今朝は9時過ぎにヤマダ電機から作業員が、46インチの地デジ対応テレビとエアコンを設置にやって来た。漸く世間並みに地デジ対応のテレビを設置することにした。テレビとエアコンは担当部署が違うということから、それぞれ別様に依頼したが、結局同じ時間帯にかち合っててんてこ舞となった。やはり、地デジ対応テレビは画面が大きく画像が細かいのではっきり見えるが、機能が進化していてすべての機能をマスターするには相当時間がかかりそうだ。この点ではすっかりオジサンになってしまった。
早速スイッチを入れたら昨日に引き続いて中国・新彊ウィグル自治区ウルムチの騒乱事件について報道している。ウィグル族の中国政府に対する不満が嵩じて騒乱へつながったとの見方が微妙に変化しつつある。
今では民族対立の色彩が色濃くなってきた。その根源はウィグル地域における漢民族による支配と収奪である。年々漢民族がウィグル地区へ移住者を増加させて、支配権を強め、そこで得た収益をウィグル人へ還元せず自分たちだけで分配する支配体制の確立により、両民族間における貧富の格差が激しくなり、結果的にウィグル人の不満を募らせることになったようである。対応次第では深刻な民族対立に発展する可能性がないとは言えない。
新彊ウィグル自治区は、1933年と44年に独立を志した。しかし、中国政府により独立は認められず、中国内の1自治区として中国政府の思い通りに支配されてきた。内蒙古自治区に次ぐ広大な面積を誇り、石油、レアル・メタル等多くの地下資源を有する新彊ウィグル自治区の土地を中国が手放すはずがない。
G8拡大会議に出席する予定でイタリア・ラクイラ市を訪問中だった故錦濤・中国国家主席が開催直前になって急遽中国へ帰った。このままG8のためにラクイラに留まっていたのでは針のムシロで、プラス面は少ないと見たのではないか。世界が注視している今回の騒乱は、下手に対応すると世界中の非難を浴びかねない。さあ中国はどうする?