623.2009年1月26日(月) 自民党はいよいよ末期症状か。

 ここ数日来昨年分の税務申告の取扱いで頭を捻っている。個人事業主として青色申告を行うのは今年が初めてなので、心構えは出来ていたが、やはり難しいとか何とかよりも、実際取り扱ってみると知らないこと、分らないことの多さに些か閉口である。勘定科目の決定も迷うところだし、これまでの素人会計では複式簿記というのがどうも分りにくい。しかし、極めて小規模の個人事業主なので、それほど沢山の勘定科目のお世話になるわけでもない。何とか青色申告会の人たちにも教えを請いながら申告書を書きたいと思っている。

 日経紙によると麻生内閣の政党支持率の世論調査では、ついに20%を割って19%となった。麻生首相は昨日珍しく国技館土俵上で、優勝した朝青龍に総理大臣杯を渡してスピーチまでやって、えらくご機嫌だった。これも貴乃花が優勝決定戦で曙を破って優勝した横綱貴乃花へ杯を手渡し、歴史に残る名スピーチをやった小泉元首相にあやかって、ご自分も朝青龍のように乾坤一擲の優勝を勝ち取りたいのだろうか。

 政党支持率にいたっては、自民党の支持率は29%まで下がって12月に比べて6%も下がり、民主党に追い越されてしまった。因みに民主党の支持率は37%で、こちらは4%上昇している。民主党の方がやはりいいというわけではないが、自民党の地盤沈下はどうしようもない。これでは今年中に予定される衆議院総選挙の結果が心配であろう。

 折も折昨日行われた山形県知事選で、2期目当選を狙う、ばりばりの自民党系現職候補・齋藤弘知事を新人の女性候補・吉村美栄子氏が、野党の支援を得て僅差で破り知事の座を射止めた。これには永田町の自民党本部も流石にショックを隠せないようだ。麻生首相が引っ張る自民党も、退潮傾向に一向に歯止めをかけられないでいる。自民党が当面している難問は、自ら蒔いた定額給付金と消費税増税である。これがデッドロックに乗り上げている。しかし、現状では政治にまったく展望が開けない。アメリカは新大統領の下で、金融危機やイラク、アフガニスタン戦争を何とか凌ごうとしている。その姿勢には力づけられる。こういうエネルギーが日本の政治家たちには感じられない。

 もう総選挙で国民の審判を仰ぐより、他に手はなさそうだ。

2009年1月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com