995.2010年2月2日(火) 横綱・朝青龍の今後は?

 昨晩遅くなって雪は益々深々と降り積もり窓の外を覗くと一面の雪景色だった。果たして今朝起きてみると久しぶりの銀世界となっていた。わが家の庭も雪を被って中々風情がある。特に日本庭園の松や楓に雪を冠すると一層日本的な風景になる。

 昨日日本相撲協会で理事選挙が行われ、過去の慣例に逆らって立候補した元横綱・貴乃花が予想を覆して当選した。一連の流れを見ていると昔ながらの古い体質が浮き彫りになる。相撲界では、内々の論理と根回しが当たり前のように考えられている。しかし、それに縛られていた相撲界も、あまりにも世間離れしたトラブルを頻発させて反発を買い、そろそろこれまでのやり方が通らなくなっていることに気づくべきである。

 最近の相撲界はスキャンダルのオンパレードで見苦しい限りである。今また大横綱と呼んでもよい朝青龍が、1月場所中に酒に酔って一般の人を傷つける暴力事件を引き起していたことが表沙汰になり、横綱にあるまじき行為として深刻な問題になっている。貴乃花新理事は早速朝青龍問題に対処することになる。

 貴乃花について言えば、相撲界の改革を表に立候補したが、具体的な言葉としては何も提起しておらず、他の9人の旧理事の間に入ってどれだけ思っていた通りの刷新や改革が出来るか未知数である。ましてや、「重圧を感じる」「武蔵川理事長の下で協力する」等の言葉からはおよそ「改革」のメッセージは伝わってこない。しかし、貴乃花の改革宣言がひとつのきっかけとなり、相撲界が目覚めて発展するようになれば、理事選挙に打って出て当選したことは、それなりの意義があるということかも知れない。

 一方朝青龍については、もう「引退」しかないと思う。今まで散々お灸をすえられていながら、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」を毎度繰り返している。懲りない人だから、いま仮に罪を許してもまた同じ過ちを繰り返すのではないか。

 明後日理事会が開催され、お沙汰が出る予定だ。わがままのし放題だった暴れん坊・横綱朝青龍もいよいよ年貢の納め時か。

 さて、夕方地下鉄湯島駅で知研・久恒理事長と八木会長と待ち合わせ、9日から始まるTEI社の「図解塾」の打ち合わせを行った。もうひとりの講師・中村さんは仕事の関係で来られなかった。凡その講義の流れとテキストの作成方について話し合い、福島県で使用していたテキストをベースに資料を抜き出して「図解塾」用テキストを作成し、TEI社へ持参してもう一度同社と付き合わせることにした。近日TEI社へ伺って詳細を詰めてこようと考えている。

 帰ってきたら昨日の留守電に続いて「選択」誌・湯浅編集長より回答書が届いていた。NHK番組に関する内容の正当性を訴えるものだった。回答を了としたが、この期に及んで迅速なコンタクトが必要だということが漸く分かったようだ。

2010年2月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com