545.2008年11月9日(日) 充実した韓国3日間の滞在

 昨晩はぐっすり眠れて目覚めがよく起床した。今日の予定を急遽変更した。献身的にフォローしてくれた桂さんがもうひとつ私が希望していた、ソウル市内の世界遺産「昌徳宮」を案内してくれることになっていたが、そのためには束草を6:30発のバスでソウルへ向かわなければ難しいので当初の予定を取り止めることにした。昨日の成功で気分を良くして桂さんと、ゆっくり金浦出発までの少ない時間を有効に楽しむことにした。

 それにしても韓国政府は韓国内の500万人の高齢者に対して金銭的な支援を行い、地下鉄のフリー乗車に限らず、老人関係の社団法人への助成により高齢者の活動にその成果が表れていることが印象に残った。韓国国内に「大韓老人会」という社団法人組織が各市町村に設置され、政府がそれぞれ補助金を出している。それによって活動の幅を広げることが出来ている。ただ、年金とか、定年後の再雇用には課題が沢山残されているようでもある。

 バスセンター6:30発でソウルへ向かった。所要時間は4時間である。高速道路へ入ってからKARPの朱会長から桂さんの携帯へ電話が入り、昨日のシンポジウムで私たちの話がずば抜けて良かったと誉めてくれ、パワーポイントをコピーにして欲しいと要望された。ここで2人、75歳の桂さんと古希を迎えたばかりの私が子どものようにまた喜び合った。講演がうまく行ったことを主催者がはっきり認めてくれたわけである。実に愉快な気分である。ソウルには途中1回15分の休憩を入れてほぼ11時に到着した。その足で高麗人参を物色に「ソウル薬令市」へ出かけたが、周囲一帯が漢方薬の匂いに満ち溢れている。軒並み薬がらみの店舗が軒を並べていて、やはり歴史と伝統という、古来の環境整備はすごいなあと感じた。

 4時に今回講師を務めるきっかけを作ってくれた八木哲郎・知研会長の幼少時代のご友人、李愚伯さんに指定の韓国料理店で初めてお会いしてご馳走していただいた。今も元気にして忙しく会社の経営に当っておられ地域でも活動しておられる。一連の内容と結果について桂さんと一緒に報告したところ、喜んでいただき労苦を労っていただいた。桂さんとは良い関係で仕事をうまくマネージすることが出来たし、2泊3日の旅は充実して実りが多く、楽しいものだった。桂さんには本当にお世話になった。これからも人生の先輩である桂さんとはいつまでも切磋琢磨して自分を磨くための師匠としてお付き合い願いたいと思っている。

 帰りの日航機内でも気分よく休むことが出来た。

2008年11月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com