新しい武蔵川理事長(元横綱・三重の海)の下でどれだけまともな運営ができるか。9人の理事はすべて力士出身だが、この辺りに外部から常識人を招き入れ、しっかり運営してもらわなければならない。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とならなければよいが・・・。

2008年9月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com