868.2009年9月28日(月) オムロン社から理解不能の商品説明

 敗軍となった自民党の次期将軍を決める自民党総裁選挙が行われ、元財務大臣・谷垣禎一氏が選出された。64歳の谷垣氏に対して、対立候補の河野太郎氏と西村康稔氏はともに46歳で、古い体質だった自民党も漸く世代交代の芽が見えてきた。これからは世代交代がどんどん進むことだろう。谷垣氏が自民党員6割の支持を受けたことは、若手の2人があまりにも激しく年長者の退場を促したことへの反感もあるのではないか。いずれにせよ惨敗を喫した自民党がこれから、どう体制を建て直し、国民の信頼を取り戻していくのか、麻生総裁に比べれば、よほどまともな谷垣氏の双肩にかかっている。ここは、しばらく谷垣氏のお手並み拝見といきたい。

 さて、20日の本ブログに取扱説明書の分かりにくさについて書いた。早速万歩計の製造会社・オムロン社へ電話してみた。ところが、always busyでつながらず、止むを得ず取扱説明書について不満を書いたブログを読んで欲しいということと、当方の憤懣やるかたない気持ちを書いてFAXを送った。4時間半後にオムロンヘルスケア㈱のお客様相談室の担当者から丁重な返事が送られてきた。だが、冒頭の時候の挨拶文からして間違っている。9月末にもなって「向暑の折から~」もないだろう。鸚鵡返しに返事を書いている習慣から、手紙に向き合っていないことが推察出来る。それでも私のブログを読んでくれたという。質問の中に説明書では分からず、これでは苦情が寄せられるのではないかと尋ねたが、やはり顧客から苦情がたくさんあると書いてあった。それはそうだろう。苦情があって当然である。

 もうひとつ、近くにオムロン直営店があればそこへ行って教えてもらいたいとの質問には、NOとあった。東京にはサービス・ステーションがないらしい。その代わりに改めて使い方が書かれてあったが、時間の合わせ方以外はやはり分からなかった。妻も分からない。使い方なら簡単に書ける筈だが、オムロン社員の中には素人に分かるように説明出来る知恵のある人がいないのだろうか。しかし、これではあまりにも顧客に対して失礼だし、無責任である。消費者がいくら努力しても使い方が分からない商品を製造し販売しているわけだ。

 どうして顧客へのサービスにサービス・ステーションぐらい開設出来ないのか。これでは売りっぱなしで、売った以上後は買った人が自分で考えろと言っているようなものではないか。酷いものである。こんなことが一流の企業として許されるのだろうか。オムロン社の販売姿勢を問いたい。結局中途半端のまま万歩計を使うことになるが、いつまで我慢出来るか。いくら読んでも理解出来ないということは、メーカーに購買者に分かってもらおうとの気持ちがないことと、説明がうまくないからだ。これはもう欠陥商品と呼んでもよいのではないか。いずれ近いうちにこういう欠陥商品を売りっぱなしにしている会社の不条理について、消費者センターに問い合わせてみようと思っている。

2009年9月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com