783.2009年7月5日(日) 講演会で世界遺産について話す。

 昨春に続いてNPO・小金井雑学大学から「世界遺産を訪ねて」と題して講演を依頼された。60~70名の方が来られた。会場は都立小金井工業高校で、この工業高校は一時普通高校だった時期がある。奇しくも校歌の作曲者はわが母校湘南高校と同じく山田耕筰である。JR武蔵小金井駅から徒歩10分程度のところにある。教育環境としては中々良いところにある。八王子の近藤さんと、近藤さんと親しいJR出身の國枝さんに連絡をとったらお2人とも来てくれた。出来るだけ分かり易さと興味深さを心がけ、46枚のスライドに時間をたっぷりかけてパワーポイントで照射した。出席者にはかなりの程度理解していただけたと思う。雰囲気もよく、和やかに予定の1時間半をマイペースで話し続けることが出来た。終って久しぶりに駅周辺で近藤さんと國枝さんと夕食を楽しむ。

 私なりの疑問とか、問題提起を行った中で世界遺産のピラミッドの魅力について話したところ、偶々夜のNHKの「エジプト発掘」シリーズで、ピラミッドがどうやって出来たかということを分かり易く説明していた。偶然とはいえ不思議な感じがした。

 駒沢大学の講座でアマゾンの書籍販売について学んだが、そのアマゾンが今朝の朝日によれば国税当局から追徴課税を受けている。その額が実に140億円だそうだ。海外企業は日本にある施設を利用して利益をあげても、施設は営業活動をやらず、単なる倉庫、物資貯蔵庫という立場から本国における営業活動だけが営業であると主張している。日本における活動は営業活動ではないという海外企業の言い分は国税当局には認められない。詳しいことは分からないがどう決着がつくのだろう。

 同じく駒沢大で学んだ「グーグル検索エンジン」について、日経では第6頁全段を使って「ネット時代揺らぐ著作権」と題する特集記事となっている。グーグルと権利者との衝突、国会図書館の電子化構想について触れている。大きな問題になりそうだが、こじれるのではないかと心配である。著作権に関して改めて専門家を交えて権利者の権利を擁護する方向でじっくり話し合いを続ける必要がありそうだ。

 昨日北朝鮮が発射したミサイルは、3発どころか7発だった。北朝鮮のやり口は何とアメリカの独立記念日に合わせたものだそうである。アメリカはどう応えるのだろうか。

2009年7月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com