昨日の都議選自民党惨敗の結果を受けて政界では今朝から右往左往している。遂に麻生首相も21日ごろをメドに解散を決意して、総選挙は来月30日に行うことを与党内で合意したようである。岡目八目というように、政治家よりも政治記者の方が実態や裏話については本当のことを知っているだろうから、これからきっとマス・メディアも喧しいことだろう。
知研セミナーを虎ノ門の日本財団で予定していたので、夕方になって出かけた。今日の講師は3月に取材させていただいた評伝作家・北康利氏である。タイトルは「白洲次郎のプリンシプル」で、北氏が惚れこんだ白洲次郎をいろいろな角度から語られた。大雑把に言えば、白洲は日本人としての確たるプリンシプルを持っていた人物ということに尽きる。白洲が影響を受けたのは、何と言っても福沢諭吉である。「国を支えて国に頼らず」と独立自尊の精神を体現した福沢の日本人らしからぬ考え方と行動規範は、終戦直後に日本の進むべき道を示唆した白洲次郎の生きざまに大きな影響を与えたと話を続けられた。概略は取材の折に伺ってもおり、格別目新しい点はなかったが、いつの時代にも必ず道しるべとなる偉大な人物がいるものだと改めて感銘を深くした次第である。
昨日光フレッツの担当者が来て、先日購入したデジタル対応テレビの光フレッツ対応、つまりアンテナを必要としない機器(ひかり電話対応ホームゲートウェイ・ルータ)を旧来の機器と置き換えて、いよいよ我が家でもアンテナなしのデジタル画面を楽しむことが出来るようになった。しかし、PCに関しては、ことはそう簡単にはいかない。
PC機器に改めてIDとプロバイダーのパスワードを記入してインターネットの環境設定をしなければならない。昨日はパスワードの抽斗を失念していて、それが出来なかった。今日NTTへ電話で問い合わせしながら、改めて見つけ出したパスワードを打ち込み何とか起動することが出来た。しかし、問題はまだ解決されたわけではない。2台あるノートPCがインターネットを受信しないのだ。その内の1台がホームページの工房でここからホームページとブログを発信しているので、毎日発信しているブログが発信出来なくなる。これは困ったとPC上で調べると「LANケーブルが接続されていない」と表示された。昨日まではこれら3台のPCは無線で接続されていたので、「これはおかしい」と考えながら止むを得ず、LANケーブルでつないで何とか受発信出来るようになったが、これでは無線の意味がないし、困ってしまう。結局問題を先送りするようになってしまった。
しかし、なぜ無線が流れなくなったのだろう。また、誰かに相談しなくてはならない。