660.2009年3月4日(水) 税務申告を終える。

 やったぁ!と些か大げさに言えば快哉を叫びたい気持である。ほっとした気持もある。毎日毎日重苦しい心情だった。今日玉川税務署へ出向き、何とか税務申告を済ませた。昨年までとは異なる個人事業主としての初めての申告なので、一昨年秋青色申告会会員となってこれまでに何度か講習を受け、初歩から学び今年に入ってからも、昨年1年間に亘って家計簿に記帳していた記録を振替伝票へ記入して、それを今度は総勘定元帳へ転記して締め切るというボリュームの多い作業だ。事務量が多くて大変だったが、どうしたらよいのか全体的なイメージが描けないことと、専門用語の使い方を知らないことがネックだった。それでも連日根を詰めて作業をした結果、昨日までにやっと締め切りの一歩手前まで到達することができた。

 昨日青色申告会へ出向き、書類仕上げへ向けてのご指導をいただいた。大勢の人が押しかけると思っていたが、案外空いていたのは意外だった。午前だけでは時間が足りなかったので、比較的空いていたのを幸いに、午後も再訪することが出来て指導してもらい、何とか最終記入段階までこぎつけることが出来た。青色申告会事務局員からも昨日までの努力に対してお褒めの言葉をいただいた。

 簿記に関してはまったく素人であるが、税理士の手を借りずに独力で書類作成を仕上げることが出来たのは、自分でもよく出来た方だと思う。これで来年の予定もある程度計算できる。振り返ってみれば大変だったが、終えてみれば自分だけでやって良かったとつくづく思う。

 集中して根を詰めたので、血圧も大分乱調気味だが、これからは多少なりとも安定することを願っている。

 昨日公設秘書が逮捕された小沢民主党党首への説明責任を果たすようにとの要望に対して、午前中に小沢氏の記者会見が開かれた。

 この記者会見で不信が取り除かれたのかとの問いに対しては、‘NO’と言わざるを得ない。小沢氏が、「すべて合法的にやっているのでまったく問題ない」と述べているが、東京地検が捜索に入ったのは、表面的には合法に見えても偽装工作、或いは迂回献金で実態としては違法なやり方だと見破ったからである。しかも、献金した西松建設側がその点を認めている。このままでは小沢氏への嫌疑も払拭することは出来ない。小沢氏はもっと本質的な論点と真実を包み隠さず語って周囲を納得させなげれば、一方的に国策操作だとか、国家権力の横暴だと主張したところで説得力がない。

 当分この不透明な西松献金問題は国会、政党、議員を取り巻いて青空が見えないのではないか。

2009年3月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com