894.2009年10月24日(土) 気のおけない高校同期会

 羽田空港内の「ギャラクシー」というレストランで高校時代の同期生会が開かれた。ここは同期の金川くんが社長をやっていたところだ。年々参加者が減っていくのは止むを得ないと思う。卒業して52年で同期生401名の内、すでに53名が黄泉の国へ旅立った。今年は昨年よりまた減って70名弱の参加者だった。誰かが言っていたが、こういう会に出席出来るのは、「健康」「心配事」「金銭」にあまり気にかけるほどのことがないからだと。幹事の冒頭の挨拶が良かった。話の話題が偏り勝ちになるので、今日は「健康」「年金」「孫」の話は避けようと言った。20歳ほど年長なら、さらに「軍隊」「戦争」が要注意用語になるのだろう。もう70歳を過ぎているので、容貌を見ると差があるのは止むを得ない。老けて見える同級生がいる一方で、やけに若く見える同級生がいる。久しぶりに出席する仲間同士では話は大体通じるから気楽である。

 ラグビー部の大島くんの奥さんの具合が悪いと聞いていたが、やはり特殊な病に冒され身体が自由に動かないと言っていた。長期の旅行も出来ないと言っていた。揃って元気な時は、夫婦でニュージーランド、アメリカ、イギリスにも行っていたようだし、気の毒に思う。

 民主党政権についても話が出たが、亀井金融・郵政担当大臣の強引な手法と、日本郵政㈱社長に内定した斉藤次郎氏の人となりについて批判的な話が出た。元通産次官の牧野くんが出席予定だったが、その場にいなかったので、元大蔵次官だった斉藤氏の記者会見における受け答えが話題に上がった。周囲の政治家が、次官を辞めて14年になるので、斉藤氏が元官僚というのがおかしいとの説に口裏を合わせるが如く、斉藤氏自身が自分は官僚とは思っていないとの言葉が嫌がられる。誰が何と言おうと、斉藤氏が官僚中の官僚であることは紛れもない。こういう居直り人間を、「民より官へ」の道を作ろうとして任命するところに、鳩山首相や亀井大臣らの鈍感さがある。とにかくこういう気楽な同窓会でも、悪評サクサクなのは相当タチが悪いということだ。

 明日は京都の中学時代の同窓会で、卒業以来55年ぶりに会う清水先生や、可愛い女生徒だった麗人たちの顔を見るのが楽しみである。同窓会が終ってから親しかったクラスメートとは会うことを約束しているので、これが大きな楽しみ。

2009年10月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com