813.2009年8月4日(火) クリントン氏、金正日総書記と会談

 恒例のヨタロウ会は南千住駅近くの鰻料理「尾花」で行われた。少々早めに会場へ行ったが、開業時間の午後4時前だったので門が閉ざされ、止むを得ず周辺をうろうろ散歩していた。ちょうどそこへ須藤甚一郎さんと堀さんが来られたので、話を聞いてみると路地角に小塚原回向院があって、江戸時代の解体新書にまつわる記念碑や、鼠小僧次郎吉や高橋お伝のお墓もあるという。早速そこへ出かけてみた。小中陽太郎さんご夫妻にも行き合い同行された。

 この「尾花」という鰻料理屋さんは、かなり老舗のようで俗にいう殿様商売を営んでいる感じだった。事前に瀧澤幹事の案内状に時間前に来て欲しいと書いてあった意味がよく分かった。開門を門前で待って、そこに居る人だけを係の女性が店内に招き入れる。広い座敷の指定された卓袱台に座布団で待つ。調理場では大勢の料理人がじっと客の入り込み状況を見ている。あっという間に座敷は一杯になる。後から来た人は、玄関前で席の空くのを待つ。7時半に閉めるというから、昼間の11時半~1時半を合せても開店時間は5時間半である。老舗の食事処で7時半という閉店時間も珍しいと思う。ウナギも中々旨かった。全員満足して浅草へバスで移動。浅草で甘味ものを食べてぐるぐる回って帰ったが、秋葉原駅の「つくばエキスプレス」から地下鉄日比谷線への乗換え口がまったく分からない。表示がないに等しい。一緒にいた小中ご夫妻も、遠藤さんも見つけられない。止むを得ず駅員に聞いて、それでも一直線には辿れず、途中で店の人に聞いて漸く分かる。こういう案内板の掲示の仕方は誰が決定したのか分からないが、利用者の利便をまったく考えていない。もう少し旅客のことを考えるべきである。JR、東京メトロ、つくばエキスプレスがお互いに協力しあった案内をしていない証拠である。3社の客扱いのセンスは最低だ。

 10月にオーストリアのリンツで開催される国際ペン大会にお誘いを受けた。行ってみたい気持ちもあるが、妻の耳の具合があまり芳しくないので、当分の間空路の旅行に適しない。折角のチャンスではあるが、お断りしようと思っている。

 さて、突然クリントン・元アメリカ大統領が北朝鮮・ピョンヤンを訪れ、早速金正日・総書記と会談した。誰も予想しなかったハプニングで、私にはニクソン大統領の北京訪問以来のショックである。夕刊紙によるとアメリカは現在北朝鮮に身柄を拘束されている、米人女性記者2人の釈放と身柄の引渡しを求めている。いずれどんな話し合いが持たれたかは徐々に分かっているだろう。したたかな北朝鮮ゆえに、この後どんな取引を行うのか。まったく予断を許さない。

2009年8月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com