今日も朝からオリンピック関連ニュースの大洪水である。カヌー競技カナディアン・シングルで羽根田卓也選手がアジア人として初のメダル・銅メダルを獲得したかと思えば、昨年のラグビー・ワールドカップでラグビー史上最大の番狂わせと言われた、日本が男子7人制ラグビーでも、南アフリカを破った勢いを彷彿させるかのように、またもや優勝候補のニュージーランドに14-12で逆転勝ちしたことが特筆される。ラグビー・チームはその直後にイギリスに惜しくも19-21で負けてしまったが、この後ケニアに勝てば決勝トーナメントに進出できる。その活躍を大いに期待したいと思う。
今回は水泳陣の活躍が目立つが、男子200m自由形でアメリカのレジェンドとしてオリンピック史上20個目の金メダルを獲得したマイケル・フェルプス選手に次いで、銀メダルを獲得した坂井聖人(まさと)選手の活躍と、1964年東京大会以来52年ぶりの銅メダルを獲得した男子800mリレー・チームが特筆ものであろう。リレー・チームは32歳アンカーの松田丈志選手の北京、ロンドン大会に続き3大会連続して銅メダルを獲得した、チーム・リーダーとしての活躍が際立った。
余計なことかも知れないが、今大会の水泳選手には珍しい名前の選手が多い。銀メダリスト・坂井選手の名前は「聖人」と書くが、バチカン教皇庁の許可?もなく、「聖人」と言われてはキリスト教信者も真っ青だろう。そもそもキリスト教では死後長い時間をかけて厳しい審査をし、教会で公式に列聖されなければ聖人とは認められないことになっている。実際ジャンヌ・ダルクが聖人として列せられるようになったのは、死後500年近くが経ってからである。まあそんなことはどうでも好いか。
それにしてもくどいようだが、水泳選手には珍しい名前の選手が多い。銅メダルを獲得したリレー・メンバーのひとりに江原騎士という選手がいるが、彼は「騎士」と書いて「ナイト」と呼ぶそうだ。これはちょっとこじつけのように感じている。他にも女子水泳選手に今井月という選手がいるが、「月」と書いて「ルナ」と呼ばせるらしい。確かに言われてみれば、分かる気もするが、漢字の読み方を英語に翻訳して英語で呼ばせたり、似非偉人にしたり、これもひとつの流行なのかも知れないがここまで来ると些か面食らってしまう。これも時代の流れだろうが、個人的には日本人の名前にこれ以上あまり奇を衒わない方が好いのではないかと思っている。名付け親はそれなりの願いをかけたのだろうが、珍しい名前をつけられた本人にとっては当惑したり、心理的負担にならないようであって欲しいと思う。
さて、3年前に車の免許証を書き変える前に初めて高齢者講習と認知機能検査を受けたが、今日も二子玉川にある小山ドライビングスクールで、同じ検査を受けた。他に7人の受講者がいたが、中にはもう5年ぐらい運転していない人もいた。今後誕生日前後に免許証の更新をするが、その新期限が切れるのは81歳の誕生日になり、そろそろ運転を停めようと思っている年齢になるので、その点では今日が最後の更新のための講習ということになる可能性もある。
運転実技模擬運転、認知検査を含めて総合点で92点をいただいたが、同年代層の平均が76点であるのに比べて反応、技能、視野などの点でベターとの講評をいただいた。