625.2009年1月28日(水) 税務申告について相談する。

 日経夕刊のコラム「あすへの話題」に経済学者佐和隆光・元京都大学教授が、「私の書斎」と題して新幹線の東京・京都間の車中の使い方として、PCの効果的な利用による書斎というユニークな工夫を述べている。片道2時間20分程度の乗車時間なので、確かに時間的には有効な使い方だろう。佐和教授のように毎月5回も往復し、多忙で原稿を書く時間が中々見つけられない人だとどうしてもムダのない時間の過ごし方を考えるのだろう。実際に車内で原稿も大分書くらしい。佐和教授のような高名な学者にして、1ヶ月に4百字詰め原稿用紙に換算して、50枚の原稿を書くとのことだが、字数だけから言えばそんなに多いとは思わない。私だって文章の質とか水準を問わなければ、その程度、否それ以上は書いている。むしろ一瞬だが日頃から忙しい著名学者でもこの程度の分量なのかなとやや意外な感じがしたくらいである。

 今日は青色申告書の記入方につき、玉川青色申告会の相談会に出向いて約1時間指導してもらった。中々分りにくかった点についてもある程度理解することが出来た。しかし、まだまだ分らないことが多い。相談員と話してみると勘定科目の内いくつかが自分で考えていたものとは違っていたり、想像出来なかったような勘定科目が出てきて、やはり特殊で専門的な仕事だと痛感する。習うより馴れろということかも知れないが、観念的に憶えても実務を念頭に記入してみないと中々分りにくいものだ。判断基準が分かれる事柄は自分なりの根拠を税務署に説得出来るかどうかということも大切だと思った。だが、経験を積み馴れてくれば段々分るような気もする。2月16日の申告日までに、実際に書類に記入して作り上げてみて改めて相談に伺おうと思っている。

 それにしても初体験というのは、何かと戸惑い気を遣うものだ。

2009年1月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com