656.2009年2月28日(土) 不安を煽る小沢発言

 今朝いつものように血圧を計ってみたら普段よりかなり高い。最近血圧が上がり気味で森内科医とも相談しているところだが、最初計測した時に上が188になったので大慌て。いつも3回計って中の数値を採ってグラフに記入しているのだが、あまりに高くて遂に5回も計ってしまった。結果的に188、177、190、179、192となった。どうも調子が悪い。気になったので、今日は数回計ってみようと考え、その後昼間に2回計ってみたところ159、155とどうもぱっとしない。夕方妻が湯河原から帰ってきたので、歩いて自由が丘まで軽い外食に出かけた。多少気晴らしになったのだろうか、帰ってきて計ったら131まで急降下していた。実は、このところ集中的に税務申告の準備に忙殺されていることが、血圧を上げることにつながっているらしい。今日も帳簿のつけ洩れのないよう何度も確認しながら、初めて分りにくい書類記入という厳しい体験を味わっている。今年をうまく乗り切れば、来年こそもっと要領よくできると思っている。とにかく早く書類を仕上げたい。血圧が上がらないようにセーブしながら、ボチボチ精力的にやって何とか申告期限までに間に合わせようと思う。

 一昨日の本ブログに民主党小沢一郎党首の在日米軍の再編をめぐる発言について書き込んだが、今日になってマス・メディアの報道もどっと表に出てきた。今朝の朝日新聞には社説のほかに、第4面の1/4のスペースを割いて批判的な記事が掲載されている。

 「第7艦隊でアメリカの極東におけるプレゼンスは充分だ」という小沢発言の真意を巡って、朝日社説は小沢党首に具体的な説明を求めている。小沢氏の発言からは、米軍は日本の防衛にそれほど必要としないとも受け取れる。ならば、自衛隊の現状で日本周辺の防衛は問題ないのか。そうなら、軍事予算は益々膨れ上がって自衛隊というより、これは軍隊と呼ぶべきものとなるのではないだろうか。そうだとしたら、完全に憲法に違反する。発言内容が疑問だらけである。真意を質した記者に対して、「日本の防衛は出来る限り日本が果たしていけば、米軍の負担は少なくなる」と応えた。朝日は生煮えの説明と言っている。実際、この時期にあまり得策ではない発言をしたが、小沢党首は何を狙ってこういう発言をするのか。

 深く考え過ぎると問題が一層複雑になるが、まず現在の日米安保体制下で日本の希望がアメリカに対して通るのか。遡ると日米安保体制は60年安保条約改定により確定したが、これに問題はなかったか。60年安保闘争に関わった立場からすれば、大いに問題ありと言いたいが、小沢党首はこの原点を斟酌したのか。

 いずれにしろ、当分この小沢党首の不透明発言が政界を煙に巻くだろう。

2009年2月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com