903.2009年11月2日(月) ラグビー人気はイマイチ、人気復活を願う。

 秋はスポーツのシーズンでもある。野球の早慶戦で母校・慶応は早稲田に2戦2勝して勝ち点を挙げたが、それでも優勝は明大に持っていかれた。勝率では上回っても勝ち点が及ばず、2位に甘んじることになった。その悔しさが乗り移ったわけでもあるまいが、全勝校同士の対戦となったラグビーの慶明戦では、慶応が明治を39-5のスコアで圧倒した。

 一時期はラグビーの、とりわけ早明戦の人気が学生スポーツの中ではダントツだったが、今や他のスポーツに押されてラグビーは、隅の方に追いやられてしまった感がある。実際今朝の朝日のスポーツ面は5頁分もあるが、慶明戦ラグビーは、ほんの1/2段ほどしか書かれていない。

 1番大きく取り上げられたのは、日本シリーズの巨人対日本ハム第2戦で、この試合だけで全2面を費やしている。次いで、伊勢で行われた全日本大学駅伝、男女ゴルフトーナメント、野球の早慶戦と東京六大学、ワールドシリーズにおける松井秀樹選手の2試合連続ホームラン、競馬天皇賞、サッカー天皇杯3回戦とサッカー情報、バンクーバー冬季オリンピック・ニュースと続いている。どうもラグビーは分が悪い。7人制ラグビーがオリンピック種目として正式採用が決定したので、これからはもう少し注目されるようになることを期待したい。

 さて、今頃になってと言いたいところだが、やっぱりやっていたかというのが正直なところである。

 今朝の朝日1面トップで扱われていたのが、「拉致機関 金総書記が指揮」である。記事によれば、北朝鮮による日本人拉致事件を計画・実行した朝鮮労働党対外情報調査部が、金正日から直接指揮を受ける形で活動していたことが分かった。国家のトップが他国から罪のない人間を拉致するという大罪を指示していたのである。

 2002年9月日朝首脳会談で、金正日が「特殊機関の一部が妄動主義、英雄主義に走って行ってきたと考えている」と小泉首相に謝罪した情景はテレビ画面でも映し出され、日本中に拉致被害者家族に対する同情の気持ちを湧かせた。その際、悪漢・金正日はすでに犯人には処罰を課したなどという大嘘をついていた。小泉首相と会見した時のあのふてぶてしい態度を思い出すと、金正日のあのいかにも白々しい言葉にさもありなむというのが率直な気持ちである。人間の屑である金正日に対しては今更何を言ってもムダであるが、世界中に害毒を撒き散らし、多くの人たちを悲しみのドン底へ突き落とす行為をいつまでも黙って見ていなければならないのかと思うと、拉致家族ならずとも許し難い気持ちに捉われる。あのイラクのフセイン前大統領ですらいとも容易く黄泉の国へ送られた。何とかして金正日に鉄槌を下す手立てはないものだろうか。

 夜になってカルザイ氏が日程を繰り上げてアフガニスタン大統領に再選されたとのニュースが入ってきた。

2009年11月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com