924.2009年11月23日(月) 熱戦の早慶ラグビーに興奮

 毎年今日11月23日にラグビー伝統の定期戦・早慶戦が秩父宮ラグビー場で行われる。今年もテレビ観戦となってしまったが、2つの点で注目していた。

 ひとつは、早慶ともに今日まで関東大学リーグ戦対抗戦で全勝街道を突っ走り、今日の試合は優勝を賭けた一戦ということである。

 もうひとつの注目点は、慶応ラグビー部で久しぶりに母校湘南高校ラグビー部OBの栗原大介くんが出場したことである。彼は私がラグビー部OB会長を務めていた最終年、2007年に母校ラグビー部主将だった。圧倒的な突破力があり、母校メンバーをぐいぐいリードして県大会で母校をベスト8へ進めた。国体優勝の神奈川チームにも選ばれ、期待出来る選手だった。慶応に進学し、これからどのように成長していくか楽しみにしていた。入学早々大きな怪我をして、1年間を棒に振ってしまいラグビー人生にも黄信号が灯ったが、今年はそのハンデを克服し2年生ながらレギュラーポジションを獲得した。中々の努力家である。最近の試合でも活躍していると聞いていたが、優勝を争う慶応でレギュラー争いに勝って試合に出場するというのは、立派なものだ。今日は特に目立つような派手なプレイは見られなかったが、その中でひとつだけ目立ったプレイがあった。ラック状態の中で早稲田ボールを奪ったプレイは、良かった。解説の元日本代表・坂田正彰氏も誉めていた。

 今日の試合を実況放送していたNHKの豊原謙二郎アナも母校ラグビー部OBである。彼は早稲田OBだが、やはり同じラグビー部の後輩が活躍するのを実況中継するのは、きっと嬉しいに違いない。

 栗原くんもこれから一層厳しいトレーニングを積んで逞しく成長し、日本代表選手を目指して頑張って欲しいと願っている。

 今日の試合結果は、追いつ追われつの末慶応が早稲田に追いつかれ、20-20の同点引き分けとなり、優勝は最終戦に持ち越された。後半は慶応が押されていたが、トライ数では上回っていた。結果的に相手ゴール前のフルバックの落球とペナルティ・キックの差が勝敗を分けたが、勝てない試合ではなかっただけに、少々悔いが残る。

 ラグビーに倣ったわけでもあるまいが、甲子園では今日オール早慶戦の野球が行われた。これは慶応が10-5で早稲田を破った。

2009年11月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com